「今の自分にだめ出しをしてくれる人」。
そのような人を見つけ、その人から離れないようにすること。
そんなことが自分の成長にとってとても大事だと思っています。
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「今の自分にだめ出しをしてくれる人」の存在
「今の自分にだめ出しをしてくれる人がいるから、成長できたと思っています」
昨日、ビジネス講座に通っていたメンバーとの同窓会でした。
そこで、同期の女性が上記の言葉を語っていて、とても印象に残ったのですね。
さて、「今の自分にだめ出しをしてくれる人」。
あなたには、「今の自分にだめ出しをしてくれる人」がいますか?
もしも「今の自分にだめ出しをしてくれる人」がいないとしたら、あなたの成長スピードは鈍っているかもしれません。
私自身、師匠やメンターの方々から離れないようにしています。
彼らをベンチマークしているのは、「今の自分にだめ出しをしてくれる人」だからです。
彼らは、私にとって、
・人間的な意味でも「今の自分にだめ出しをしてくれる人」
・ビジネスの成果でも「今の自分にだめ出しをしてくれる人」
・考え方や行動についても「今の自分にだめ出しをしてくれる人」
です。
私は調子にのりやすいので、、、そのような人たちがいないと、「今の自分のままでいい」と思ってしまうところがあります。(^_^;)
しかし、そのようなことはあり得ず(笑)、得たい未来に向かっていくなら、さらなる行動量が必要です。
師匠たちの存在は、私に常に「もっと輝け!」と言ってくれているように感じているのですね。
自分が「これは正しいことだ」と思っていることに間違いがある
私自身、自分が「これは良いことだ」「これは正しいことだ」と思っていることに取りくんできました。
ただ、当然のことながら、それだと壁にぶつかるのですよね。
本などで学んでいると、「成長するためには、壁が必要だ」という言葉を、よく目にします。
それは真実でしょう。
私も、頭では理解しています。
その一方で、私の本心には「できれば壁にぶつからずにスムーズに前に進みたいなあ」という気持もあります、、、
自分にとって「これは正しいことだ」と思っていることをやっているのですから、当然、スムーズに行くはずだと思っているわけです。
誰だって、あえて手痛い失敗をするのは避けたいはずですよね。
ただし、そのような気持で進んでいると、やはりうまくいかずに壁がやってきます。
このようなときに、気づくわけです。
・自分が「これは正しいことだ」と思っていることに間違いがあるのではないか?
ということに。
もう一度書くと、
・自分が「これは正しいことだ」と思っていることに間違いがあるのではないか?
ということを発見すること、これが大事なのですよね。
自分が「これは正しいことだ」と思っていることをやっているのに、自分が期待している成果がでないとき、苦しさを感じます。
思っていることが、現実に反映されないからです。
しかし、「うまくいってない」という事実を見たくないものですよね。
「これは正しいことだ」と思い込んできたことを変えるのは嫌だからです。
「これは正しいことだ」と思い込んできたことが「間違っている」かもしれないと認めるのもしんどいです。
それでも、その「これは正しいことだ」と信じてきた考え方を手放せないうちは、間違った状態がずっと続くのですね。。。
私は、ひとりビジネスに関して、「師匠からビジネスのやり方を学ぶ」という方法をとってこなかったので、ずっと壁がありました。
そして、壁にぶつかり続けてきたのです。
自分至上主義をゆるめるための「今の自分にだめ出しをしてくれる人」
そのようなときに出会ったのが、昨日の同窓会で出会ったビジネス塾の師匠とメンバーたちでした。
当時の自分には、かなり思い切った投資をして、ビジネス塾にのぞんだことをおぼえています。
そのときに決意したことがあります。
ビジネス講座に通う半年間は、
・自分が「これは正しいことだ」と思ってきたことを手放す
ということです。
それが、当時の私にとって、とても重要な決断でした。
それまでの私に成果が出ていなかった理由は簡単です。
私が「これは正しいことだ」と思っていたことが間違っていたからなのです。
「これは正しいことだ」と思っていたことが間違っていたのですから、成果が出なかったのは当たり前なのですね。
では、成果を変えるためにはどうするか。
それまでの自分が、「これは正しいことだ」と思っている思考を根本から変える必要があるわけです。
自分なりの正しさにこだわるのはいいことなのですが、それは思い通りの人生を生きているときだけです。
思うような成果が出ていないのであれば、何かを変える必要があります。
変えられないのだとしたら、現状に甘えているだけなのかもしれません。
私は、それでは「嫌だ!」と思ったのです。
だからこそ、自分が得たい未来があるのなら、「自分にダメ出しをしてくれる人」が必要なのだと考えています。
実際、どれほど親しい友人でも、「伊藤さんが正しいことだと言っていることは間違っているよ」と指摘してくれることは少ないでしょう。
日々のアクシデントも、「伊藤さんが正しいことだと言っていることは間違っているよ」と教えてくれるわけでもないですよね。
本を読んでも「伊藤さんが正しいことだと言っていることは間違っているよ」と指摘してくれるわけではありません。
ですから、「この人になら、だめ出しされても仕方がないな」と自分が思える人でないとだめだと思います。
そのだめ出しをきっかけにして自分で行動して、現実と格闘して、結果からのフィードバックを受けて、また行動を変えていくことが大事なのです。
少なくとも、今の私が10年前より成長しているのは、そのような師匠たちの存在があったからこそだと、心の底から実感しています。
もちろん、しかるべき人からのだめ出しが大事ですよ。
ただの知人に「伊藤さんが正しいことだと言っていることは間違っているよ」と言われても素直に従う気にはなれません(笑)。
それなのに、もしあなたに師匠のような存在の人がいないとしたら、成長機会を大きく損失していると言えるかもしれません。
あなたの存在は本当に貴重で価値があるものですが、自分のやり方にこだわりすぎて、ほかの人を尊敬できないとしたら、少し自分至上主義をゆるめてみるといいかもしれませんね。
そのようなことも含めて、「今の自分にだめ出しをしてくれる人」をしてくれる人を求めているのです。
私は、そのようにして成長するが大事だと考えていますし、力もつくと考えています。
あなたもぜひ、「今の自分にだめ出しをしてくれる人」を探してみましょう。
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■編集後記
昨日は、午前中にコーチングセッションを2件。
夜は、中村塾の1年ぶりに同窓会に参加。
各人がそれぞれの成長を遂げていて、たった1年でも人は変わることができることを実感。
勝ち負けではないのですが、やはり同期のがんばりは刺激されるものがありますね(笑)。
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