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「モーニング・ページ」の習慣。5つのメリットと3つのデメリット

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「モーニング・ページ」という新しい習慣を試して2週間ほど経過しました。

体験してみたメリットとデメリットをまとめました。




 

「モーニング・ページ」とは?

「モーニング・ページ」とは、どのような習慣なのでしょうか。

方法はとてもシンプル。

下記の3つのステップです。

(1)ノートとペンを用意する

(2)朝時間に実施する

(3)とにかく3ページを埋める

以上です。

簡単ですよね。(笑)

ひと言でいえば「毎朝、ノートに向かって思いつくことを書くだけ」です。

ノートやペンに指定はありません。

お気に入りのアイテムでも、普段使いの文房具でもOK。

フォーマットはありません。

余白に向かって、自分の思考を書き出していくのです。

内容は何でもOK。

昨日の自分を絶賛する。

苦手な相手へのクレームを書く。

今日やることをイメージしながら「面倒くさいな・・・」と書く。

どのようなことでもいいのです。

大事なルールは「とにかく3ページ書くこと」です。

余白をつくらないくらいが理想的ですね。

そして手書きということも重要。

時間は私の場合、だいたい15分前後です。

ほとんどなぐり書きなので。

あとから読めないかもしれません。。。

でも、とりあえず3ページ埋めることを目標にしています。

この「モーニング・ページ」は、本「新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。」(著者:ジュリア・キャメロン氏)で紹介されているメソッドです。

 


 

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「モーニング・ページ」の5つのメリットと3つのデメリット

「モーニング・ページ」を試してみて感じたメリットとデメリットをご紹介します。

まずはメリット5つです。

 

1:素直になれる

1つ目は「素直になれる」です。

じつは私たちは普段は自分の心に素直になる時間が少ないのです。

目の前にやることがたくさんあるので、意識が外に向きがちですよね。

だからこそ「モーニング・ページ」のようにあえて向き合う必要があるのです。

紙の上では不思議と素直になれます。

「こんなこと考えてるんだな〜」と意外な自分に出会うことができます。

 

2:頭の中がクリアになる

2つ目は「頭の中がクリアになる」です。

頭の中の不安やもやもやを書き出すので、頭の中をそうじしたような感覚です。

本書では「モーニング・ページ」を「脳の排水」とたとえています。

このたとえが秀逸。

やってみていただけるとわかりますが、本当ににごった水が浄水されたような感覚があります。

 

3:瞑想の効果がある

3つ目は「瞑想の効果がある」です。

「モーニング・ページ」は、まさに「書く瞑想」です。

ノートに向き合っている間、集中していると「フロー状態」に入ります。

これが心地よいのですよね。

その効果は日中にも続いている感じがします。

このあたりの効果も瞑想に似ていて、「書く瞑想」と言われる理由がわかります。

 

4:アイデアが浮かぶ

4つ目は「アイデアが浮かぶ」。

書いている最中に、ふっとアイデアが浮かんでくることがあります。

それは仕事のことでもありますし、プライベートなことでもあります。

ブログのネタやワークショプのネタもふってきました。

書き出しているので、思い出せなくなる心配もありません。

 

5:やる気が高まる

5つ目は「やる気が高まる」です。

「モーニング・ページ」を書いていると、やらなくてはいけないことややろうと思っていたことも書き出すことが多いです。

それをさらに書いていると、優先順位が決まってくることや、「これをやりたいな」という気持ちになってくるのです。

先述のとおり、これが本音なので行動にうつしやすいのですね。

心や思考が整理されると、体が動けるようになってくるのでしょう。

 

以上が「モーニング・ページ」を実践して感じた5つのメリットです。

次は、3つのデメリットにいきましょう。

 

1:時間がかかる

デメリットの1つ目は「時間がかかる」です。

手書きというのは、とても非効率。

タイピングならさらっと書けますし、後から読み返すこともできる。

それが手書きだとできません。

1ページ書ききるのに早くても5分はかかります。

3ページだと15分。

朝時間に15分はかなり重たいですね。

 

2:朝に取り組むという制限がある

2つ目は「朝に取り組むという制限がある」。

「モーニング・ページ」というネーミングどおり、朝に取り組むことに意義があります。

理由は、朝のボーッとしたときのα波が出ている状態くらいが無意識にアクセスしやすいからです。

たしかに、夜になると仕事を終えて顕在意識が活性化しています。

そこで「モーニング・ページ」を書いても感情よりも理知的になってしまうでしょう。

それだと、「モーニング・ページ」の目的を果たせないのですね。

 

3:効果がわかりづらい

3つ目は「効果がわかりづらい」です。

感情のおもむくままに3ページを書き連ねる。

目に見える成果物はそれだけです。

でも、それはダイヤの原石のようなもので、その時点でははっきりした効果がわかりません。

その有効性や効果は事後的に理解できるものだと思います。

私も2週間程度なので、劇的な効果というレベルでは効果を体感していないというのが率直な意見です。

 


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「モーニング・ページ」は「ジャーナル」である

古来より、活躍してきた人たちは「紙に書く習慣」で思考を広げたり深めたりしてきました。

私たちも、それを見習わない手はありませんよね。

思考を書き出すこと自体は、1度に何度書いてもかまいません。

もちろん、朝時間の10分でもOKです。

頭の中にあるものを紙に書き出しましょう。

「モーニング・ページ」は、「ジャーナル」です。

ジャーナルとは「日誌」のこと。

「ダイアリー(日記)」とは違うことに注意しましょう。

日記は、自分に起こったできごとを中心に書くものです。

一方のジャーナルは、「モーニング・ページ」のように、

・あなたの頭の中に浮かんでいること

・言葉にならない感情

・いま感じている気持ち

・自分をほめたたえる

といったことを「自己省察」するところです。

書く習慣は、「KPT」などのようにフォーマットがあったほうが書きやすいこともあります。

ただ、「モーニング・ページ」のように何もない余白に感情を書き出す習慣も重要なのです。

本当に自由な紙の上だと、最初はとまどうかもしれません。

でも、1日5分でも10分でもいいので書き続けてみる。

きっと「手で書く快適さ」を感じられるはずです。

書いているうちに浮かんできた気づきやアイデアは、あなたの日常に彩りを加えてくれるでしょう。

 


 

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新しいプロジェクトへの取り組みを話し合いました。

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脳をクリエイティブモードにするための締め切り効果と編集スキル | 【良習慣の力!】ブログ


 


 

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