自分の言葉で人を動かす。
ブロガーなら誰でも狙っていることですよね。
人を動かすためには、私は、
その1:論理的に伝えれば、人は動く
その2:認知度が上がれば、人は動く
その3:テクニックを使えば、人は動く
と考えていましたが、それはすべて勘違だったということに、本『「自分の言葉」で人を動かす』を読んで気がつきました。
では、どうすれば人は言葉で動くのでしょうか?
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「人を動かす伝え方」の3つの大きな勘違い
著者の木暮太一さんによれば、人を動かす伝え方には大きな3つの勘違いがあります。
それが、
勘違いその1:論理的に伝えれば、人は動く
勘違いその2:認知度が上がれば、人は動く
勘違いその3:テクニックを使えば、人は動く
です。
冒頭でも書きましたが、私はすべて当てはまっていました。
つまり、すべて勘違いしていたということです。(^_^;)
伝えるときに生まれる3つの感情
人が相手に伝える場合、3つの感情があります。
それは、
・言いたい
・認められたい
・教えたい
です。
人を動かすために必要な視点は何でしょうか?
言いたい
ただ自分の言いたいことだけ言おうとすると、聞いている相手をないがしろにしてしまいます。
いわゆる自慢話はこの「言いたい」カテゴリーにはいります。
そのため、聞いている人は「どうでもいい。。。」と思いがちです。
認められたい
「社会貢献に命をかけます!」という言葉は素晴らしいです。
しかし、どこかに「すごいことをやっている自分を認めてほしい。」というニュアンスが伝わってくる人もいます。
著者は「血が通っていない」という表現をしていましたが、よくわかります。
これも、伝わりづらいです。
教えたい
ここで出てくるのが「教えたい」です。
「教えたい」は、
・言いたいこと
・認められたい
ことの中間点です。
バランスがとれているのです。
でも「無難すぎない」、ほど良い感じです。
ここは、著者の
「本当に教えたいこと」を書いたら、読者に「人生が変わった」と言われた
というエピソードがじつに印象的ですので共有しましょう。
「教えたいこと」を書く以前の著者は、経済などをわかりやすく解説する本を書かれていました。
解説本は評判が良く、「この本のおかげで理解できるようになりました」という反響がありました。
ベストセラー作家となり、売れっ子の仲間入りです。
しかし、著者は当時の自分を「ミスター無難」と称していました。
「借り物の言葉」した使えない自分に、長い間悩みを持っていたというのです。
そんなとき、著者は、「資本論」と「金持ち父さん、貧乏父さん」という時代を代表するベストセラーの共通テーマを発見しました。
それは著者のオリジナルな視点でした。
このとき生まれた感情は何か?
それこそが「教えたい!」だったわけです。
当時その想いを持って書いた本が「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」という本です。
これもベストセラーになりました。
ただ、これまでのベストセラーと違っていたのは、読書からの感想です。
その感想とは、
「独立起業します!」
「自分の進む道を見つけました!」
「人生が変わりました!」
というようなもので、実際の行動にうつしてくれる方が多かったのです。
まさに「言葉で人を動かす」。
「教えたい!」という視点は、それほどにインパクトを持っているのですね。
自分の感情に「誰に?」視点を加えよう
「教えたい!」と視点が良いのは必ず、自分の感情に加えて、「誰に?」という質問がセットになってくることです。
人に何かを伝えるときは、「誰に?」という視点が不可欠ですよね。
たとえば、新聞の「人生相談コーナー」が好きな人は多いでしょう。
あの文章は、なぜ響くのでしょうか?
それは、回答者の方が、悩み相談者に対して親身になって語りかけているからです。
その姿勢は「誰に?」が明確で、常に相手本位です。
だからこそ、読者である私たちにも響くのですね。
生きていれば、自分にとって新しい体験や貴重な経験をしているものです。
そのような経験を、自分の感情から広げて言語化してみる。
それによって、そのひと固有の資産となります。
あなたが感じる、あなたの「教えたい!」という気持。
それをブログに書いてみましょう。
そういう私も、本書を読んで「教えたい!」と感じて本記事を書いたのですけれども(笑)。
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■編集後記
昨日は、本来は会社に夏休みを申請していたのですが、ちょっとしたトラブルが発生。(T_T)
少しだけ出社しました。
ただ、お盆中は電話も鳴らず、仕事に集中できますね。(^_^)
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