人間は、本来持っている能力のほとんどを引き出せていない、とは、よく言われることですよね。
本来の「聴力」の能力を引き出したいと思える映画を観ました。
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映画「Ray/レイ」を鑑賞して印象に残った強烈なシーン
少し前の話になりますが、ずっと観たかった映画「Ray/レイ」を観ることができました。
「Ray/レイ」は、ミュージシャンの故レイ・チャールズの伝記映画です。
映画のストーリーはさておき、話題になっていた印象的なシーンを観ることができました。
それは、レイ・チャールズが将来の奥様とのデートのシーン。
レストランで食事をしています。
当時すでに失明していました。
2人の会話の中で、レイがおもむろに彼女に伝えます。
「いま、ハチドリがとまったね?」
彼女には、なんのことだかわかりません。
しかし、カメラがレストランの窓際をうつすと、窓ガラスにハチドリがとまっていたのです。
レイ・チャールズは視力を失ってしまいましたが、その代わりに、超一流の「聴力」という能力を手に入れていたのです。
ほかの人が聞こえない音がきこえているのです。
コーチはクライアントの話を「傾聴」以上のレベルでききとることが必要
これは、まさにコーチングの「傾聴」と同じです。
コーチはクライアントの発する言葉を注意深くききます。
発言の内容をききとるのはもちろんなのですが、ただきくだけでは「傾聴」です。
普通なら、「傾聴」でもよくきいているレベルでしょう。
しかし、コーチングにとって重要なのは、もっと深いレベルでクライアントの話をききとることです。
要は、話の根底にある不安や悩みのトーンをききとることもコーチには求められるのです。
たとえば、クライアントがコーチに隠している情報が話や表情から読み取れたら、コーチは鋭くききとる必要があるのです。
クライアントは、自分に都合の悪いことをコーチに隠すときもあります(意図的ではないにしろ)。
または、自分の可能性に制限をかけたり、できない理由をあげたり、無意識のうちにブレーキをかけていることも多いのです。
そのような、「声なき声」をききとる必要があるわけです。
「きく力」を鍛えて、話している人の「声なき声」をききとってみよう
コーチは、同時にさまざまな領域で話をききます。
現在、クライアントが、
・どの程度好調なのか?
・どこでバランスを見失っているのか?
・どのプロセスでとまっているのか?
ということに注意してきくのです。
つまり、コーチは、それくらいに「聴力」を鍛える必要があります。
いや、耳が本来持っている「ききとる力」を引き出してあげなくては、一流のコーチには近づけないのですね。
私は、レイ・チャールズのように、窓辺にとまったハチドリの音がきこえるレベルまで、「ききとる力」を鍛えたいと思います。
簡単なトレーニングがあります。
それは、電車にのったときに目を閉じてみる。
電車の中での会話で、会話している人たちが、
・どのような関係性か?
・どのような感情を持っているか?
・年齢はどのくらいか?
など、ききとってみることです。
ある程度予想ができたら、目をあけて、答え合わせをしてみる。
これが当たるようになれば、上司や部下、大切な人の「声なき声」がきこえてくるようになるかもしれませんよ。
ぜひ、おためしくださいね。(^_^)
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■編集後記
珍しく、社外の友人から電話がかかってきました。
話題は多岐に渡ったのですが、話をしているうちに、私のビジネスに対する大きな気づきをえました。
言語化能力が高い人というのは、「モヤモヤしていることをビシッとした言葉にできる人」ですね。
うらやましいです。(^_^)
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