学ぶ習慣

映画やドラマを早送りで観ない理由

投稿日:2024/07/15


「早送りで映画やドラマを観る」という風潮にちょっとした違和感があります。
その違和感は、どこからやってきていたのか。
理由を言語化してみました。




 

なぜ映画やドラマを早送りしたくないのか

映画やドラマを観る時間。
あなたはどれくらいとっているでしょうか。

以前の私は、映画やドラマはなるべく観ないようにしてきました。
大きな理由は、時間がかかるからです。

映像コンテンツは、早送りして観るわけにはいきません(最近は、そうじゃない風潮もあるみたいなのですが……)。

よくやっちまってたんですよね。
リアルタイムでダラダラっと観てしまう感じで。
しかも、長時間テレビを観てしまう。
これだと、もったいない時間の無駄になってしまいます。

今は少しは工夫しています。
できるだけ録画して観ています。
それによって、CM部分はスキップできます。

何より、私が映画やドラマを早送りで観ない(観たくない)理由は、
「言葉を浴びているから」
なのです。

つまり、私が映画やドラマを観る理由。
それは「脚本家の言葉選び」を楽しみという観点があるんです。

 


 

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脚本が映像の世界観をつくる

映画やドラマなどの映像コンテンツ。
一般的には、キャスティングや監督がクローズアップされます。

わかりやすいのはテレビの改編期ですね。
「春の新ドラマ!」みたいな感じでプロモーションが始まります。
そこで注目を浴びるのは、俳優さんたちが多いですよね。
「豪華キャスト集結」みたいに。
映画だと監督の名前が出ることもありますが。

その観点からだと、「脚本家で映画やドラマを観る」というのは、ちょっとマニアックかもしれません。

ただ、ハリウッド映画やアメリカのドラマでは「脚本家が誰か?」はすごく重要な要素なんです。
有名な俳優たちは、脚本を読んでから作品への出演を決めると言われています。
実力がある脚本家の作品は、プロデューサーや俳優から「読ませてくれ!」と頼まれるんですね。

なぜか。
映画やドラマを構成する「ボキャブラリーを決めるのは脚本家だから」です。

言葉に関しては、基本的には脚本家の語彙力が作品に反映されますよね。
映像作品ではありますが、「どんな言葉で世界観がつくられるか?」は重要な要素になってくるのです。

もちろん、監督や俳優さんたちも重要な役割を担っています。
映像コンテンツですから、演技や演出などの視界に入る情報は重要なんです。

ただ、その作品の言葉の世界をコントロールするのは、脚本家なんですよね。
俳優さんたちがセリフを口に話すわけですから、不自然になっちゃいけない。

胸を打つセリフ。
笑わせる言葉選び。
俳優さんたちが引き立つ印象的なフレーズ。

絶妙なバランスをとりながら、脚本が書かれているわけです。
そんなところが、脚本のおもしろい部分なんです。

「言葉が世界観をつくる」のは、本やブログにも通じる部分ですね。

 

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映画やドラマから知的なインプットをする

映画やドラマの再生速度は通常速度にしたほうがいい。
大きな理由があります。
それは、セリフのインパクトです。

高評価される映画やドラマには、その作品を象徴する名セリフがあります。
有名なドラマだと、堺雅人さん主演の『半沢直樹』シリーズでしょう。
言葉選びやセリフ回しが特徴的。

ときに早口すぎるテンポの良さに、観ている私たちはグイグイ引き込まれていきます。
脚本家の言葉選び無しには、あの作品は成り立たないのではないでしょうか(原作はあるにせよ)。

有名なのは、何と言っても

「やられたら、やり返す。倍返しだ!」

ですね。

観ている私たちが、思わず「待ってました!」と言いたくなります。
これが早送りだったら、インパクトは激減してしまいますよね。(笑)

ドラマのストーリーを観る。
たしかに、それも本質的な楽しみ方だと思います。

ただ、少し違った角度から映画やドラマを鑑賞をしてみるのもおすすめです。
それが「言葉の表現を味わう」という鑑賞法です。

プロの脚本家。
言葉のプロが、1語ずつ練り上げた言葉。
それらが脚本に並んでいるんですよね。
しかも、民放なら無料で観られます。

それなのに、良質な言葉の学習になるとは。
なんともお得ですね。

もちろん、残念ながらすべてのドラマで言葉の質が高いわけではなかったりします。
1話を観て、あなたの好みに合わなければ損切りしましょう。
時間は有限ですから。

そう考えると、ドラマは暇つぶしではないんです。
私は、内容も楽しみつつ、感性を磨くための知的なインプット活動だと考えています。

これからも、映画やドラマから言葉を学習していきます。
観すぎには注意しつつ……。

あなたも、映画やドラマから「言葉の表現を味わう」インプットをしてみましょう。
そのためには、早送りはNGですよね。

 


 

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■編集後記

昨日は、も3時に目覚めました。
朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活へ。
6:00の部まで。
家族旅行中ではありましたが、変わらずに。

石和温泉2日目は、
・妻との朝散歩
・朝の温泉
・朝食
・朝の温泉(2回目)
・メルマガ執筆
・天然石工房の見学
・老舗そば屋
・甲州かすてら
・カットりんご飴
・日帰り温泉(サウナも)
・おみやげ購入
・地元の人気居酒屋でほうとうと馬骨ラーメン
・桃のスイーツ
と楽しんで石和温泉を後にしました。

久しぶりの家族旅行。
雨の予報ではありましたが、
奇跡的に降られずにすごせて幸運でした。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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