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複数の「熱中できる対象」を追いかけていけば「やり抜くあなた」がつくられる

投稿日:2021/09/16


「GRIT=やり抜く力」こそ、今の時代に必要な力です。

そのためには、あなたの複数の「熱中できる対象」の追求が大事になっていきます。




 

「熱中できる対象」の数は人によって違う

先日の「良習慣塾」セミナーは、

・卓越する人になるための「やり抜く習慣」

でした。

研究でわかってしまったのですね。

卓越するためには必要なのは、頭がいいからではありません。

ルックスがいいからでもありません。

体格でもありません。

才能でもなかった。

では何が大事なのか。

現代で活躍し、卓越していくために必要なのは、

・「やり抜く力」

だったのです。

セミナーでは、様々な角度から「やり抜く力」についてお伝えしていきました。

「やり抜く力」こそ、まさに「良習慣塾」メンバーに必須の力だと感じていたからです。

さて、セミナー内容の1部分を本記事でシェアさせていただきますね。

ポイントは、

・「やり抜く人」は複数の熱中するものを持っている

ということです。

「熱中できる対象」は複数あっていいのです。

北野武さんだって、福山雅治さんだって、星野源さんだって、「熱中できる対象」を複数持っています。

だからこそ、幅広いファンがいるのです。

でも、なぜか日本には「1つの分野に集中しなければならない」という信仰が強いように思います。

たとえば、野球のイチローさんのように「野球ひと筋」とか、「日本一の天ぷら職人」みたいな「1つ」を求めるのですね。

そのほうがわかりやすいからです。

しかし、真実は

・「熱中できる対象」の数は人によって違う

です。

熱中できる対象が1つの人もいれば、10個ある人もいるのです。

 


 

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どれか1つがあなたそのもので、それ以外はあなたではないということではない

実際、あなたというひとりの人間には、様々な側面があるはずです。

おだやかにすごせているときがあれば、思わずイラッとしてしまうときもあるはずです。

仕事でお客さまと会話しているときの顔と家族に見せている顔が違っているということもあるでしょう。

役割によっては外交的なあなたが出てくることもあれば、ひとりでじっくりと読書にとりくむ内向的なあなたでいるときもあるのではないでしょうか。

つまり、

・どれか1つがあなたそのもので、それ以外はあなたではないということではない

ということです。

これが、そのまま私たちの熱中できる対象の数のようなものなのです。

たとえば、スポーツはランニングしか興味がないという人がいるとします。

その人はトライアスロンに熱中することはないかもしれません。

でも、ランニングを続けているうちにスイムやバイクに興味関心が広がる可能性があります。

そのときに「いやいや、自分はランニングひと筋なんだ。スイムもバイクもやってはいけないんだ」と思うのはどうなのでしょうか。

せっかく生まれてきた熱中の種。

それを見逃してしまうことになるのですよね。

私は、どれか1つの熱中対象のために、ほかの熱中できる対象を犠牲にしてしまうのはもったいないと考えています。

それに、ランニング1種目だけ運動するよりも、トライアスロンで3種目に取り組んだほうが体型が引きしまります。

総合的に身体を使うことになるからです。

短期的には、ランニングに集中した方がメリットがあるかもしれません。

でも、長期的にみれば複数の「熱中できる対象」がある人のほうが「伸びしろ」がある。

そのような仮説をたてているのです。

 

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複数の「熱中できる対象」を追いかけよう

私自身、自分が取り組んでいることが「1つ」ではないことに多少のコンプレックスを感じていました。

「いろんなことに興味がありすぎて、すべて中途半端になっているのではないか?」という疑念があったのです。

それが、自分自身に対して「これでいいのか?」という迷いにつながっていたのです。

 

「分散」は凡人になるレシピ

たとえば、

・コーチングでの対話スキル

・本やブログを書くスキル

・セミナーで話すスキル

など、分散しているように感じていました。

「分散」といえば、凡人になるレシピ。

100点の能力があっても、10の分野に10点ずつふり分けていたら「平凡」ができあがるだけですから。

ただ、その視点は焦点をしぼった場合です。

 

接写とロングショットの違い

たとえば、あなたをビデオカメラで撮影してるとします。

まずは、あなたの顔にだけズームして接写している状態をイメージしてみましょう。

グッと寄っている分、全体が見えなくなりますよね。

この場合、あなたを見ている人が「顔が好み」と言われるかもしれません。

でも、離れて遠くからロングで撮影したらどうなるか。

あなたの全身が映りますよね。

そして、顔だけ映していたときよりも雰囲気が伝わりやすくなっています。

足の長さや洋服の感じもわかります。

この全身を映している状態。

このときに「顔も好きだけど、全体の雰囲気も好き」と言ってくれる人とのほうがうまくいくわけです。

しぼった1つより、複数のチャームポイントから好意を持っていただいたほうがいいですよね。

この見方が「熱中できる対象」が複数あることと近いように思うのです。

 

複数の「熱中できる対象」があなたをつくる

あなたの中で「熱中できる対象」がつながっていることがあるかもしれませんし、つながっていないかもしれません(今は)。

そこに「良い・悪い」は無いのです。

ですから、せっかく興味を覚えたそれらの「熱中できる対象」に、あなたの情熱やエネルギーを注ぎ込んでみましょう。

そうやって、種を育てていけばいいのです。

あなたの「熱中できる対象」を集めたものの全体が、あなたを「やり抜く人」に変えていくので。

複数の「熱中できる対象」があっていいのです。

「熱中できる対象」を1つにしぼり込まないからだめだと思わずに、複数の「熱中できる対象」を追いかけていいのだとご自身に許可を出しましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。

夜は「良習慣塾」のセミナーを開催。

テーマは「卓越する人になるためのやり抜く習慣」でした。

初めてのテーマかつすべて初めての内容だったので、ドキドキでした。。。(^_^;)


 


 

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