複業の習慣

複業(週末起業)の初期に変化を起こすべきポイントは「時間と場所」。

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社外の友人が複業(週末起業)に踏み出したいが、なかなか取り組む環境をつくれないということでした。

そこで、私が考える複業(週末起業)の初期に抑えておきたいポイントを記事にしてみました。

 

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複業・週末起業はリソース不足だらけ

複業(週末起業)をはじめようと思ったら、平日の日中の時間は基本的には使えません。

思わぬ残業もあれば、会社のつき合いでどうしても出席しなければならない飲み会もあります。

繁忙期がある業界であれば、休日出勤を余儀なくされるときもあるでしょう。

仮に移動時間などの細切れ時間を使ったとしても微々たるものであり、会社員が複業をやっていくとなるとリソースは乏しいと言わざるを得ません。

行き詰ってくると、「もっと時間があって、思いっきり動けたらなぁ・・・」というぼやきが出てしまいます。(^_^;)

ただし、ぼやいていても複業は前進しません。

では、そのようなケースでは、どのような部分を変えていけば良いのでしょうか?

 

変えるべき要素は時間と場所

変化を起こしていくポイントは2つ。

先ほどのぼやきにあった「時間と場所」です。

 

時間の使い方を変える

まずは時間の使い方を変えなければなりません。

これまでと同じ時間の使い方をしていては、いつまでたっても複業はスタートできないでしょう。

たとえば、私であれば、

・早起きして、出社前に1時間とる
・ランチを食べ終えた後の30分をあてる
・最寄り駅から自宅に帰るまでの1時間に取り組む

などといったように、使える時間を自分のために確保します。

もちろん、「週末起業」という名称もありますから、たとえ休みであっても、土曜日または日曜日の午前中は複業にあてる、といったことも必要です。

休みたい気持はよくわかりますが、本気で複業を目指すなら、取り組むための時間を1日の中に取り込みましょう。

そして、時間を確保することを「続ける」覚悟は必要です。

一気にやるよりも、毎日のように確保することをおすすめいたします。

 

場所を変える

時間と同様に、場所も変える分野です。

自宅に自分専用の書斎があるような人はいいのですが、そうでなければ複業の仕事をする場所を探しましょう。

自宅でも集中できればリビングなどでもいいと思いますが、私の場合、子どもが小さかったため、とても自宅でコーチングセッションができる状態ではありませんでした。

クライアントさんの人生に関わるテーマを真剣に話しているときに、「パパ〜」と来られてはたまりませんものね。(^_^;)

また、何といっても自宅には、ビールの誘惑やら、昼寝の危険性が待ち受けています。(笑)

ですから、自宅の近くや駅前などに、仕事ができる場所を見つけておきましょう。

売上が上がるまでは少しは我慢も必要です。

私の場合は「最初の1円」を得るまでに時間がかかったので、コーヒーが100円で飲めるファストフード店にもよく行きましたし、長時間の仕事に取り組む際にはドリンクバーが飲めるファミレスを見つけて仕事をしていました。

お店の方には迷惑かもしれませんが、、、ある程度は仕方ないものと割り切ってしまいましょう。

複業がうまくいったら、そのお店をもっと活用して、リターンを払えば帳尻は合います。

あとは、友人の話ですがPCでの仕事なら図書館もいいそうですし、探せば月額数千円のコワーキングスペースもあるそうです。

そのような環境であれば、周囲の環境から得られる刺激もエネルギーになり得ます。

 

複業が人生の満足度を高める可能性

複業は、成功すればハッピーなことがありますが、いいことばかりではないのは確かだからです。

大事な価値観である家族との時間を削られてしまいますし、本を読んだりセミナーに参加できる時間も減ります。

会社の仕事だけをやっていればいいのなら、仕事が終わったらビールを飲めたかもしれませんし、やきとりも食べられたかもしれません。(笑)

好きなドラマを観たり、ネットサーフィンを楽しめる可能性だってあるのです。

ですから、私は複業を誰にでもおすすめするわけではありません。

ただ、そのような毎日ばかり過ごしていたとして、あなたが考える理想の未来の姿に近づくものでしょうか?

私は、近づけません。

ですから、自分の時間の使い方を変え、快適に仕事ができる環境を探してきました(今も探しています)。

そのようなことを話すと、「大変ですね~」と言われることもあります。(^_^;)

それでも、私がやめないのは、会社の仕事では味わえない喜びや感動を味わえるからです。

たとえば、コーチングであれば、

・クライアントさんの成果が出た喜びの報告
・一緒に悩んだプロジェクトをクライアントさんが成功させたというメールが届くとき
・ずっとスタートできなかったブログの1記事目のURLを送ってもらった瞬間

など、私が個人としてかかわったクライアントさんから、直接「きっかけをつくってくれた伊藤さんのおかげです!」とストレートに言われるのは、会社の仕事では味わったことのないレベルの喜びです。

そのようなことを続けているうちに、結果として、私の人生の満足度は大きく高まっているのです(まだまだこれからですが)。

そのサイクルに入れば、複業は簡単にはやめなくてすみますし、やめたくならないと思います。

ですから、

「収入源が今の会社1本だけでは不安」
「ライフワークを見つけたい」
「サードプレイスを充実させたい」
「自分の可能性を追いかけたい」

といったことを考えている方は、人生の1つの選択肢として、「複業(週末起業)」への取り組みを検討してみてはいかがでしょうか。
(もちろん、会社規定や就業規則は熟読することが前提です)

 

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■編集後記

先日、「ペヤンヌマキ」さんという方が早起き(4時起き)習慣化にトライしている記事を見つけました。

読んでみたら、早起きに関する考察や工夫が面白いです。

4時起き、始めます。(前編)今こそ、哀川翔、村上春樹と同じ生活をするときだ!

起きた時間をSNSに投稿する「レコーディング早起き作戦」 4時起き、始めます。(中編)<40歳から何始める?>

完結編の後編が更新されるのは6/10頃ということなので、結末を楽しみにしている今日この頃です。(笑)

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など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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