誰もが避けたい「失敗」。
その意味づけを変えることが、行動することを助けてくれるようになります。
その方法をご紹介します。
○○という成功を手に入れるためには、●●という失敗をたくさん経験する必要がある
最近、あなたは「失敗」していますか?
「失敗」を必要以上に怖がらなくなるための方法があります。
それは「失敗」という言葉への意味づけを変えることです。
そのために、以下のようなワークに取りくんでみましょう。
それは、
「○○という成功を手に入れるためには、●●という失敗をたくさん経験する必要がある」
というものです。
「○○」には、あなたが達成したいことや目標を入れます。
そして、「●●」には、「失敗」と思われる行動や取り組みを入れましょう。
たとえば、
・「良いブログ記事を書く」という成功を手に入れるためには、「あまりアクセスがない記事も書く」という失敗をたくさん経験する必要がある
という感じですね。
ほかには、
・「クライアントに有効なコーチングセッションをする」という成功を手に入れるためには、「迷走してしまうコーチングセッションをする」という失敗をたくさん経験する必要がある
とか、
・「ご受講者さんに響く良いセミナーを開発する」という成功を手に入れるためには、「1回開催したらボツになったセミナーをつくった」という失敗をたくさん経験する必要がある
ということです。
ぜひ、あなたの1つの目標に対して、5つくらいのネタ出しをしてみましょう。
私も先日参加したセミナーで取りくんだのですが、「失敗」を失敗ととらえず、「ただのプロセスなんだ」と思えるようになったんですよね。
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結局、たくさん作品をつくっている人には勝てない
芸術の世界で考えると、わかりやすいのです。
あなたは、
・世界で最も多作な美術家は誰か?
ご存じでしょうか?
知っている人も多いかもしれませんが、あのパブロ・ピカソさんなんですよね。
彼は「最も多作な作家」としてギネスブックにも登録されているんです。
Wikipediaによると、
生涯におよそ1万3500点の油絵と素描、10万点の版画、3万4000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作した。
とあります。
じゅ、、、15万点も制作しているんですね(笑)。
ですから、先のワークに当てはめてみると、
・「後世に語り継がれる名画を描く」という成功を手に入れるためには、「日の目をみないレベルの絵画も描く」という失敗をたくさん経験する必要がある
ということになるのかもしれません。
「20世紀最高の芸術家」という評価を受ける芸術家は、世界でもっとも多作な芸術家だったわけですから。
音楽の世界でいえば、モーツアルトも多作で有名だったそうです。
・「音楽の歴史に残る名曲を生み出す」という成功を手に入れるためには、「あまり評価されない曲を作曲する」という失敗をたくさん経験する必要がある
と思いながら、楽曲をつくっていた可能性がありますね。
そう考えると、芸術の世界で天才と言われるような人たちも、たくさんの失敗をしているはずなんです。
でも、そのような失敗を補ってあまりある名作をつくっているからこそ、今にも残る傑作を生み出したのだと思うのです。
結局、たくさん作品をつくっている人には勝てない。
そう考えると、私たちはもっとアグレッシブに挑戦しても大丈夫なはずなんですよね。
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たくさんの「失敗」が歩むべき道を明確にする
「失敗はない、ただ結果(フィードバック)があるだけ」という名言があります。
これは、自分が欲しい結果のために挑戦を続けている人にとっては、本当に響く言葉だと感じています。
私も、ことあるごとにつぶやいています。
そうして、「失敗」という名の実験をくり返していくこと。
それが、「自分が得たい未来」にとって重要なプロセスになるのだと思います。
私たちが描く理想の状態は、「現在の自分」が変わらなければ、たどり着けない場所でしょう。
当然、そこに至るまでの道のりは、今まで歩いたことがない道です。
ですから、成功は約束されていませんし、カーナビもありません。
10個の手法を試しても、9回は失敗するかもしれません。
それでも、手を打ち続けていくことが大事です。
・アイデア1を試してみたらだめだった。
・でも、アイデア2を試したら、少しは良くなった。
・調子にのってアイデア3を試したら、アイデア1より良くない結果になった、、、
ということもよくあります(私も、、、)。
ただ、そのようにして試行錯誤をくり返すうちに、ぼんやりと道が見えてくるものなんです。
その道を探すためにも、自分が変わることが必要だし、次の打ち手を考えるために、今のアイデアを実行することが不可欠です。
そうしない限り、そのゴールは「いつか」という言葉に置き換わってしまい、永遠にたどり着かないでしょう。
私の周囲にも「成功している人」はいますが、決して「10勝0敗」の人ではありません。
ちゃんと「負け」を経験している人が、成果をあげているんです。
むしろ、その「負け」をフィードバックとして、次の行動につなげているんですよね。
おそらく、ピカソも、モーツァルトも同じだったと思います(完全な想像ですが・笑)。
私たちも、
「○○という成功を手に入れるためには、●●という失敗をたくさん経験する必要がある」
という意識で、目標に向かいましょう。
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■編集後記
昨日は、午前中にコーチングセッションを4件。
早起きからのセッション4件は、ボリュームたっぷりで最高ですね。
お昼ごはんもいらないくらいに集中できました(笑)。
・以前の自分への決別をはかる決断をした方
・デッドラインを決めて複業を決断した方
・アイデンティティーがなくともひとりビジネスを
進める決断をした方
・忙殺される日常から自分をケアする決断をした方
それぞれ「決断」がテーマでした。
チャレンジする人の「決断」をサポートする仕事に誇りを感じています。
午後は娘と2人で眼科へ。
そのあと息子の高校の保護者会に行っていた
妻と合流してファミレスで家族会議をしました。(^_^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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