学ぶ習慣

成長に欠かせない3つの要素は「人・課題・環境」

投稿日:


あなたは「ニューウェルの三角形」という理論をご存じでしょうか。
人の成長に関心がある方なら、知っておいて損はないと思います。




 

「成長」という分野への興味関心

人間の「成長」に興味関心があります。
なぜなら、何ごとも成長すれば、日常がおもしろくなるからです。

たとえば、水泳。
カナヅチの人は、クロールで25メートルを泳ぐことさえ困難です。
反対側の25メートルの壁が、とても遠く感じます。
私自身、35年以上も泳げなかったのでよくわかるんです。

息継ぎができない。
一生懸命に手足を動かしているのに、一向に前に進まない。
ひどくつかれます。

それなのに、力を抜いてスイスイと楽に泳いでいる(ように見える)となりのスイマーにあっさり抜かれてしまいます……。
そんなとき「同じ人間なのに、いったい何がこんなに違うんだろう・・・?」と思うんですよね。

それが、泳ぐスキルが高まり、水泳が上達すると変わります。
息継ぎにリズムができる。
長距離を泳いでも息があがりづらくなる。
手のひとかきでスイーっと進む感じがわかる。

こうなると、25メートル向こうの壁が、以前より近くに感じます。
「これ、本当に同じ距離なのかな。もしかしてプールのサイズが変わったんじゃないか?」って思うくらいに。(笑)
こんな変化が起こると、苦手だった水泳が苦じゃなくなります。

水泳という運動は何も変わりません。
それなのに、成長すれば、自分の捉え方やスキルが明らかに変わるんです。
これって、成長が引き起こす大きなメリットだと思います。

ですから、人の成長に興味関心があるのです。

 


 

【お知らせ】

【募集中】8/31『価値観を探求する習慣』セミナー

【発売中】動画『計画する習慣』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール





人の成長に重要な「ニューウェルの三角形」

人の成長に重要な要素が3つあると言われています。

それは、
(1)人
(2)課題
(3)環境
の3つです。

この3つの要素が揃うと、私たちは成長しやすいということなんですね。
この理論は「ニューウェルの三角形」と呼ばれます。

 

(1)人

1つ目は、
・人
です。

私たちが自分自身の成長を考えるなら、「人」は重要な要素です。
他者の育成ならば、「人」は相手です。

その「人」は、
・どんなスキル
・どんなマインド
・どんなスタミナ
などを持っているのか。

ここを把握する必要があります。
自己分析や現状把握が大事なのは、成長には「自分自身」を知ることが欠かせないからです。

 

(2)課題

2つ目は、
・課題
です。

自分自身に対して、
Q:どんなレベルの課題・練習・行動を与えていけばいいのか?
を考えることです。

すでにできることをやっても仕方がない。
一方、すごく難しいことはすぐにはできない。

「ちょっと難しい(ちょいムズ)」の難易度が最適です。
ここは自分で考えないと、わかりませんよね。

ヤーキーズ・ドットソンの法則。適切な難易度の課題が成長をもっとも加速させる。 | 【良習慣の力!】ブログ

 

(3)環境

3つ目は、
・環境
です。

人が、その課題に取り組もうとする。

そのときに、
Q:どんな環境に自分の身を置くといいのか?
を考えましょう。

・いつ、どこであれば行動しやすいのか?
・どんな人がいるとサボらないのか?
・どんなツールがあると継続できるのか?
などについて、考えを巡らせます。

この3つの要素を考えることで、成長が起きやすくなるんですね。

 

■スポンサーリンク




成長のために「人・課題・環境」をセットにする

がんばっていれば、自然に成長するわけではありません。

実際、みんながんばっているんですよね。
もちろん、ほかの人の成功例を真似するだけでも、あまり成長できなかったり。

では、どうするのか。

私たちができることは、
(1)人(自分)の長所と短所(など)を理解する
(2)課題という成長のチャンスをつくる
(3)環境を活用してゴールに近づく
です。

この3つがあると、成長できるのです。

私自身も、
(1)人:トレーニングのレースに申し込んだ
(2)課題:完走する(4年ぶりに)
(3)環境:スイムは毎週練習会に出る
という3つの要素が揃ったとき、成長を感じました。

以前は、スイムはまったく成長しませんでした。
そのため、今までの人生で持ち合わせていなかったのは、「環境」だったのだと気づいたんです。

さて、あなたが目指している成長は、どんな状況でしょうか。
もし、私の水泳のように行き詰まっているなら、3つの要素のセットが欠けているところがないか、チェックしてみましょう。

 


 

【お知らせ】

【募集中】8/31『価値観を探求する習慣』セミナー

【発売中】動画『計画する習慣』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、昨日は、朝10時から「良習慣塾」セミナーを開催。
アンケートで「人生で大切なことを考える機会がつくることができました。ありがとうございます!」という感想をいただくことができました。
大事なことを考える時間。
自然にはとれないんですよね。
ひとりでもなかなかできなかったりします。

午後はオフ。
13時から伊藤家サミットを開催したりして、家族とゆっくりすごしました。
夜は『プラックぺアン シーズン2』とアニメ『ザ・ファブル』を楽しみした。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-学ぶ習慣

執筆者:

関連記事

独学にするか?人から学ぶのか?

こんにちは。 良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。 あなたは「独学賛成派」でしょうか、それとも「独学反対派」でしょうか。 どちらにもメリットとデメリットがありますよね。 私も、どちらの派閥にも …

上達とは「経験→内省→思考→実験」の4アクションを回転させること

上達のプロセスは「経験する→内省する→思考する→実験する」という4つのアクションをとること。 そのサイクルの回転数を増やせば、上達できるのです。   井ノ上陽一さんのコミュニティーにて動画対 …

なぜ、自己学習の時間をとることが心の余裕につながるのか?「受け身の時間」ばかりの1日に「能動的な時間」をつくる方法 。

「忙しくて何もできない」というときほど、自己学習の時間をとりましょう。 「受け身の時間」を、「能動的な時間」変えるための手っ取り早い方法です。   スポンサーリンク   会社の仕事 …

スキルアップに大事なのは「時間」よりも「意図的な練習」

私たちがスキルアップについて語るとき、 ・「質と量」のどちらが大切か? というテーマがあります。 もちろん、上達には「質と量」の両方が大事。 その上で、 (1)量=時間での計測 (2)質=意図的な練習 …

あなたの学びを確実に有効にする学習方法とは?

「せっかくたくさん学んでいるのに、成果につながらない……。」 そんなときは、インプットの方法を見直してみましょう。   「すごろく」のマス目がうめられらない問題 「計画が苦手です」 思い当た …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。