以前、友人である一流のヘッドハンターから、「転職希望者の中でも、『自分の目指す姿』を持っていない方のご支援はなかなかむずかしい部分がある」という話を聞きました。
これは、コーチングのクライアントさんと、大きな共通点のある話です。
「ゴールを持っていないクライアントさんにどう対処するべきか?」
私の考えと対応法を記事にしました。
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目標を持っていないクライアントさんはコーチングでの支援は困難?
冒頭のような話をすると、「ゴールを持っていないクライアントさんの場合は、コーチングができないの?」と思われう方もあるかもしれません。
もしも、本当に「目標とか、めざしているゴールはありません」という人があれば、正直言って、コーチングは困難です。
残念ながら、コーチングというスキルは万能ではありません。
コーチングは対象者を選びます。
なぜでしょうか?
クライアントご自身でさえ、自分のゴールが見えていない状況もある
マラソンにたとえるとわかりやすいと思いますが、コーチングとはクラアインとのゴール達成をご支援するものです。
それなのにゴールがないということは、「ゴールがないのに、どこを目指すのか?」ということになってしまうのです。
それは、クライアントさんが
・どこに向かえば良いのか?
・どんな行動をとれば理想に近づくのか?
・何を達成できたら嬉しいのか?
ということがわかっていないということです。
コーチは、「答えは、クライアントの中にある」というマインドでセッションを行います。
ですから、クライアントが欲しいもの・目指す場所ががわからなければ、コーチもご支援のしようがないのです。
実際、「あなたが人生で本当に得たいものは何ですか?」という質問をしても、即座に答えられる人は驚くほど少ないものです。
どれだけ、
「人間として成長をしたい。より良く変化したい。」
と言っている人でも、
「しかし、、、何をゴールにすれば良いのかわからない。。。」
と、悩まれている人が多いのです。
一方で、これまでに100人近くのクライアントさんとセッションをともにしてきましたが、「テーマがなくてコーチングができません。」ということはありませんでした。
テーマ設定に時間がかかることはありましたが、「コーチング」という言葉に反応できるくらいに意識レベルの高い方であれば、必ずしも何らかの目標を持っています。
ただ、気づくための方法をご存じなかったり、考えるための時間が確保できていない、というケースが多いのですね。
理想と現実にギャップを持っていない人はいない
現在の私は、
・私のコーチンングのクライアントさん
・習慣化専門学校の生徒さん
・「習慣化の智慧」のご参加者のみなさん
・私が主催している「早起き部」のメンバー
など、毎日50人くらいの方々の習慣化のプロセスをサポートしています。
それだけの数の方々の習慣化に携わるコーチというのは、おそらく日本有数ではないかと考えています。
それだけ多くの方とおつき合いしていると、「目標なんて特にありません。日々と適当に楽しく過ごせれば良いです。」と言う人にお会いしたこともあります。
私は、「目標や目指すゴールがないのなら、コーチングやセミナーを受ける意味はないのでは・・・。」と考えてしまいます。
しかし、よくよく話を聞いてみると、やはり、「その場にくるだけの理由」を持っています。
人は誰だって多少の不満や不安を抱えているものです。
(表からみると、非常に成功している人でも、それはゼロではないようです。)
ですから、理想と現実のギャップがある。
だからこそ、私は、「何もない」という方であっても、オリエンテーションの際に、「相手は、何かしら未来への希望や期待を持っている」というスタンスでお話を伺います。
そうすると、「本人も気づいていなかった目的」や、「目指したい方向性」が見つかる場合があります。
また、私は傾聴のプロなので、「あなたには、こういった可能性があるかもしれませんよ。その方向性を目指してみるのはいかがでしょうか?」というフィードバックをお伝えすることもできます。
そのような提案がきっかけになり、コーチングが動き出すこともあるのですね。
ただ、プロコーチとして正直なことを言えば、、、単発セッションには限界があります。(^_^;)
しかし、課題解決のためにプロコーチに話してみることが、解決の一助になる可能性はありますし、傾聴のプロに自分の課題を話すことは、人生の中で大きな価値があるでしょう。
単発セッションは、以下のフォームより受つけています。(^_^)
(有料になってしまいましたが、まだまだ格安です。)
【募集中】100人コーチングのご案内 | 【良習慣の力!】ブログ
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■編集後記
息子の塾が3教科から5教科に増えたこともあり、時間管理に手こずっていました。
昨日、じっくり話を聞いて、理想のスケジュールをヒアリング。
作成後、息子が「やることが明確になった」という感じが伝わってきました。
高校受験を控えた今年度、まだ「バージョン1」の作成ではありますので、PDCAをまわしていこうと思います。(^_^)
【お知らせ】
2016年5月11日 朝2時間の自由時間を生み出す! 早起き習慣化セミナー
良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!
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