良習慣の習慣

続けるために大事なのは、「しなければならない(must)」「するべきだ(should)」を手放すこと。

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あなたには、「やりたい行動のはずなのに続かない」というお悩みがありますか?

もしかすると、その思考は「しなければならない(must)」「するべきだ(should)」になっていないでしょうか?

 

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習慣は「好きか嫌いかで決まる」で決まる

習慣化に取り組む人たちを毎日観察して、サポートして、フィードバックをしています。

毎日のSNS上のやりとりを含めれば、30人から40人くらいの方の習慣化を目にしています。

それは、個人でコーチングしているクライアントさんであったり、習慣化コミュニティーでがんばっているクライアントさんたちであったり、友人たちのとり組みであったり、家庭内であったりします。

すべてが興味関心の対象であり、研究対象であり、周囲の人たちが「もっとより好ましい自分になるためにはどうすればいいんだろう?」と考えます。

そのような毎日をすごしていて、1つ見えてくるのは、

・脳の仕組みは、とてもシンプルだ

ということです。

習慣が続くのか、それとも続かないのか。

それは、つまるところ、「好きか嫌いかで決まる」ように思うからです。

「それを言ったらおしまいじゃないか」くらいにシンプルなことなのですが、本当にそうなのだから仕方がありません(笑)。

ですから、「やろうとしていることが続かないんです・・・」という場合には、ぜひあなたの感情に尋ねてみましょう。

その行動を、

・「やりたい!」のか?

・「本当は、やりたくない、、、」のか?

ということを。

その感情こそ、継続するためにとても大事な要素なのです。

 

「しなければならない(must)」と「するべきだ(should)」のストレス

「やりたい!」と思えれば、脳が「快」を感じで続けられます。

「本当は、やりたくない、、、」と思えば、脳が「痛み」を感じて避けようとします。

これがシンプルな流れです。

だからこそ、何度も何度も、「好きか嫌いかで決まる」とお伝えしているのです。

私たちは、ついつい

・しなければならない(must)

・するべきだ(should)

という思考にとらわれます。

・走ると決めたら、30分は走らなければならない

・日記を書くなら、毎日1ページ書かなければならない

・ダイエット中は、甘いものをさけるべきだ

こんな風に、mustとshouldにとらわれます。

ただ、これこそが挫折の原因です。

あなたは、誰かに、

・あなたは、毎日ランニングしなければならない(must)

・あなたは、毎日ランニングするべきだ(should)

と言われ続けたら、どんな気持がするでしょうか?

たとえ運動することが「正しい行動」であったとしても、何となく嫌な感じがしますよね。

つらい部活の練習のように。

このような言葉を、1日中自分に投げかけているとしたら、どうでしょうか?

すごくストレスを感じると思います。

そうなると、何が起こるか。

もしもランニングだったら、走ることを嫌いになってしまうかもしれません。

何しろ、私は学生時代にマラソンが苦手だったのは、「みんなで一緒に全力で走らなければならない」と思い込んでいたからです。

しかし、それは思い込みでした。

大人になって、マイペースでジョギングをしたら、驚くほど快適だったからです。

まさか、ウルトラマラソンまで走るとは思いませんでしたが、結果的に達成感を味わいたいと思うレベルまでつながりましたが(笑)。

話しを戻して、もしも日記にストレスを感じれば、日記帳を見たくなくなるでしょう。

もしもダイエットにストレスを感じれば、ある日、暴飲暴食をしてしまうかもしれません。

せっかく良習慣を身につけようとしているのに、そのような結果になるのはもったいないですよね。

その原因は、

・しなければならない(must)

・するべきだ(should)

なのです。

 

4つの観点から得られる資産を考えてみよう

では、

・しなければならない(must)

・するべきだ(should)

から離れるためにはどうすればいいのでしょうか?

それは、もうシンプル。

「なりたい自分」を描くことです。

「なりたい自分」を描くことができれば、ランニングにしろ、日記にしろ、ダイエットにしろ、どのような行動であっても「意味づけ」が変わります。

1つひとつの行動をとることが、「なりたい自分」に近づくことになるわけですから、

・しなければならない(must)

・するべきだ(should)

は減少していくはずなのです。

そのためにも、前提として「自分はこうなりたい」という理想や目標がなければなりません。

その思いが強ければ強いほど、行動を続けることができるようになるからです。

「なりたい自分」を描くポイントは、「未来に得られるもの」を具体的に考えてみることです。

まず、自分の視点から描けば、

(1)自分が得られる有形の資産

(2)自分が得られる無形の資産

ということ。

ここを具体的にすることです。

それだけでもいいのですが、さらに大事な人の視点からも描いてみるのはおすすめで、

(3)自分が成果を出すことで大事な人(たち)と共有できる有形の資産

(4)自分が成果を出すことで大事な人(たち)と共有できる無形の資産

ということです。

原田隆史さんのメソッドでは、「目的:目標の4観点」と言われますが、これらのイメージを具体的に描くことができれば、その分だけ「なりたい自分」への思いは高まるはずです。

そのようにして、思いが深くなり、行動を継続していく。

このプロセスこそが、まさに「習慣形成」なのですね。

ぜひとも、あなたがつらい習慣化に向き合っているなら、

・しなければならない(must)

・するべきだ(should)

から離れて、「なりたい自分」を描いていきましょう。

 

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■編集後記

昨日は、会社終わりで書く仕事に集中。

いい「SQT(第2領域の時間)」をとすごせました。

寒すぎたのでランニングはやめておいて、、、音声学習をしながら帰宅しました。

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・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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