こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。
習慣は、1つの行動を完了し続けることから、継続につながります。
そのスタート地点は「きっかけ(トリガー)」です。
やってきた「No Trigger, No Habit」という言葉
先日、『良習慣の技術2025』セミナーを準備しているときに、あるフレーズが降ってきました。
それが「No Trigger, No Habit」という言葉です。
私なりの意味は「きっかけがなければ、習慣にならない」。
なぜなら、私たちの行動は、すべて何らかのきっかけから始まっているからです。
たとえば、暑さを感じたら、クーラーをつける。
これを分解すると、
「暑いと感じる」という「きっかけ」があり、「クーラーのリモコンをONにする」という行動につながるわけです。
また、「退屈だ」と思えばそれがきっかけになり、刺激を求めて「スマホを取り出す」という行動をとる。
それが、私たちの行動のメカニズムです。
そのきっかけには、大きく分けて3種類あります。
それは、
(1)身体的トリガー:空腹になる→食べる、眠くなる→寝る
(2)環境的トリガー:スマホに通知がくる→アプリを開く、会社のパソコンを開く→メールをチェックする
(3)時間的トリガー:9時になる→仕事を始める、12時になる→ランチを食べる
です。
自覚的にしている行動もあれば、無自覚にしている行動もあります。
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きっかけの有無で習慣の成功率が変わる
この「きっかけ」を上手に活用すると、良習慣形成がうまくいきます。
わかりやすいところで、私が書いている10年日記の例があります。
この10年日記。
3年以上続けていたのに、先日、書き忘れてしまったときがありました。
なぜでしょうか。
理由は、デスクを片づけているときに、10年日記帳を本棚にしまったからです。
すると、私の目の前から10年日記帳が消えました。
それによって、10年日記を書く「きっかけ」を失ってしまったんですね……。
きっかけが無いので、行動につながらなかったわけです。
もう1000日以上も続けている10年日記を書く習慣。
それでも、ちょっとしたきっかけがなくなるだけで、「日記を書く」という行動が忘れさられてしまうわけです。
いとも簡単に、「きっかけ→行動」という回路が切れてしまったんですね。
そこで、対策。
といっても、私がしたことはすごくシンプル。
以前と同じきっかけをつくっただけです。
要は「デスクの上に10年日記帳を置いておく」こと。
こうして「日記帳が目に入る」というきっかけとなりました。
それだけで、習慣の回路が回復。
結果、無事に10年日記の習慣が戻ってきました。
(余白を埋める気持ちよさはありましたけれど)
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とにかくきっかけをつくる工夫をする
きっかけが習慣になるまでの流れは、
(1)きっかけ
(2)行動(→1回完了)
(3)くり返す(→習慣になる)
です。
1回ごとの行動の完了は、あくまでもプロセス。
そこから何度も再開するからこそ習慣になるわけです。
つまり、
・スタート:きっかけ
・フィニッシュ:習慣
なのです。
その初めの1歩こそ、きっかけ。
きっかけがなければ、習慣は始まらないわけです。
ですから、「No Trigger, No Habit」という言葉は、私にフィットしたんですよね。
始められれば、ものごとは半分終わったも同然。
だからこそ、「どうきっかけをつくるか?」を考え、工夫する楽しさがあるわけです。
さて、あなたが取り組みたい習慣について、きっかけをつくってくれるツールはどんなものがあるでしょうか?
たとえば、
・リマインダーが鳴ったら、サプリメントを飲む
・歯みがきを終えたら、スクワットをしてから、口をゆすぐ
みたいなきっかけが考えられるはずです。
ぜひ、楽しんで考えてみましょう。
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■編集後記
昨日は、午前中に家族とカフェでモーニングの日。
・・・と思ったらカフェが満席……。
仕方なく自宅に戻り、オンラインセミナーを受講しました。
午後はブログやセミナー準備など。
夕方に買い出しをして、家族と食事。
たまっていた録画をチェックしました。(^^)
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