気づきの習慣

自慢話が多くなったら要注意。外側の自分と内側の自分のギャップを埋める方法。

投稿日:


表向きの自分と内向きの自分には、当然ギャップはあるものです。

ただ、そのギャップを広げすぎないような対処法を持っておきましょう。

 

スポンサーリンク


 

外面と内面のキャラクターのギャップ

昨日のブログ習慣化セミナーで興味深い質問を受けました。

それは、

・ブログ執筆者としてのキャラクター

と、

・本音の自分のキャラクター

の間にひそむキャラクターのギャップに違和感があるときは、どのように解決すればいいのか(もしくは私自身が解消しているのか)という内容でした。

いい質問ですね。

行動している人にしか言えない質問だと感じます。

セミナーの場ではその方に向けて私なりの考えや手法をお伝えしました。

ですから、今日の記事は質問への補足といったことではないのですが・・・。(笑)

さて、セミナーの後から、「キャラのギャップ」について今日1日考えるともなく考えていて、私が思いついたキーワードがあります。

それは、「自己肯定感」です。

「自己肯定感」とは、自分に関するポジティブな感情のこと。

自己肯定感がないと自分を信じることができにくくなりますし、前向きに生きることが難しくなるのですね。

幸せに生きていくためには欠かせないものでしょう。

 

自慢話が多くなったら「注意」のサイン

この自己肯定感を、2つのタイプに分けて考えている心理学者の方がいます。

それは、

・外的な自己肯定感

と、

・内的な自己肯定感

の2つです。

「外的な自己肯定感」とは、ほかの人に対してどのように振るまうか、といったイメージの言葉。

一方の「内的な自己肯定感」は、自尊心やプライドのようなイメージです。

まず、ここをわけて考えます。

この2つの自己肯定感の間のギャップが大きくなると、ちょっとした問題がおきるケースがあります。

イメージとしては、

・ほかの人に対してはすごい人のように振る舞いながら、

・内面では自分に自信が持てていない状態

です。

たとえば、

・「人からよく思われたい」という思いが強くて、知ったかぶりをする

・手持ちが少ないのに無理をしておごってしまう

・見栄をはって買い物をしてしまう

などといったケースですね。

その後、自分のミスに気づき、「うう、、、やってしまった・・・」と後悔するのです。

特に、最近はFacebookやInstagramがありますから、つい格好つけてしまうのですよね。

私も経験があるので、その気持はよくわかるのです。(笑)

ただ、それも気をつけないと、行きすぎになることもあります。

転職活動中の方が、親や周りの人から「すごいね!」と言われたいがために、実は気が進まない職業についてしまう人もあるのだと、キャリアアドバイザーをやっている友人から聞いたことがあります。

これなどはまさに、外的なセルフイメージと内的なセルフイメージのギャップが大きい状態でしょうね。

また、本当の実力以上の自分をことさらにアピールする人は、外側ではいいのですが、ひとりになると急に孤独を感じたりしているそうです。。。

 

外側の自分と内側の自分のギャップを埋める方法

もし、ブログ(に限らずSNSでも)で自慢げな投稿が多くなってきたとしたら、それはこの2つの自己肯定感のギャップが大きくなっている兆候かもしれません。

ほかの人から「すごいですね!」と言われるのは、たしかに快感です。

ただ、その一方で、自分が知っている現実や内面世界がスムーズにいっていなければ、そのギャップがいらだちの要因にもなり得るのです。

すると、現実がますます見えなくなってくるのですね。。。

一方で、私が「この人はすごいなあ」と思う人の話を聞いたり、ブログを読んでいると、

・常に学んでいます

・成長途中なので新しいスキルを仕込んでいます

・こんなミスをやってしまいました、、、

などと、フラットで自然体の自分を認める表現が多いことに気づくのですよね。

もちろん、その線引きは非常ににうまく、ビジネスに支障がないレベルで自己開示をしているのではないかと思っているのですが(笑)、その自己開示が、自分の弱い部分も受けとめている証拠なのだと感じています。

それができるのはセルフイメージが安定しているからなのですね。

ですから、人前でつい見栄を張ってしまったり、自分を必要以上によく見せようとしてしまっているときは、本来の自分への自己肯定感が揺らいでいるサインだととらえてみましょう。

さて、ではそのような現象に気づいたときの対処法は、どうすればいいのでしょうか。

私の体験から言えることは、弱音を吐ける相手や弱みを見せられる相手に、そのときの自分の感情をオープンに話してみること、それが解決策となります。

良いことも、あまり良くないことも、素直に率直にストレートに話してみる。

それが効果的なのです。

批判や非難がなく、かといっておせじや嘘っぽい賞賛もない。

そのような安全・安心・フラットな環境が理想的です。

マイコーチがいればマイコーチに話すのもいいでしょうし、夫婦やパートナー、受けとめてくれる仲の良い友人などでもいいでしょう。

口に出してオープンにしてみると、自分が思っているほどくよくよ考えなくてもいい原因かもしれませんし、思ったほど恐れなくてもいい問題だと思うことがあるのですね。

また、話を聞いてくれている相手にも同じような体験があったり、相手のほうが自分よりも大きな問題にぶつかっているケースもあります。(笑)

そのようなことがわかると、自分の思考の枠がはずれ、気分も楽になるものです。

こういったガス抜きを活用して、外的な自己肯定感と内的な自己肯定感のギャップを日々埋めておくことが、おすすめです。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日の記事にも書いたように、ランチは、ランチームのキャプテン(師匠)とコジマさんの3人で恵比寿で焼肉。

私が無理やりお呼びだてしてしまった感が満載でしたが、2人ともそこは大人。

クレームが届かなくて安心しました。(笑)

夜はブログ習慣化セミナーを開催。

ご受講者さんの問題意識が高く、たくさんうなづいてくれたり、具体的かつリアルな質問をしてくださったりと、熱い2時間ちょっとでした。

新たなつながりもでき、「ブログを書き続けていて、本当に良かったなあ」と感慨深いです。(^_^)

【募集中】
■2017年12月5日(火) 19:30〜21:30:これで習慣化できる!「良習慣の見つけ方&続け方」セミナー 〜今の自分に本当に必要な習慣を発見しよう〜

■12月14日(木)19:30〜21:30:「やりたいことリスト100」をつくるセミナー 〜やりたいことで毎日が満たされる〜

【メルマガを発行しています】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
ひとり複数のビジネスをおこない、人生を充実させていくリアルストーリーにご興味があればぜひ!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く!」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!
https://55auto.biz/ryoushuukan/touroku/entryform3.htm;;




複業で「自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-気づきの習慣

執筆者:

関連記事

目標設定の前に自分の「思考の枠」を疑ってみる

こんにちは。 良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。 目標達成を考えていると、出てくるのは「自分の思考の限界」です。 ここを広げるのは、わりと困難だったりします。 では、「自分の思考の限界」を広 …

「学習性無力感」におちいりかけた自分。友人たちの努力に目が覚めた。

日曜日のマラソン大会で、友人たちが自己ベスト更新を連発していました。 結果を見ていて、本当に感動しました。   スポンサーリンク   ガラス瓶の中のノミが飛ぶことをやめてしまうエピ …

星座の輝きに学ぶパーソナルブランディング

■星座も個人も同じ?   昨日は星が非常にきれいに見えましたね。 僕の目に、特にきれいに映ったのはオリオン座でした。   「星って、なんであんなにきれいに輝くんだろうなー」と考える …

あなたの問題に隠れている「成長の種」を見つける質問とは?

日常生活を生きていれば、必ず問題がやってきます。 できるだけ問題は起きてほしくはないものですが、視点を変えると「成長の種」が隠されている可能性があります。   問題や課題に隠されているものと …

「習慣」という普遍的な共通言語について考えたこと

海外の友人とSkype 昨日はミャンマー在住の友人とSkypeで話をする機会を得ました。 初めて彼にお会いしたのは昨年12月。 彼がミャンマーに旅立つ前でした。 日本企業に勤めていた頃に海外への転職を …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。