悩みの多い生涯を送って来ました。
それは決して快適なものではなく。
だからこそ「悩まない人」になるための方法を探してきました。
私は「悩むことが好き」だった(ようです)
「伊藤くんは、悩むのが本当に好きだよね〜。」
大学生時代、よく通っていた下北沢のバー「S」のマスターに言われた言葉です。
正直なところ、初めて聞いたときはイラっとしました(笑)。
当時は、「就職先をどうするか?」とか、「どんな生き方がしたいのか?」とか、悩んでいたんです。
(20代前半って、そういうことを考えますよね?)
こっちとしては、悩んでいて大変な思いをしています。
何も好き好んで悩んでいるわけじゃないんです。
それなのに「悩むのが好き」って。
しかも私は曲がりなりにもお客さまの立場でもあります。
(まあ、はっきり言ってくれるマスターが好きだったので、そのお店に行ってたわけなのですが)
「ひ、、ひどくないですか、マスター。それはさすがに。」と言いました。
心の中で……。
あれから20年以上が経ちました。
今なら、わかります。
あのときのマスターの気持ちが。
私は、悩むのが好きな人間だったのです。
なぜなら、悩みを悩みのまま抱えることを選んでいたからです。
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思考不足が悩みをつくり出す
トラブルやイレギュラー。
生きていれば、必ず何かしらやってきますよね。
私が悩むのも、私の責任じゃなかったんです。
私はまっとうに生きようとしていました(つもり)。
それこそ、就職とか恋愛といった問題がたくさんありました。
ですから「問題にどうやって対処していこうかな」と悩んでいたんです。
もちろん、思い通りにはならないことも多い。
「この道を歩いて行こう」と思って歩き出すと、行き止まりがあったり、邪魔が入ったりするイメージです。
だから、問題に悩むわけです。
ただ、今ならわかります。
その考え方それ自体が間違っていたことに。
当時の私がやるべきだったことは1つ。
それは「悩みをタスクに変えること」です。
問題にぶつかると、悩みます。
どうすればいいのかわからないので。
20代の私は、そこで「もうダメだ……。」と思考停止になっていました。
だから、なんです。
問題にぶつかり、悩んだところで「考えることを止めてしまった」ら、悩みは悩みのままだったんです。
では、どうすれば良かったのか。
考えることです。
言葉にして、書き出すこと。
そこからできることを選んで、行動してみること。
それが圧倒的に不足していたんです。
とてもシンプルに言えば、
「私の悩みの原因は、すべては思考不足」
だったんですね。
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悩みをタスクに変えよう
昨日開催した「ビジネスブックBAR」。
課題本は『「悩まない人」の考え方』でした。
本にも、示唆があります。
本当に打ち手がないときでも、1時間書きながら考えれば、打ち手が出てくると。
そうして、
・行動アイデア
・新しいアプローチ
・動き出すヒント
を見つける。
それらが1つでも出てくれば、そのアクションは立派なタスク。
能動的に取り組む価値があります。
たしかに、1時間とって頭の中を書き出したり、インターネットで調べたり、同じような悩みを克服した経験者の体験を探したりする。
そうすれば、何かしら試せるものが見つかるはずです。
それなのに「どうしようかな……。」とモヤモヤしている。
当然、問題は進展しない。
ですから、悩みは悩みのままなのです。
私が学生時代にマスターから
「伊藤くんは、本当に悩むのが好きだよね」
と言われた理由はここにあります。
マスターにしてみれば、
「悩むのが嫌なら、できる行動をリストアップして、さっさと行動したら?」
という認識だったはずです。
そんな簡単なこともやらずに、カウンターでウンウンと悩んでいる。
マスターとしては「伊藤くん、また悩んでるのか。好きだね〜、君も。」という感覚だったんでしょうね。
正直なところを言うと、今から考えると、私が悩んでいたのは「人生をまじめに考えている人」になりたかったのかもしれません。
そうなると、カウンターでぼんやりしているわけにもいかない。
だから、悩んでいた。
いや、、、悩んでいるフリをしていただけなのだと思います。
20代前半の私自身に会えたら、伝えたいです。
前述のように、「悩みをタスクに変えよう」と。
具体的には、
「能力不足を気取って立ち止まってても何も変わらないよ。単純に、思考不足なだけだから。」
「まずは、できることや試せそうなことを書き出して、リストアップしよう。」
「そこから動き出せそうなアクションを1つ選んで、15分でいいから行動してみようよ。」
と言いたいですね。
そうすれば、「問題(problem)」は「課題(task)」に変わりますから。
さて、もしかすると、あなたも以前の私と同じように悩みや問題とともに過ごしているかもしれません。
そんなときは、それらをタスクや課題の形に変えるのがおすすめです。
そのようにして、1歩を踏み出しましょう。
バーのマスターに「あなたは、悩むのが本当に好きだよね〜。」と言われないように(笑)。
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■編集後記
昨日は、「ビジネスブックBAR」を開催。
『「悩まない人」の考え方』が課題本でした。
初参加の方もあり、有意義かつ楽しい時間をすごせました。
次回は年内最後の「ビジネスブックBAR」。
また、今回で毎月の定期開催をお休みしようと思っています。
12月の課題本は『ディープドライバー』です。
メルマガで先行募集をしたところ、早くも残席1名です。
ご興味があれば、ぜひお越しいただけたらと思います。(^^)
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