仮説の習慣

「器が大きい人」になるための口ぐせの習慣

投稿日:


「器が大きい」と言われる人ほど、人生のサイズが大きくなると考えています。
では、器が大きい人になるためには、どんな習慣が必要なのでしょうか。
私なりに考えてみました。




 

「器が大きい人」とは?

「器が大きい人」とは、どんな人のことなのか?

考えていたことがあります。

なぜなら、器が大きい人に憧れていたからです。
最近の私がイメージする「器が大きい人」は、Mr.Childrenの桜井和寿さんです。

なぜか。

実績がすごい。
それなのに謙虚。
何より、ほかの人のことを否定をしません。

他者は他者。
自分は自分。

今の自分ができることに精いっぱい取り組む。
結果はどうなるかはわからない。
だから、目の前のプロセスに集中する。

そんな姿を見ていると「器が大きい人だな」と感じるわけです。

一方、最近、「器が大きい人」とは反対の表現を見ました。

それは、Mr.Childrenの最新アルバムやライブへの感想です。
このブログに書きたくないような言葉を使って、現在のMr.Childrenの楽曲を否定していました。
痛烈に。

いや、もちろん、私は「ファンなんだから全肯定しないとダメでしょう」とは思いません。
そうなったら、逆に盲目的かつ思考停止の状態。
怖いですよね。(笑)

おそらく、その人たちはMr.Childrenの新しい楽曲に期待していたのだと思います。
それなのに、期待に沿わないパフォーマンスだと感じた。
だから、怒りや失望に変わったのだと思うのです。

ただ、その一方的にも感じるようなネガティブな感想について、感じたことがあります。
それは、
「自分の期待に沿っていないから、批判する」
という姿勢です。

 


 

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「称賛と非難」の分かれ目

「自分の期待に沿っていないから、批判する」
この気持ちは、私にもよくわかります。

たとえば、スポーツ。

応援している選手が活躍するとうれしいです。
マスコミやファンから称賛されます。

これは、
「自分の期待に沿っている→称賛する」
のです。

一方、チャンスで活躍できないことが続くと残念な気持ちになることがあります。
周りからも非難されますね。

これは、
「自分の期待に沿っていない→批判する」
ということです。

なぜ、私たちは「称賛と非難」に分かれてしまうのでしょうか。

ここからは、私の仮説です。

分かれ道ができる要因は、
「自分の価値観に沿っているかどうか?」
が判断基準になるのではないかと考えています。

要は、現実に対して、
・自分の価値観に沿っていれば称賛
・自分の価値観に反していれば非難
ということですね。

非難する心には、具体的には、
・Mr.Childrenの楽曲なら「こうあるべき」なのに期待とは違っているから非難する
という流れがあるのではないかと。

つまり、
「自分の期待に沿っていない(=自分にはわからない)世界観→非難する」
ということになっているということです。

 

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「器が大きい人」になる口ぐせ

ここで、「器が大きい人」に戻ります。

冒頭の
・「器が大きい人」とは、どんな人のことなのか?
に対する答え。

私の感覚でいうと、
・「器が大きい人」とは、認められる価値観が多い人
です。

自分の価値観に合わない意見があったとしても、「なるほど、そういう価値観もあるよね」と受け止められる思考の柔軟性や懐の深さがある人。
そういう人が、私にとって「器が大きい人」です。

一方、思考が固まってしまうと、自分の価値観に合わない意見を受け止めきれない。
自分が受け止められる範囲を超えてしまうので。
「これって、要するにこういうことでしょ」と、自分の常識の範囲に収めたいのにできないわけです。

これは、私もわかります。
自分がわからないことは、怖いこと。
結果、対象を「わからないから」と、遠ざけてしまうのではないでしょうか。

ですから、自分が理解できないときに
・非難
・批判
・怒り
・失望
・思考停止
のようになってしまうのではないか、と感じています。

では、どうすればいいのか。

私が、
「自分の期待に沿っていない→批判する」
となりそうなときの対策があります。

私は「わからない」と感じたときに「なるほど、これは興味深いな」という言葉を使うようにしています。
頭の中で言葉を使ったり、口に出したりするのですね。

今回も、Mr.Childrenの最新アルバムを聴いたとき、正直にいうと「(アルバムの魅力が)わからない」と感じました。
そこで、批判する人たちのようにマイナス評価してしまえば、評価は終了です。
私の「価値観に合わない」と手放せるので。

ただ、それでいいのかどうか。
ラクかもしれません。
でも、私の器は広がらないでしょう。

そこから、どうしたのか。
毎日のように聴きまくりました。

すると、変化がありました。
「わからない」と感じていたアルバムの魅力が、徐々にわかってきたんです。

さらに、ライブに参加しました。
楽曲のメロディーの魅力や歌詞の解釈が私なりに進んでいたからでしょう。

感動したのです。
心から。
「むせび泣く」という体験をするくらいに。(笑)

「わからない」と切り捨てなくて良かったなと。
切り離していたら、この感動は得られなかったわけですから。

事例は、ささいなことかもしれません。
ただ、私は受け入れられる価値観が広がったと思いますし、アーティストの深みを体験ができたと感じています。

ですから、もしも、あなたが「わからない」と感じたとき。
その対象を理解したい(器を広げたい)気持ちがあれば、「なるほど、興味深いかも」と一度受けて止めてみてはいかがでしょうか。

なぜ興味深いのか、その理由は思いついてなくてもOK。
「わからない」ではなく、「なるほど、興味深いかも」という言葉を脳内にまわせば、あなたの内側が考えてくれますから。
ぜひ、一度。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
6:00の部、6:30の部、7:00の部まで。

日中は、会社の仕事で久しぶりの日帰り出張へ。
移動中、取引先の方の壮大な人生ストーリーを楽しみました。

月末だったので、夜は「良習慣塾」メンバーと月間集中タイム。
考えごとが進み、新しいアイデアがいくつか出てきました。(^^)


 


 

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