ある行動を習慣化するためには、行動のきっかけを同じにものしておくことが有効です。
そのフックには、場所・空間・時間帯などがあります。
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電車の中を移動式の書斎に変える
私にとって、通勤の電車の中は、まさに移動する書斎のような位置づけです。
自宅だとつい時間をかけすぎてしまうブログや、「習慣化の智慧」コミュニティーのサポートコメント、習慣化の学校のメルマガなどは、電車の中だと高密度で実行できるのです。
特にブログを書いているうちにのってくると、フロー状態に入ります(毎回というわけではありませんが)。
そのように集中してブログを書いていると、降りる駅まで一瞬で到着してしまったかのような感覚になることもあります。
じつは以前は、「電車の中でブログを書くなんて、集中できないんじゃないかな・・・」と思っていました。
しかし、習慣化を学んでいる今であれば、じつに理にかなっていることがわかります。
習慣化するとは「頭の中に川をつくっていく」こと
なぜなら、「ある行動を習慣化する」ということは、「頭の中に川の流れをつくっていくようなもの」だからです。
習慣化をスタートした当初は、その行動(たとえば、「電車の中でブログを書く」のような行動)は、糸のように細い水路しかありません。
ちょっとせき止めたら、すぐに水の流れがなくなってしまい、水は枯渇してしまいます。
しかし、あきらめずに、その後も何度も同じ行動をくり返す。
すると、水路の幅が徐々に広がります。
最終的に水路の幅がどんどん広がれば、頭の中に習慣化する行動を支える大きな川のようになっていくのです。
その際、最初に細い水路をつくるタイミングで、
・同じ場所
・同じ空間
・同じ時間帯
という条件でくり返していくと、頭の中の水路の幅を広げるのに効率が良いのですね。
これは、漢字を1回書くよりも、2回、3回と何度も書いたほうが漢字を覚えやすくなるのと同じ原理です。
何度も同じ漢字を練習すると、最初は意識しないと書けなかった漢字(書き順など)も、無意識のうちにできるようになってきますよね。
あれは、頭の中に「その漢字を書くための水路」が大きく広がっているので、意識しなくても漢字を書けるようになるのです。
同じ場所・空間・時間帯で行動をくり返そう
私の場合は、朝の時間帯に電車の中で「ブログを書く」という行動をとっています。
それを続けていくと、「電車の中でブログを書く」という行為が、脳に認識されます。
すると、「電車の中でブログを書くことは、この人にとって大事な行為である」と脳に認識されるわけです。
それが、水路の幅を広げてくれるという意味合いです。
結果として、「電車に乗ると自動的にブログを書きはじめる」という「大きな川」の流れにのれるのですね。
そのように、同じ空間や時間帯に特定の行動を何度もくり返すことは、習慣の定着にとても有効です。
私の場合、電車にのると自動的にiPhoneを取り出し、自動的にEvernoteをひらき、自動的に編集後記を書きはじめる自分がいます。(笑)
私の場合は電車でしたが、人によってやりやすい環境や続けやすい環境があると思います。
ですから、習慣化の定着にぜひとも、
・同じ場所
・同じ空間
・同じ時間帯
でくり返すという視点をとり入れてみましょう。
ただがむしゃらに習慣化にとり組むよりも、かなり続けやすくなるはずです。
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■編集後記
昨日は、ひとり会議を実施。
目標設定会のファシリテーションをおこなう機会がでてきたため、アイデアを書き出していました。
いろいろとやりたくなるのですが、、、しぼらないと成果は出ないんですよね(人生と同じですね・笑)
ご参加の方には、限られた時間の中でも最大限の効果を出していただきたいものです。(^_^)
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