行動の習慣

行動計画表が「自分の意図」をつくる

投稿日:2024/10/06


シンプルに「主体性」を発揮できる方法があります。
行動計画表をつくることです。




 

レース当日の行動計画表をつくる

トライアスロンのレースに向けて、当日までに取り組んでいることがあります。

それは、「行動計画表」をつくること。

行動計画表といっても、シンプルです。
何時に起きて、いつ家を出発するか。
それをメモしておくだけです。

具体的には、
・0455 起床〜体温測定
・0510 朝食
・0520 持ち物最終チェック
みたいな感じですね。

電車に乗る時間から、会場への到着ルートまで。
路線検索などで調べてメモしておきます。

会場に到着してから、レースがスタートするまでもシミュレーション。

・0800 受付
・0830 開会式
・1040 ウェットスーツ着用〜試泳
・1055 招集
・1110 スタート

もちろん、当日のタイムスケジュールはレースの最終要項にも記載があります。

ただ、全体と個人の動きは違います。
レース全体の中で、個人の自分はどう動くのか。
事前に書き出すと、イメージの解像度が上がります。

 


 

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行動計画表が重要な理由

行動計画表をつくると、感情が整います。

私のイメージは、電車の運行ダイヤを決めた感覚ですね。
特急との待ち合わせや別路線への乗り換えも考慮。
その上で「今日のダイヤは、この予定で運行しよう」みたいに。

もちろん、現実は行動計画表のようには進みません。
わかっているのです。

それは電車も同じですよね。
荷物はさまりがあったり、体調不良の乗客がいたりします。
それによって、朝に計画していたダイヤが変わります。

ただ、大事なのはそこからです。
計画をつくる理由は「予定が変わってからの戻り先」を決めるためにつくるのです。

トライアスロンの行動計画表も同じです。

イレギュラーが起こり、家を出るのが10分遅れたとしたら、どうでしょう。
急げば予定の電車に間に合うかもしれません。
完全に無理なら、違うルートを考える必要があります。

手段を変えても最短ルートを進んで、会場に着く時間が行動計画表と同じになった。
だとしたら、安心しますよね。
「ここから計画表に戻れたな」と。

計画がなかったら、戻り先がわかりません。
今の自分が前倒しなのか、ギリギリなのかもわからずです。

その目安を知るためにも、自分で行動計画表をつくる。
それが大事だと考えています。

もっとも、以前の私は行動計画表をつくっておらず。
「受付スタートの開始時間に行っておけば、あとは何とかなるだろう」くらいにしか思ってませんでした……。

仕事では計画表をつくっていても、レースまでの練習計画表や当日の行動計画表はつくっていなかったのです。
反省しています(なので、改善しているわけですね)。

 

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行動計画表で「自分はこう進もう」を考える

行動計画表をつくっているときは、ラショナル(理性的)な私でいられます。
ゆとりある時間を考えたり、バッファを考えたり、整合性のある計画を考えたりできます。

ただ、これは会議室で仕事のプロジェクトを考えているようなもの。
言ってみれば「机上の空論」です。

現場では、エモーショナル(感情的)な私となります。
あせったり、目の前の選手たちの会話に振りまわされたり、感情優位になってしまうのです。

これこそ、現場です。
今まさに目の前で起こっている。
「現実そのもの」です。

理性と計画が無いと、感情と現実が圧勝します。

たとえば、私ならウェットスーツを着る時間を決めておかないと、周りの選手が基準になります。

「あの速そうな人がもう準備してるから、もうウェットスーツを着たほうがいいのかな?」とか。
反対に「あの人、まだまだ余裕そうだから、自分もまだ着なくても大丈夫かな?」とか。

基準が自分じゃなくて、他者になってしまうのです。
「周りをよく見ている」のではなく、「周りに流されている」のですね。

以前の私の人生そのままです……。
これだと、レース本番になっても周りに流されてしまい、いい結果は出せないように思います。

だから、周りに誰もいない状況で、自分の計画を考えることが重要。
要は、「スタートの30分前にウェットスーツを着る」と決めてしまったほうがいいわけです。
それが早いのか、遅いのかは、あとでわかりますから。

さて、優れた成果は、3回つくられます。

1回目は頭の中で。
2回目は紙の上です。
ここが行動計画表にあたります。
「自分はこう進もう」と。
そうして、3回目に現実がやってくるわけです。

現実はどうなるかはわかりません。
それでも、少なくとも自分で基準を決められますよね。
誰かが決めた運行ダイヤではなく、個人のレースなのですから。

レースだけでなく、1日の習慣や人生計画も同じですね。
「自分はこう進もう」と決めましょう。
あとで変わりますし、変わってOKですので。

あなたは、どんな分野で「自分はこう進もう」をつくりたいでしょうか。
ぜひ、考えてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
6:00の部、6:30の部まで。
7時から「週次リフレクション」。
8時から8:00の部。
9時からアウトプット部の部会。
その後、オンラインセミナー受講。

午後はオフ。
自転車を軽くこぎ、ランも軽く。
明日のレースのための買い物も。
ミスチルのCDを聞きながらレースの持ち物を準備。
夜は早めに寝ました。(^^)


 


 

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