充実感や達成感を持って1日を終える。
理想的ですよね。
では、そのような1日は、どのようにしてつくっていけばよいのでしょうか?
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「1日を充実させるための習慣化」とは?
先日、クライアントさんから「1日を充実させるための習慣化」について質問がありました。
「いろいろと自分にできることをがんばってはいるけれども、どうも1日の終わりに達成感を味わえない感じがする」ということだったのですね。
また、そのような1日が続くと、1ヶ月や1年をふり返ったときに、「いろいろとやった気がするけれど、何も達成していない感じがする」というようなざっくりとした感想になってしまうのだそうです。
あなたも、同じようなことを思ったことがあるでしょうか?
もちろん、私はあります。(^_^;)
さて、クライアントさんに私からお伝えしたのは、
・毎日、小さな成功体験を味わうスケジュールや計画をたてる
ということです。
私が自己投資をスタートした10年前、いろいろと試行錯誤してたどりついたのは、「良習慣の種」というツール。
といっても、とてもシンプルなもので、1日のうちにとりくむ大小の10個の習慣をチェックするリストです。
まだ何もなく、本当に何もなしとげていなかった頃、コツコツと自分の習慣にチェックをしていました。
それこそ、
・靴をそろえる
・脱いだ上着はすぐにハンガーにかける
・玄関の鍵をしめたことを確認してから出かける
といったような「しょぼい習慣」ばかりだったのですね。
しかし、そのような小さな習慣であっても、成功体験。
当時の私には成功体験がなかったので、自分でそのようなツールをつくっては小さくチェックリストに「◎」をつけていたのです。
「良習慣の種」を積み重ねることが期待や希望をつくる
小さな成功体験であっても、数を重ねていくことで、未来に対する期待感が生まれてきました。
人は、未来に期待感があれば行動できます。
その反対に、希望を持てなくなったとき、挫折するのです。
実際、
・靴を揃えているだけで、何か変わるんだろうか?
・今の仕事を続けていった先に何があるのか考えたほうがいいのではないか?
・自分らしい生き方ってどんなことなんだろう?
という考えが、頭の中をよく巡っていました。
ただ、それらの不安を軽くしてくれるものが、私が名づけた「良習慣の種」というチェックリストだったのです。
未来への期待感や希望は、成功体験の数が大きな要因を持つと考えています。
「これだけのことができたんだから、未来もきっとできるだろう」という感情が湧いてくる、ということですね。
過去の行動が、自分が得たい成果や目標達成につながったことがあるという事実。
その経験が期待や希望を持つことを助けてくれるのです。
一方で、成功体験が少ない人や挫折体験が多い人は、成功のパターンが少ないので、「今すぐ」得られる欲求に走ってしまうわけです。
それが、スマホのゲームやネットサーフィンに逃避してしまう原因になっている人も多いと思います。
希望や期待が持てないと、「やっぱり、いくら努力しても変わらないや・・・」と思いがち。
ただ、自分で自分を信じられなかったら、誰が信じてくれるのでしょうか。
チェックリストの「◎」が自分への信頼を逓増させる
上記の通り、「1日を充実させるための習慣化」でのおすすめは、
・1日10個の良習慣のチェックリスト
をつくって活用してみる、ということです。
そのようにして、自分に対してたくさんの「◎」をあげていきましょう。
ポイントはいくつかありますが、大事なのは、普段は無意識にやっていることでも、あえてチェックリストにして、「◎」をつけていく、ということです。
時間はかかるのですが、これが効くのです。
なぜなら、チェックリストにして自分に「◎」をあげていくことで、「長期的、本質的、客観的」に自分の行動を見ることができるからです。
自分に対して「信頼残高」を積み上げていく感覚です。
この習慣が、「今日というかけがえのない1日」を充実させていくことことにつながっていくのです。
実際、今日やることができなかったら、明日や明後日に期待ができませんよね。
ですから、たとえ24時間以内にできなかったことがあっても、チェックリストを埋めていくのです。
毎日、必死で生きていくことが、未来に期待や希望を見せてくれるものだと思います。
そこに魔法はありません。
ですから、期待や希望というのは、毎日の小さな習慣の上に成り立つものであり、日々の充実感や達成感なしには、生まれるものではないのではないでしょうか。
もちろん、「やりたいこと」ばかりで24時間を埋めつくすことができれば最高です。
ただ、それはたいていの人にとっては難しいことでしょう。
ですから、やるべきことや、やらなければならないことにも、向き合っていく必要があると思います。
私も日々格闘中ですが(汗)、やらなければならないことを残しておくと、気のせいかもしれませんが、どうも幸福感が落ち、疲れるような感じがあります。
反対に、やるべきことが多かったとしても、すべてをクリアしておけると、長時間働いても、疲労がたまらないような気がするのですよね。
ですから、クライアントさんには「良習慣の種」をおすすめしました。
そうして、毎日、小さな達成感を味わっていただくことを提案しました。
そうして、たくさんの成功体験を自分の内側に積み重ねていく。
その「良習慣の種」の積み重ねが、未来への期待や希望をつくってくれることを願っているのです。
あなたの「良習慣の種」は、どのようなアクションですか?
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■編集後記
昨日は、久しぶりに23時30分まで会社で仕事をしてしまいました。(汗)
事前の計画が甘かったのが反省です。。。(^_^;)
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