思考の習慣

チャンスを得る秘けつ。リスクに飛び込み、平凡に「NO」をつきつけること。

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1つの事実から何を受け取るかは十人十色ですよね。

その反応の違いは、どのようなことから生まれているのでしょうか。

 

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「この世は◯◯だ」というビリーフ

私たちは、誰でも無意識の思い込み(ビリーフ)の中に生きています。

先日聴いていたセミナーで考えたのは、世の中をみるときに、

・この世はチャンスにあふれている

と思うか、

・この世は危険に満ちている

と思うかで、どのような人生になるか、大きく影響するだろうな、ということです。

たとえば、

・知らない大人についていってはいけない
・人は本当は悪い心を持っているものだ
・周囲がとめるのも聞かずにリスクを冒すと失敗する

というビリーフを持っている人は、「この世は危険に満ちている」と思うでしょう。

すると、行動力が弱まりますよね。

何か新しいことやチャレンジングなことをすると、危険にさらされる恐怖とたたかわなくてはならないからです。

一方で、

・この世はチャンスにあふれている

というビリーフを持っていると、どんな風に変わるでしょうか?

「こういう話があるけど、やってみる?」と言われたときに、チャンスを感じることができます。

すると「やってみたいです」と言える思考になるのですね。

ただ、これはどちらも思い込みであり、事実ではありません。

ですから、どちらを信じるかは本人の自由なのですね。

 

チャンスを活かして変化する人としない人の違い

じつは、私自身が、以前は、

・この世は危険に満ちている

という思い込みを持っていました。

ほとんど無意識なので自分でも気づかないのです。

ですから、何かチャンスがやってきても、「今回はやめておこう」となっていました。

しかし、ここ5年くらいの間は、

・この世はチャンスにあふれている

と思うようになってきました。

実際、私はこれまでにラッキーだけで生きてきた部分が非常に強いです。

そのようなときは、誰かにチャンスの課題を与えられ、それをクリアしていくうちに、いつの間にか自分の力もついてきたように思うのです。

周囲を見渡しても、チャンスを活かせる人というのはどんどん成功の機会を得ていますし、そうでない人は大きな変化がないまま何年もたってしまっています。

両者は何が違うのでしょうか?

私は、チャンス(らしきもの)がやってきたときに、思いきって飛び込むかどうかの違いがあると思っています。

思えば、過去にも、

・コミュニティーの勉強会で講師を募集していたときに「やってみたいです」と手をあげて、緊張しながら尊敬する人の前で超緊張しながら講師をやったこと(後にブログに書いていただいた感動は今でも忘れられません)

・「習慣化の学校」のサポートの依頼があったときも、「自分に務まるだろうか?」と思いながらも「やってみたいです」と返事をしたこと

・スイムの制限時間が短い横浜トライアスロンのレースに「やってみたいです」と返事をしたこと

など、リスクとも思える裏側にチャンスがあったのです。

そのように、自分がやれるかどうかわからないようなときこそ、チャンスを与えてくれる運のようなものが、私たちの度胸を試しているのかもしれませんね。

 

平凡であることにノーを言うことからチャンスが生まれる

運が良くなりたいと願う人は多いものの、それはどこか他力本願に聞こえますよね。

ただ、より良い変化を起こしていくためには、リスクをとっていかなければ何もスタートしません。

たとえば、サーカスで空中ブランコをやっているときは、片方のブランコからもう一方のブランコに飛び移らなければ、空中ブランコは成功にはなりませんよね。

ここを怖がって飛び移らなかったら、ただのブランコになってしまいます。(笑)

より良い変化というのは何らかの行動でもあるでしょうし、自己投資の金額かもしれません。

そのようにして新しいことに挑戦しながら運を良くしていこうと思うなら、おそらく平凡な人生とは逆になるでしょう。

ただ、自分の人生をとことん探求していきたいなら、まず最初に覚悟しなければならないことは平凡であること、つまり「その他大勢」をあきらめることです。

もちろん、ひとりだけ浮いてしまったり、まわりと違うことをすると、不安を感じると思います。

しかし、平均点をとることにノーを言わなければ、自分で何か「ことを起こす」のは難しいと思います。
(少なくとも私のような凡人は)

ですから、チャンスを得るために、ときにはリスクを冒して飛び込むことも必要。

チャンスに出会わなかった人はいないはずなのです。

 

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■編集後記

昨日は、「習慣化の学校」第3期の説明会に参加。

実例をもとにしたケーススタディのリアクションが見事にバラバラで「人間っておもしろいなあ」と感じました。

そのときの感情から今日の記事を書きました。

人間心理というのは、学んでも学んでも、つきないのでしょうね。

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