「たっぷり時間がある」と思った瞬間から、非効率な時間がスタートしてしまうと感じています。
それを防ぐのが、私が過去に挫折した「ポモドーロ・テクニック」でした。
何度も失敗した私が、どのようにしてポモドーロ・テクニックを活用できるようになったのか、その工夫を記事にしてみました。
せっかくの自由な時間を浪費しないためには?
「休日の午前中のすごし方が、すごく非効率で浪費感があったんです・・・」
先日、こういった悩みを聞きました。
これは言ってみれば「早起きのあるある」ですよね。
当然、私もおちいった経験があります。
たとえば休日。
寝坊せずに朝7時までに起床できたとします。
そうすると「午前中は5時間もあるぞ」という感じ。
5時間があれば平日にできなかった自己投資がたっぷりできそうな感じがあるわけです。
でも、実際に12時がやってくるとどうか。
見事にやりたいことができていない状態なんですね。
予定していたタスクの50%くらいしか終わっていなかったということもありました。
「せっかく早起きしたのに・・・」
そんながっかり感があったわけです。
このようなとき、どんな取り組みを考えていけばいいのでしょうか。
私のおすすめは、
・ポモドーロ・テクニック
です。
「なんだ。ポモドーロ・テクニックなんて知ってるよ」という人も多いかもしれません。
確かに時間術としてはシンプルかつ王道ではあります。
でも、だからこそ信用できるメソッドだといえるとも考えています。
それに、よく知られている方法のわりには、本当に活用している人は少ないように思います。
ですから、冒頭のような「休日の午前中のすごし方が、すごく非効率で浪費感があったんです・・・」という悩みが出てくるのだと思うのです。
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ポモドーロ・テクニックを活用できるようになった理由
ポモドーロ・テクニックのやり方は簡単です。
(1)25分間の集中タイム
(2)5分間の休憩タイム
をくり返すだけ。
この手法を活用するカギは、なんといっても「集中と休憩」をくり返すことです。
この「緊張と弛緩」を一定周期でくり返すことが、時間にメリハリを与えてくれるのですね。
時間に区切りを入れずに「5時間ずっと集中しよう」と思ってしまうこと。
その幻想が、非効率な時間の使い方につながってしまうのです。
それに、集中力や意志力にはリミットがあり、貯蔵できるできるエネルギーが限られています。
ですから、集中タイムで一定の集中力を使ったら、少し休憩して意志力を回復する。
そうやってできるだけ集中力を使い切ってしまうことを防ぎましょう。
ポモドーロ・テクニックが意外と浸透していないのは、自分にあったやり方が見つかっていないからかもしれません。
そういう私も、何度も導入しては挫折をくり返していました。
スマホの失敗
最初はスマホのアプリでポモドーロ・テクニックを実践。
しかし、これはあまりうまくいきませんでした。
スマホで休憩の知らせがくるたびに、スマホを見ることになります。
するとメールの対応などに注意を奪われてしまってうまくいきませんでした。
パソコンの失敗
次に試したのはパソコン上でポモドーロ・テクニック。
しかし、これもアラームに気づかないことが多く、続きませんでした。
デジタルタイマーの失敗
最後は、いつも活用しているデジタルタイマーを導入。
最終兵器として取り入れてみたところ、25分の集中タイムはうまくいきました。
しかし、25分がおわったら5分をセットして、それが終わったらまた25分をセットする。
この設定のくり返しが面倒でした。
本当に面倒くさがりの自分に落ち込みつつ、それでもポモドーロ・テクニックの25分の集中力の魅力を捨てきれませんでした。
デジタルタイマーでの成功
そんなとき、ノートを前に内省タイムをとっていたところ、ある気づきがやってきました。
その方法をとることで、ポモドーロ・テクニックのハードルが解決したのです。
その方法とは、
・デジタルタイマーを2つ活用する
という方法。
なんともシンプルな方法でした(笑)。
ひとつのタイマーは25分にセット。
もうひとつのタイマーは5分にしておきます。
こうしておけば、いちいち25分→5分のセットをくり返さなくてすむのですよね。
おかげで休日の時間管理だけでなく、テレワークにも有効活用できるようになったのです。
もちろん、今もその方法でブログを書いています。
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ポモドーロ・テクニックを習慣にする3つの工夫
デジタルタイマーを2つ活用することで定着してきたポモドーロ・テクニック。
定着できている工夫を3つ考えてみました。
1:25分がきたらとにかく一旦ストップする
気分がのっていても25分でとめるようにしています。
タスクで区切るのではなく、時間で区切る。
これが原則です。
ついキリがいいところまでやりたくなるのが感情ですが、あえてとめることです。
ここを欲張ると崩壊します(私はそれで失敗しました)。
途中で手をとめると、続きが気になるかもしれません。
でも、それがいいのです。
次の25分のスタートが「待ってました!」という感じになるからです。
これは「ツァイガルニク効果」といって、再開のパワーを高めてくれるのです。
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2:5分間の休憩にやることを決めておく
5分間の休憩は、決断や判断を必要としない時間にすることです。
脳のワーキングメモリーを使わないようにすることが大事なんですね。
ただ、この5分に何をやるのが事前に決めておかないと休憩のたびに「さて、何をしようか・・・」となってしまいます。
よくやりがちなのは、メールチェックをしたり、スマホゲームをしたり、本を読むこと。
すきま時間の使い方としてはいいのですが、これでは頭がからっぽになりません。
休憩にはならないのです。
これも私にとっては以前に挫折した要因でした。
ですから、5分でやることを決めています。
今のところ、
・1回目の休憩はめい想
・2回めの休憩はストレッチ
・3回目の休憩はあえてボーッとする
というスタイルにしています。
4回目以降は3つの休憩方法をくり返します。
こうしておくことで、25分の再開時に集中力が高まっている感覚があります。
3:ポモドーロ・セットを回転させる
「25分+5分」を1セットとして、何回転できるか考えてからとり組むようにしています。
たとえば、休日のカフェで2時間の時間が取れるとします。
そのときは「25分+5分」のポモドーロを4回転させるという使い方を考えるのです。
私なら、
・25分あればブログをどれくらい書けるか
・25分あればメルマガが書ける
・25分あれば映像セミナーの学習とまとめができる
という時間感覚があります。
ですから、2時間が確保できたときにできるだけ有効な使い方を考えるわけです。
これは、普段から自分の時間感覚をつかんでおくことが大事になってきます。
「2時間で4ポモドーロできた!」という手ごたえ。
そういった達成感が重要で、その感情が「またポモドーロ・テクニックを使っていこう」という気持ちにさせてくれるのです。
ポモドーロ・テクニックに慣れていないときほど、25分でできる範囲の具体的な目標を設定するようにすることがおすすめです。
ポモドーロ・テクニックになじんできてよくわかったのは、「25分間の集中力をいかに高めるか」が重要だということです。
以前の私の失敗のように「5時間もある」とか「5時間ずっと集中しよう」と思ってしまうと失敗します。
それよりも「25分の集中を何ポモドーロつくれるか」という発想に切り替えることがおすすめです。
私のようにポモドーロ・テクニックに挫折してしまった経験がある人は、上記のような工夫を取り入れて再トライしてみましょう。
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■編集後記
昨日は、午前中にコーチングセッション。
午後は娘と地元の商店街へ母の日のプレゼントを買いにいきました。
娘が贈り物に選んでいたのは「ソープフラワー」というもの。
石けんでつくられているお花があるということを知りませんでした。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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