早起きの習慣

「1日だけ早起きしても何も変わらない」という人におすすめのポジティブアプローチの連続質問

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「1日だけ早起きしても何も変わらない」

そう考えて早起き習慣化に挫折してしまう人は「ポジティブアプローチの連続質問」を活用してみましょう。




 

早起き習慣化がヨーロッパの国につながった理由

昨日は、私が主催している「早起き完全マスタープログラム」にて朝7時30分からセミナーを開催しました。

今回のテーマは、早起き習慣化の応用について学習。

映像セミナーのあとに、3つのワークに取り組んでいただきました。

3つのワークは、

(1)セルフコーチング

(2)障害と対策

(3)ポジティブアプローチの連続質問

です。

このうち、興味深かったのは、

(3)ポジティブアプローチの連続質問

です。

このワークに初めて取りくまれたKさんから、

「ずっと前に思っていたヨーロッパの国に行きたい、ということを久しぶりに思い出しました」

という感想があったのです。

ワークのいい効果です。

なぜなら、

「早起きを習慣化する」

という目標が、「ヨーロッパの国に行く」という願望につながっているからです。

私にはKさんの「早起き→ヨーロッパの国」につながる理由は、まったくわかりません。

でも、それがいいのですね。

重要なのは、Kさんが「早起きを続けていった先に、今の自分が想像していなかったすてきな未来がある」と感じられること。

未来に対するポジティブな記憶量を増やしていくことこそ、ワークの目的だからです。

 


 

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「早起き=つらい」という意味づけを変える方法

通常、私たちの記憶は過去を参照してつくられます。

たとえば、早起きで二度寝がつらかったことがあれば、

・早起き=つらい

というイメージがつくられます。

そうなると早起きをイメージしたとき「眠くてつらい」という記憶になるわけです。

そうなると、なかなか早起きは定着しません。

私たちは痛みをともなう行動を避ける本能があるからです。

ですから、

・頭=やったほうがいい

なのに、

・心=つらいことはやりたくない

ということになってしまうのですね。

 

現状のイメージに変化を与える

心、つまり感情が「やりたくない」ということは、行動できません。

短期的に無理に取りくめたとしても、習慣にするのは大変なのです。

習慣化に挫折することや目標達成で停滞する場合は、このようなメカニズムがあるのですね。

過去の記憶に引っぱられている限り、そのイメージを変えるのは簡単ではありません。

では、どうすればいいのか。

変化のポイントは、

・未来のポジティブなイメージを増やす

です。

 

未来のポジティブなイメージを増やす方法

やり方はシンプルです。

現状に対して、

「今の課題をクリアできたら、次はどうなる?」

という風に何度も自分に問いかけていけばいいのです。

早起き習慣化が目標であれば、

「朝5時起きが難なくできるようになったら、次はどうなる?」

と質問します。

すると、

「朝5時起きが習慣化できたら、次は朝ランしたい」

ということになるかもしれません。

そのときに、

「朝ランが習慣化できるようになったら、次はどうしたい?」

と質問してみる。

すると、

「朝ランが習慣化したら、フルマラソンにトライしてみたい」

という未来が出てくるかもしれませんよね。

 

「ポジティブアプローチの連続質問」とは?

こうして、

「フルマラソンを完走できたら、海外のレースに参加してみたい」

となり、次に

「家族との海外旅行を兼ねて、世界のマラソンレースをまわってみたい」

という風に、次の未来をどんどん想像していくわけです。

少なくとも10回以上は質問をくり返してみましょう。

こうして未来を想像することによって、過去に「つらい」という意味づけしかなかった早起きへのイメージに変化が起きるのですね。

こうなると、

「早起き=つらい」

が、

「早起き=未来にいいことがある」

に少しずつ変化していきます。

そうして、心にやる気がわいてくるのです。

これがポジティブアプローチの連続質問であり、「フューチャーペーシング」と言われる手法です。

先述のKさんの場合は、未来へのイメージをふくらませ続けていった結果、

・早起き習慣化→ヨーロッパの国に行く

という未来につながったわけです。

 

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「ポジティブアプローチの連続質問」で一貫性をつくる

未来のイメージを増やすことで大事なことがあります。

それは、

・ゴールをイメージしたときに心が踊ること

です。

そのゴールに向かうために、今の1歩がある。

自分でそう思えることがポイントです。

たまにあるのですよね。

ゴールをイメージしたときに「こうなったら大変だな・・・」とか、まったく心が動かないゴールを設定してしまうことが。

それでは行動しようという気持ちにはなれませんよね。

でも、「次はどうする?」という風にゴールをイメージしていくと、未来と現在に1本のルートが見えてきます。

今しか見えていないと、1日だけ早起きしてもあまり意味がないような気がしてきます。

でも、未来を想像しておくと、今の1歩が未来のゴールに確実につながっていることがわかります。

何より重要なのは、ゴールまでに「これを大事にする」という一貫性が見てくることなのですね。

ゴール設定でよく質問されるのは、

「大きなゴールを描くほうがいいのか?」

それとも、

「目の前の1歩をクリアしていくスモールゴールをたてるほうがいいのか?」

というもの。

結論からいうと、これは「両方とも大事」ということになりますね。

山登りであれば「山頂を目指しながら、目の前の1歩を歩く」ということです。

そうすることで、ゴールへの道のりに一貫性をもたせることができるわけです。

そうすれば、「あとは進んでいくだけだ」と思えるようになるのです。

 

まとめ

現在と未来のゴールにルートをつくる。

ルートは曲がりくねった道でいいのです。

そのルートに一貫性が欲しいのですね。

そのために「次はどうなる?」という質問をくり返す。

その先には、今のあなたが想像していなかった未来が開けてくるかもしれません。

ぜひ「ポジティブアプローチの連続質問」にトライしてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活からスタート。

7時から引き続き「習慣化オンラインサロン」の運動プログラム「ユキトレ」でスクワットやプランクなど。

7時30分から10時前まで「早起き完全マスタープログラム」。

10時からオンライン集中タイムでブログ執筆。

10時30分から12時30分までオンラインセミナー受講。

ランチを食べて13時から15時すぎまでさらにオンラインセミナー受講。

夕方に家族で地元で話題になっているカフェへ。

夜は妻と2人で映画鑑賞。

私の価値観に満たされた1日をつくることができました。(^^)


 


 

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・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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