気づきの習慣

自分を変える特効薬は「ポジティブな後悔」

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

私が「自分を変えたい」「人生を変えたい」と思いながら、まったく変化がなかった時期があります。
なぜなら、そのときに「欠けていた習慣」があるからです。

では、私に欠けていた習慣とは何か。
「ふり返り→ポジティブな後悔」をつくる習慣です。




 

なぜ「ふり返り」をおすすめするのか

ふり返りの習慣をおすすめしています。

なぜか。
もちろん、私なりの理由があるんです。

その理由とは、「ポジティブな後悔が味わえるから」です。

ポジティブと後悔。
ベクトルは逆かもしれません。

ただ、私たちが自分のことを「変えたい」「変えよう」とするときは、どんなときでしょうか。
私の場合は、後悔したときだったりするんですよね。

たとえば、
・失敗する
・誰かに迷惑をかける
など。

私の具体例だと、
・二度寝を何度も後悔して、早起きできるようになる
・ブログの先のばしを何度も後悔して、前倒しできるようになる
・トライアスロンのスイムで何度もリタイアして後悔して、練習をするようになる
・動画教材の制作・販売をサボって後悔して、再開するようになる
という形ですね。

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「やっちまった……。」という強い後悔。
そんな気持ちがあるほうが「同じミスをくり返さないように、改善しよう」と思うわけです。

そんな経験や感情が、自分をより良く変えていくエネルギーになる。
そう考えていくと、私の至らない過去のできごとたちは、私の成長に貢献してくれているんですよね。

変化の起点は「ポジティブな後悔」なのです。

 


 

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後悔のパワーが人を変化の道に連れ出してくれる

私たち人間は、本能では変化を嫌うようにプログラムされています。
「変わりたくない」って思うのが自然なんですね。
ですから、通常の生活に問題がなければ、習慣をわざわざ変えようとは思わないもの。
(きっと、あなたもそうなのではないかなと想像しています)

それは、海外の人たちも同じです。
アメリカの大学の調査結果にもあるんです。

その調査とは、300人弱の学生たちに対して行われた、試験の結果の比較。
学生たちには、2回のテストを受けてもらいます。
1回目と2回目の間隔は、1ヶ月です。

まず、1回目の試験。
試験の結果が思わしくなかった学生たちがいます。
「失敗した」という学生たちに、ふり返りをしてもらいました。
ここで、後悔をきちんと味わってもらうのです。

結果、どうなったか。
「勉強をもっとしておけば良かった」という後悔を強く感じた学生ほど、2回目のテストのときにスコアアップしたのです。

もし、試験で失敗した彼らが、ふり返りをしなかったらどうでしょうか。
きっと、2回目も同じような失敗をしたはずです。

同じ1人の人間です。
それほど簡単には変わらないわけです。
時間も、1ヶ月程度しかありませんから。

私自身、よくわかっているのです。

私の学生時代。
テストで失敗すると「次のテストでは、勉強をもっとちゃんとやってから臨もう」と思います。
試験が終わった後や、試験の結果が出たときだけは。

でも、当時はふり返りの習慣を持っていませんでした。
ですから、失敗したタイミングである程度の強い後悔を感じていないわけです。
すると、前述の本能の機能の通り。
改善しようと思えないんですよね。

結果、1ヶ月後の試験も「勉強をもっとしておけば良かった」と。
同じ後悔をするわけです……。
私の人生は、そんな後悔のくり返しだったのです。

原因は「ポジティブな後悔」を味わっていないからです。

 

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「ポジティブな後悔」を味わうためにふり返る

「ふり返り」というきっかけがないと、「ポジティブな後悔」は出現しづらいものです。
なぜなら、至らない自分を感じるのは、誰もが避けたいことだからです。

それは、人生の達人たちも同じです。
ただ、彼らが変わることができているのは、
・ふり返りをしたり
・後悔を味わったり
・「もうこんなことはくり返さないぞ」と決めること
をしているからです。
それがなかったら、同じミスをくり返すことになる可能性が高いわけです。

だとすれば、ちょっと面倒かもしれませんが、ふり返りを習慣にしておくほうがいいでしょう。
自分のことを、なんとなく変えようとしても、あまりうまくいきません。
「明日から別人になる!」と決意するだけだと特に。
そこに「ポジティブな後悔」を強く感じれば、変わる確率は上がります。

もちろん、世の中の状況や誰かのせいにしても、変わりません。
変えるのは、自分の考え方と行動です。

「ふり返り」は、英語で「reflection(リフレクション)」。
「反映する」という意味があります。
決して「反省」ではなく、「反映」なのです。
「今の自分はこうなんだな」と鏡の反映として、ふり返りをするわけですから。

ぜひ、ふり返りからの「ポジティブな後悔」のパワーを活用して、より良く変わっていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に「良習慣塾」の月間集中タイム。
2月のふり返りと3月の計画ができました。
1ヶ月の経理も完了。
このすっきり感が大事なんですよね。

塾帰りの娘がスタバまで来たので、一緒に帰宅。
高校受験が終わり、結果を待ちつつ、学習塾は昨日で終了です。
中学生の娘と一緒に帰る時間を過ごすのも、ひとまず最後の日でした。(^^)


 


 

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・100kmウルトラマラソンランナー
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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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