良習慣の習慣

メンバーの自主性に任せずに「想い」をメッセージとして発信し続ける習慣

投稿日:2014/07/17


今さらですが、ワールドカップの日本代表は残念な結果でしたね。。。

今回の結果については、至るところで論戦が繰り返されていました。

今回は、先日ぼくが目にしたサッカー監督の話題から考えたことを記事にいたします!

 

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サッカー日本代表チームの監督の戦術評を読んで

ぼくが読んだ記事は、ワールドカップ日本代表を率いた歴代の監督たちについて書かれた内容でした。

その記事の中で、ぼくが引っかかった記述がありました。

それは、

「日本の選手たちの自主性や自由を重視し過ぎた戦術をとった監督たちは、結果を残せなかった」

という記述。

ぼくは、歴代の日本サッカーの監督について詳しく分かりません。(汗)

そのため、記事に基づいた話ですが、要は、

▼監督自身のメッセージを明確に主張し続け、選手たちがメッセージに呼応していたチーム

は、結果が良かった。

反対に、

▼選手たちの自主性に頼り過ぎ、自由という名の下に監督自身のメッセージを伝え続けることを怠ったチーム

は結果が悪かった、ということでした。

 

これを読んで少し考えてしまいました。

「結果を残せなかった」(と言われている)監督がどのようなサッカーを目指しているのか、何度も「チームのありたい姿」を繰り返し伝える監督であったならば、どうなったのかと。

選手たちは監督のイメージを中心に、素直に、そして柔軟に対応していた可能性はあります。

あやふやな「自主性」に頼り過ぎることはなかったのかもしれません。

(すべては結果論ですが。。。)

 

ジャイアンツの原辰徳監督の例

その記事を読んで思い出したのですが、いまや名監督の呼び声高いプロ野球ジャイアンツの原辰徳監督は、メッセージが明確でした。

初めて監督に就任した時のインタビューでは、キャッチフレーズにした「ジャイアンツ愛」という言葉をひたすら繰り返していたことを覚えています。

そのときは笑っていましたが、今から考えると原監督は明確に意識して発言していたことに相違ないと思っています。

それくらい繰り返さないと、自分のメッセージは選手たちに伝わらないということを原監督はご存じだったのでしょう。

ペナントレースが始まると、選手たちは原監督のメッセージに素直に従い、チーム一丸となって力を発揮していました。

そして見事に、監督就任1年目で優勝したのです!

 

想いを発信し続ける

スポーツや仕事とは違えど、ぼくも家族を持つ身です。

曲がりなりにも家長と言われる存在ならば、メッセージを発する必要性があるのではないかと考えるようになっているんですよね、最近。

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ぼくは共働きの家に生まれたので、けっこう「放ったらかし」で育てられたイメージがあります。

正直、ぼくの両親からメッセージのようなものを受けとった記憶はありません。
(両親の名誉のために書いておくと、愛情は溢れるほどに注いでもらいました・笑)

平凡ではありましたが、わり合い自由に育ててもらいました。

その分、大学生になって上京したときや社会に出てから、苦労したことや恥ずかしい失敗もたくさんしました。

当時こそ、さまざまな処世術(?)を伝えてくれなかった両親を恨みそうな時期もありましたが、今にして思えば、すべては実体験から学ぶ良い経験となりました。

過去を受け入れられる程度に自由で幸せなのです。

ですから、ぼくの子供たちにも「自由」に過ごして欲しい、と考えていました。

 

しかし、今は時代も変わっています。

ぼくも「親のメッセージ」というよりは、楽しさや悩みを抱えている1人の男として子供たちに関わろうかと考え始めています。

特に、息子は中学1年生ですから、少しづつぼくの話も理解してくれるでしょう。

 

ぼくが家族に伝え続けるメッセージは何なのか?

改めて考えていきたいと思います。

チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

【今日の良習慣】
「長(おさ)」ならば、想いを言語化して発信し続ける

 


-良習慣の習慣

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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