前回の記事にも書きましたが、引き続き「ひとり社長」のトークイベントから。
※ご参考
8/2イベント「雇われない生き方、雇わない生き方」。「ひとりビジネス」という生き方の選択
本日は高坂さんのコメントから考えた「ひとり社長は最先端のイノベーター」論です!
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会社員と自営業者の割合の変化
高坂さんのお話だと、昭和20年代の日本の労働者は90%が自営業者だったそうです。
2014年の現代とはまったく反対の割合です。
それだけ企業という組織が台頭してきたということですね。
戦後の日本経済成長の勢いを感じるデータです。
高坂さんの目指している世界の姿として話されていたことが印象的でした。
それは、
「自分の生きている間には達成できないかもしれないけれど、また日本の自営業者が90%を超える日を夢見ている」
という言葉です。
メガ企業とミニ起業家が台頭する近未来
ぼくはその言葉を拝聴して、ある書籍を思い浮かべました。
それは「ワークシフト」という本です。
【本日のお勧め本】
賛否両論ある本ではありますが、ぼくは非常に面白く読みました。
この中でぼくが印象に残っている表現があって、高坂さんのコメントとの相似性を感じたのです。
それは、2025年頃には「メガ企業とミニ起業家が台頭する」という未来予想です。
未来には、大企業をさらに大きくしたようなメガ企業が発生しているそうです。
メガ企業は大きな組織でしかできない分野でビジネスを行い、メガ企業が扱わないニッチな分野でミニ起業家たちが活躍するわけです。
このような世界が実現すれば、現代のような起業家としてチャレンジすることが珍しい時代から、サラリーマンの方が珍しい時代に逆転するでしょう。
「あそこのお宅のご主人はサラリーマンらしいわよ。」というような井戸端会議があるかもしれません。(笑)
高坂さんが話された未来は、まさに近未来のワークスタイルの様相を呈しているのです。
獣道を走るイノベーター
高坂さんが話された話で印象的な話がありました。
それは、現代のような大企業だけの意見が日本の行く末を握っているという状態は危険だということでした。
例えば、自衛隊の派遣、原発の再稼働など、国民の総論としては反対意見の方が多かったのです。
しかし、数より力の論理があり、大企業の利益追求主義によって、多数意見が通らなかったということなのです。
この状況は非常にリスクが高いと言わざるを得ませんよね。
何かがあったときに、国民の総意が通らないのですから。
ただ、ひとり社長が増えて自営業者が90%になれば、今度は国民の総意として一人ひとりの意見が国民の総論になるでしょう。
利益を追求し続けなければならない資本主義論理や、組織を拡大し続けるビジネスというのは人を幸せにしない、ということが至るところで指摘されています。
そのような意味で、ビジネスも拡大•拡張に頼るだけでは限界が来ているのかもしれませんね。
一人ひとりのビジネスのあり方が、実は国家への施策等にもつながることがあるということで、非常に考えさせられる問題でした。
そのように考えていくと、ひとり社長というワークスタイルは最先端を走っている働き方(=生き方)といえるかもしれません。
マジョリティの逆をいく生き方というのは勇気が必要なときもあるでしょう。
しかし、それはいつだって最先端のイノベーターとなる可能性を秘めているのです。
吉田さんが井ノ上さんのことを「従来の税理士さんのイメージと真逆の税理士さん」と表現されたということですが、まさに同感。
ひとり社長で古い業界の常識やおかしな体質を崩していかれてようとする姿はイノベーターの姿と重なるからです。
ひとり社長の友人たちが獣道をつくっている姿を間近で見れるぼくは幸運ですね。
まさに今回のトークイベントもそうなのですが、多くを学ばせてもらっています!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!
【今日の気づき】
ひとり社長はミニ起業家として、旧体質を打ち崩すイノベーターである
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