気づきの習慣

どんな達人も壁にぶつかっていることを知ってつらい時期を乗り越える

投稿日:2014/08/10


何かの習慣化を目指すとき、または何かの上達を目指すとき、気持が入り過ぎてつい忘れてしまいがちな思考があります。

早起きセミナー再開にあたり、改めて考える機会となりましたので記事にしようと思います!

 

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「達人のサイエンス」からの学び

突然ですが、あなたは、ジョージ・レナード氏の「達人のサイエンス」という名著をご存じでしょうか?

【今日のお薦め本】

この本からぼくが学んだことの1つは、

「進化成長していくなかで、人は必ず壁にぶつかる。

 しかし、それこそが成長していることだと捉えることが大切だ。

ずっとまっすぐに成長することは極めて稀である。」

というメッセージです。

 

成長は順調なステップアップ?

あなたが何かを学んだり、何かをトレーニングしているとき、どのように成長していくのか思い描かれたことはありますか?

成長とは、一歩一歩階段を上がっていくように、着実にステップアップしていくイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか?

もちろん、そのように順調に成長される方もあるでしょう。

しかし、ぼくはそのような画一的なイメージがすべてだと思わない方が良いのではないか、と考えています。

特に、最初は順調にいっているように見えても、どこかで壁にぶつかります。

いや、むしろストップしたり、時には後退しているような感覚になることさえあります。

そんなときは苦しく、つらい感情に押し流されてしまいますよね。

これは習慣化だけでなく、スポーツや楽器のトレーニングでも同じです。

ぼくも苦しんでいました。

しかし、「達人のサイエンス」を読んで捉え方が変わりました。

つまり、

【壁にぶつかったときほど、これまでコツコツためてきた力が「実力」に変わるタイミング】

と捉えられるようになったのです。

ですから、壁にぶつかったときこそラッキーだと捉えた方が良いときもあります。

結局は、成長するための行動を繰り返していくのです。

そしてある日、後ろを振り返ってみると、

「もう、こんなところまで来ていたんだ!」

と、自分でも驚くようなポイントまで到達しているものなのです。

 

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上達の壁は達人への道かもしれない

いま何かの習慣化に取り組んでいたり、スキルを磨き続けている人があれば(もちろん、ぼくもその中の1人ですが)、自分に問うてみましょう。

その壁は想像するほど厚いものでしょうか?

一見、厚く見える壁も、乗り越えられるときがやってきます。

どうせ壁にぶつかるのですから、乗り越えるプロセスを楽しみませんか?

乗り越える自信がない、勇気がない、つらい。

もし、そのような感情があるならば、何かを変えるときかもしれません。

やり方なのか、環境なのか、捉え方なのか。

いつ、壁を乗り越えられるかは、ぼくたちには分かりませんから。

解決策は1つ。

続けることです。

惰性ではなく、意思を持って続けることです。

「達人のサイエンス」によれば、何かの達人になる必要があれば、誰もが必ず乗り越えるべき厚い壁があります。

それは、達人なら誰もが通過している道だそうです。

確かに、壁を乗り越えていない達人なんていませんよね。

そのような達人は、説得力もないですし。(笑)

「そんな苦労はしたくないよ!」

と、もしあなたが言われるならば仕方がありません。。。

達人になることをあきらめるしかないでしょう。

「1日30分」の古市幸雄さんなら、

「誰もあなたに強要はしていません。」

と言われるでしょう。(笑)

 

しかし、達人になれば、あなたに興味を持ってくれる人が増えます。

ぼく自身は大したことはないですが、早起きの技術に興味を持ってくださる人は存在するものなのです。

3年前は、まさか自分が早起きセミナーを開催しているとは想像もしていませんでした。

まさに自分が早起きできずに壁にぶつかっていたからです。

何度も何度も頭を壁にぶつけていた気がします。(笑)

でも、そのおかげで早起きについての自分なりの哲学を語れるようになりました。

それが冒頭にお伝えした、

「ある日気がつくと自分でも驚くようなポイントまで到達していた」

という部分なのです。

そこにたどり着くまでに、必ず存在するはずの壁があることを知らなかったり、順調に階段を登っていくように上達すると思っていた7年前の自分に向けて今回の記事を書きました。

 

いま、何かにつまづいている人は、本当にそれがよじ登れない厚い壁なのか捉え直してみると良いかもしれませんね。

チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

 

【今日の気づき】
成長・進歩は必ずしも直線的ではない。地道な力が実力に変わるまでに必要な熟成期間が存在するものだ。

 

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