先日、セミナー後の懇親会でたまたま隣り合わせた起業家の方から多くを学びました。
今日はその起業家から学んだ「姿勢」を記事にいたします!
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社長の仕事とは?
その方は女性起業家です。
2年ほど前に日本と中国の貿易ビジネスで、ご自身の会社を立ち上げています。
20年以上も前(20代の頃)に、中国の不動産を購入したという先見の明を持っているのです。
いまは従業員も増えて、業績は好調。
中国でも現地法人を立ち上げられるそうで、多用な日々を送っています。
「もっと会社を大きくして、自分(自社)が貢献できるエリアを拡大していきたい」
とのことでした。
ものすごいバイタリティーですね。
その方は、毎朝4時起き。
その後、5時には出社して仕事をスタートしているそうです。(驚)
それは、成果が出るでしょうね。
同じ「早起きニスト」としては一瞬共感したのですが、ぼくのような趣味や楽しみとしての早起きではありませんでした。
とにかく処理しなければならない書類が毎日山積みで、早朝に集中して処理をしないと業務に支障をきたすボリュームなのだそうです。
貿易ビジネスとおっしゃっていましたので、通関関係の書類等が多いのでしょう。
ぼくも会社の仕事ではアジア圏の方がたと毎日のようにやりとりをしていますが、傍目に見ても通関担当者の業務は書類手続きが多くて大変そうです。
そのために、彼女が早朝出社をして書類業務をバリバリ片づけているのでしょう(その姿がイメージできる雰囲気の方でした)。
そのようにして仕事をこなしていた方ですが、あるとき気づいたそうです。
「社長としての仕事は書類を処理することではない」
ということに。
ぼくは、質問をしました。
「社長の大切な仕事のひとつは『考えること』っていうのは本当なのでしょうか?」
と。
「そうです。早く正確に事務処理することが仕事ではありません。」
「遅まきながら、ビジネスが大きくなってきて、案件が大量に詰まってきてから、ようやくそのことが理解できたのです。」
そこに気づいた彼女は、仕事の割り振りを変え、仕事を早めに切り上げることにしたそうです。
そして、
▼考える時間を確保したり
▼仕事の後に習い事を週に2日入れたり
▼ドラッカーを1年間かけて学ぶビジネスプログラムに参加したり
▼中国の経営者クラブに入会して交流を広げたり
といった活動を行い、ご自身の能力にさらにストレッチをかけているとのことでした。
印象的だったのは、
「学ぶことは常に先行投資ですからね。」
という言葉。
ぼくも強く実感していることだけに、嬉しかったです!
懇親会の時間を何に投資するのか?
そのように独立独歩で生きている方ですが、ひと通りぼくらのテーブルの人たちと歓談したあと、
「ちょっと失礼します。」
といって、席をたちました。
お知り合いの方に挨拶に行かれたのかと思っていたのですが、、、
違っていたのです。
何をされていたと思いますか?
・・・。
はい、シンキングタイム終了です。(笑)
ぼくの隣の席に戻った彼女は、サラッと言っていました。
「ようやく全員の方とお名刺交換できました。」
と。
そうです。
彼女は、懇親会に参加している人たちと名刺交換をしていたのです。
その場には少なくとも30人はいたのですが「全員」と名刺交換されました。
彼女は続けました。
「ビジネスは種まきが重要なのです。」
「いつ、どこで、誰が自分を助けてくれるか分からないものですから。」
「私も、今までたくさんの方に助けていただきました。」
「人とのつながりこそ、ビジネスで大切なことです。」
「人とのつながりがあれば、苦しいことや難局があっても最終的にはなんとかなります。」
リアルな対面の挨拶の重要性
・・・深い!
ぼくは言葉がでませんでした。
実は、その懇親会の場は、ぼくはちょっとしたアウェー感を味わっているところだったので(汗)、席を移動して名刺交換をするほど余裕がありませんでした。
そのため、
「テーブルで近くなったのもご縁。近くのみなさんと交流できれば良い。」
「少数だけれど、多少でも深いつながりを持てるほうが良いだろう。」
といった言い訳を用意していたぼくは、頭をガツンとやられました。
彼女の言葉を聞いて、失敗や恥ずかしさから逃げていた自分に気づいたのです。
ぼくは即座に席をたち、
「ぼくも全員と名刺交換してきます!」
と言って、参加者のみなさん20人以上と名刺交換しました。
残念ながら最後は時間切れに終わってしまったのですが、さまざまなことに気づきました。
▼ぼくを知らない人に、自分を知ってもらうにはどのようにアプローチすれば良いか?
▼いかに分かりやすいフレーズで自分の活動を伝えるのか?
▼相手の興味関心はどのようなところにあって、それを初対面でどのように引き出すのか?
▼そういえば、最近の自分の活動状況を名刺にアップデートしていなかったな・・・。
▼「コーチング」とは、どのようなことかまったく知らない人がこんなにいるんだ!
などなど、20人以上の方とご挨拶するうちに、いろいろな施策案・改善案が出てきたのです。
起業家で、ベテランのビジネスパーソンで、ドラッカーのビジネスプログラムを学び、中国の経営者たちと経営論を交わしている方が実行していたことは、
「対面で名刺交換をして自分を知ってもらうこと」
だったのです。
表現が非常に失礼かもしれませんが、、、ドラッカーを学んでいる女性であるわけなのに、
「泥くさくて、地味」
に見えました。
実際、エリートビジネスマンが集まる懇親会で、半分の時間を名刺交換と挨拶に費やしていたのは彼女だけでした。
でも、このようなことこそ、ビジネススクールでは学べないような姿勢の部分なのかもしれません。
その意味で、ぼくはお金では買えない貴重な経験をさせてもらいました。
もしかしたら将来、ぼくと名刺交換してくださった方から、
「早起きコーチをお願いしたい」
とか、
「早起きに悩んでいる知人がいるので話を聞いて欲しい」
といった連絡があるかもしれません。
それは自分ではコントロールできません。
ただ、ぼくが「早起き」に興味を持っていて「コーチング」をしている、ということは、少なくとも20人以上の方に対面で知ってもらうことができました。
今後、何かのご縁に発展する可能性が出てきたのです。
何より、これは自分から動いて名刺交換をした成果です。
最初のテーブルから動かなかったら何も起きていません。
(まあ、同じテーブルの方と意気投合する可能性もありますけれど)
とにかく、ビジネスにとって大切な「種まき」をしたのです。
ぼくは、セールスはどこまでいっても確率論から離れられないと考えていますから。
ぼくの現在のミッションである「早起きという手段を使って、人生をより良いものに変化させるお手伝いをさせていただく」。
その架け橋をつくることができたのです。
今までにないくらい充実した懇親会となりました。
「参加して良かった・・・!」
帰りの電車で、持っていた名刺すべてがなくなっていた自分の名刺入れに気づいて感慨深くなりました・・・!
このような体験・経験を経ることで、社交的な人間に成長できるかもしれません!(笑)
あなたは、ご自分から挨拶されていますか?
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!
【今日の良習慣】
失敗や恥ずかしさを気にせず、リアルの場では自分から積極的に話しかけて名刺交換する
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