コミュニケーションの習慣 気づきの習慣

「コンサルティング」と「コーチング」の違いを「着眼点」から考えてみる

投稿日:2014/10/24


 

こんにちは!

銀座コーチングスクール認定コーチ「早起きコーチング」の伊藤です。

先日記事にした通り、ぼくの継続コーチングを受けてくださるという素晴らしく先見の明を持った(笑)クライアントさんと契約を交わしました。

そのときに少し話題となった

【コーチングとコンサルティングの違い】

について記事にしておくことにしました。

 

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コンサルティングとコーチングの違いとは?

一般的にイメージするのは、

▼コンサルティング = 教える

▼コーチング = 教えない

という感じでしょうか?

ぼくがコーチングに関わる前のことを考えると、確かにコーチングとコンサルティングとは似たようなイメージがありました。

「コーチング」も、「コンサルティング」も、クライアントの問題解決を図るためのコミュニケーションの手法という点では共通しているからです。

しかし、問題解決を図るためのアプローチや「あり方」について両者に違いがあるように考えています。

 

着眼点の違いは?

銀座コーチングスクールの森代表のメルマガにあった内容では、両者の「着眼点」にフォーカスを当てていました。

コンサルティングは、

「どのようにすれば問題が解決するか?」

という着眼点を持っています。

一方、コーチングは、

「クライアントはどのように問題に向かい合うべきか?」

という点に着目します。

たとえば、企業の管理職の方が業績向上に悩まれていたとします。

コンサルタントであれば、知識や経験等のリソースをもとに膨大な情報から、業績アップのための方策を考えて、クライアントにアドバイスするでしょう。

一方で、コーチであれば、クライアントの状況から、

▼クライアントは管理職としてどのようにあるべきなのか?

▼業績アップというミッションに向けてクライアントができる方策はどのようなことがあるのか?

▼業績アップを達成したときの自分はどんな感情になっているか?

といった質問によって、クライアントのありたい姿を一緒に描いていくアプローチなのです。

 

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photo credit: happykiddo via photopin cc

 

本質から考えることで違いが明確化する

このように、

「着眼点の違い」

や、

「クライアントに対する向き合いかた」

から考えると両者の違いが明確になるでしょう。

森代表いわく、

▼コンサルティングは「問題」に焦点をあてる

のに対し、

▼コーチングは「人」に焦点をあてる

とも表現されていました。

非常に的を射た表現だと感じます。

もちろん、これは両者の違いの一端ではあります。

しかし、本質的な部分から考えると違いが明確化する好例とも考えて記事にいたしました。

ご参考になりましたら。

 

自らがなり得る最高の自分になる!

チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

 

【今日の気づき】
コンサルティングとコーチングの違いのひとつは、

▼コンサルティングはコンサルタントが問題解決をするためのアプローチ

であるのに対し、

▼コーチングは問題に対してクライアントがどう向き合うかをコーチと共に描いていくアプローチ

という違いがあるのではないだろうか。

 

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