こんにちは、伊藤です。
コーチングというサービスを通して何を提供したいのか?
改めて考えてみました。
コーチが確実にたずねる質問とは?
コーチは、クライアントさんに必ずたずねる質問があります。
それは、
「あなたがのぞんでいる未来はどのような未来ですか?」
「その未来が実現したとき、あなたはどのような状態ですか?」
という質問です。
フレーズや言いまわしは違うかもしれませんが、ルーキーコーチであっても、ベテランコーチであっても、確実に質問しているはずです。
なぜなら、クライアントさんがのぞむ未来を実現するためにコーチングを行っているからです。
クライアントさんの描く未来が分からなかったら、コーチングのパワーは半減してしまいます。
(もちろん、描く未来を一緒に探すコーチングもあります。)
答えはクライアントさんの中にある
コーチは、クライアントさんが実現したい未来を明確化し、クライアントさんのリソースを掘り起こし、クライアントさんがプロセスを具体化するお手伝いをします。
コンサルタントとの違いとして、基本的には知識は提供しないスタンスです。
理由は、
「クライアントが抱える問題の答えは、必ずクライアントの中にある」
そのような想いを持ってセッションにあたるからです。(コーチングの流派によっても違いがあります。)
コーチは、セッションをしていると、どうしても
「このようなことをやった方が良いのではありませんか?」
「これをやるべきではありませんか?」
といったような言葉を使いたくなる時があります。
でも、コーチがクライアントに無理やり回答(のようなもの)を言ってしまってはいけません。
クライアントが考え、気づきを得られるような質問をするべきです。
そのようにしてセッションがつくられることではじめて、目標達成までの「自発的な」行動計画となり、「自発的な」思考となり、「自発的な」戦略となるわけです。
クライアントが発見したプロセスは、クライアントさんだけのもの。
だからこそ価値がある。
このあたりが、コンサルティングだけでなく、コーチングが存在する理由ではないでしょうか。
「行動のあと押し」こそ大切
このようにして、コーチはクライアントさんが「考える」ための手助けをしています。
でも、やはり最終的に1番重要なのは、
【クライアントさんの自発的な行動】
の部分ですよね。
その最大の理由は、行動することでしか、「自発的な」思考や戦略を成果に結びつけることができないからです。
気づきや行動計画は、行動を起こすための理由や手段でしかありません。
もちろん、クライアントさんが考えたプランが毎回成功するわけではありません。
約束を実行できない状況があることもよく分かります。(自分も同じ状況になるので、、、)
だから、次のセッションで解決策を探し、目標達成までの行動を修正していくのです。
さらに、もっと大切なことは、行動することで見えてくる新たな未来があるということ。
それだけは、確実に言えることです。
行動したフィードバックや経験を活かして、セッションでクライアントさんの次の新たな一歩を応援していく。
クライアントさんの目標が大きすぎてばく然としているときは行動の分解を手助けする。
クライアントさんの目標が小さすぎる(と感じる)ときは2倍できるのではないかとさらなる行動を促す。
ゴールは常に「行動」なのですね。
そこをチャンクダウンして、ベビーステップまで持っていければ成果につながり、お互いが嬉しい。
そこが、いまのぼくが目指すコーチングなのだ。
そんなふうに考えています。
クライアントさんの行動が、力強い一歩になるように。
最後に、ぼくが師事している習慣化コンサルタントの古川さんの名言をお伝えして終わります。
【行動することに失敗はない。フィードバックがあるだけ。】
自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!
【今日の名言】
行動することに失敗はない。フィードバックがあるだけ。(習慣化コンサルタント 古川武士さん)
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