こんにちは、伊藤です。
先日、阿川佐和子さんが書かれたベストセラー「聞く力」を読みました。
コーチングに役立つかも、と想定して読んだのですが、その直感が当たりました。(^_^)
インタビューは会話するスキルが求められる
インタビューというと専門職のように思われることがあるそうです。
確かに、インタビューと聞くと、芸能人、成功した経営者や卓越したアスリートなどがインタビューの対象である場合が多いですよね。
でも、阿川さんは、インタビューとは、
「つまりは質疑応答、もっと日常的な言葉を使えば、「会話」ということですからね。」
と言われています。
「会話」だったら、大人から子どもまで、すべての人が対象になります。
要は、人は生きている限り、誰しもがインタビューに始まってインタビューに終わる、と言っても過言ではない、ということです。
聞き上手になる3つのポイント
阿川さんの本なのですが、、、
本日取り上げるポイントは阿川さんではなく、城山三郎さんです。(笑)
城山三郎さんとの対談に、インタビュアーとしてのぞんだ駆け出しの頃の阿川さん。
とこらが、インタビューされるはずだった城山さんが、「聞く力」で阿川さんをしゃべらせすぎたそうです。(笑)
素晴らしい「聞く力」ですよね?
その部分から、ぼくが印象に残ったポイントを3つご紹介いたしますね。
1、笑顔で聞く
阿川さんは、本当にしゃべりまくってしまったそうです。(笑)
その理由は、城山さんが笑顔だったから。
日常的な他愛もないレベルの話を、素敵な笑顔で聞いてくれたのです。
その笑顔に安心したからこそ、阿川さんは思わず自分のことを話してしまったのでしょう。
笑顔には、会話を引き出すパワーがあるのです。
2、相づちをたくさんうつ
城山さんは、阿川さんの話をさえぎることなく聞かれていたそうです。
対談中、細かい相づちをうたれていて、話す人のペースを守っていたのだと思います。
これはぼくの想像ですが、川の流れをうまくつくるように、城山さんはうなづきで会話の流れをつくっていたのではないでしょうか。
この流れを意識的につくれるようになると聞き手としてのレベルが上がります。
3、オープンクエスチョンを使う
城山さんが面白そうに質問してきたから、つい話してしまったとありました。
でも、城山さんは阿川さんに鋭いつっこみやドキッとする質問を投げかけてきたわけではありませんでした。
ニコニコと楽しそうに、ただひたすら、
「そう」
「それで?」
「面白いね」
「どうして?」
「それから?」
と、小さなひと言を挟んでいただけ。
実はこれらは、
「Yes または No」
という2択しかない「クローズドクエスチョン」ではありません。
話に広がりができるオープンクエスチョン系のひと言なのです。
会話が閉じてしまうクローズドクエスチョンは避けて、オープンクエスチョンを多用することが、会話を広げるコツの1つです。
以上の3つのポイント。
城山さんがどの程度意識されていたかは分かりませんが、実はこの手法は、コーチングでも使われる基本的なテクニックそのものなのです。
さすが城山さんですね。
「聞く力」を高めれば好感度が上がる
やはり、会話は本当に大切なコミュニケーションですよね。
「自分の話を聞いて欲しくない人はいない」
と言われていますから。
だからと言って自分のことばかり話していては、聞かされている方はうんざりしてしまい、最悪はあなたから離れていくかもしれません。
一方で、聞く力が高い人は周囲の人に好かれますよね。
一緒にいる人が楽しくなるからです。
ですから、上手なコミュニケーションの第一歩は、聞き上手になることなのです。
本日ご紹介した聞き上手になるための3つのポイントはいかがでしたでしょうか?
あなたも笑顔で聞き、相づちをうち、会話を広げるオープンクエスチョンを使う。
ぜひ実践して、聞き上手になコミュニケーションを目指しましょう!
自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!
【今日の良習慣】
会話を広げる3つのポイントである、
▼笑顔で聞く
▼相づちをたくさんうつ
▼オープンクエスチョンを使う
を使って会話を広げる
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