こんにちは、伊藤です。
齋藤さんの本にあった
「意味の含有率」
という言葉にひっかかりました。
5分のスピーチを短くする訓練
齋藤さんは、学生たちに
「5分のスピーチをしてみて」
と言って、スピーチをさせるそうです。
何の訓練もしていないと、当然ながら、スピーチに
・無駄な内容があったり、
・話が横道にそれたり、
・同じ話を繰り返したり、
といった感じで話がまとまりません。
この感じ、ぼくはよく分かります。(汗)
そこで、齋藤さんは、
「今の話を3分にまとめてみて」
と言うそうです。
そうすると、だいぶ無駄がなくなってすっきりするのだとか。
さらに齋藤さんは、
「じゃあ、1分にしたらどうかな」
と言います。
すると、さらに要点が絞られた簡潔な話になり、、、
最後は30秒まで縮まります。
するとどうなるか。
5分の話が、たった30秒に短縮されます。
しかも、その話の中に含まれている意味の量はそれほど変わらないのです。
このように、
「一定時間内の話にどれだけの意味が含まれているか」
という内容を、齋藤さんは、
【意味の含有率】
とおっしゃっているのです。
意味の含有率を高めると効率化する
意味の含有率が高い話ができるようになれば、すべての物事がスピードアップしますよね。
仕事はもちろん、普段のコミュニケーションでも、必要な情報だけを即座に言えるので、小気味よい会話となります。
たとえば、セミナーの冒頭に
▼10分の中で1時間分の内容の話をする
ことができれば、要点が早く伝わりますし、内容も濃いコンテンツとしてセミナーが構成されます。
一方で、
▼1時間あっても話の内容が10分でこと足りる
といった内容のセミナーであったら、
「時間の割に得るものが少なかった」
という印象を持たれてしまいます。
どんな意味のある言葉を使い、どの程度の含有率を持った内容を話すのか。
セミナーをご受講される方への伝わり方は大きく変わりますよね。
意味の含有率を意識する習慣
意味の含有率。
日常のコミュニケーションでも重要です。
特にアウトプットする立場になったら、常に意識しておくべき言葉だと感じました。
▼メールやメッセージのやりとり
▼普段の会話
といった日常的なことから、
▼ブログやメールマガジン
▼セミナー
といったアウトプットまで、ボキャブラリーを増やしながら
「意味の含有率」
を意識してみてはいかがでしょうか。
優れたコーチは、「短くても深い質問」をすると言いますから、有効なセッションになるのです。
「意味の含有率」を高めれば、きっとコミュニケーションがすばやく正確になり、決断や行動へも好影響を与えるはずです!
・・・なんてことを書いていると、当ブログのエントリ群にも「意味の含有率をもっと高めろ!」と言われそうですよね。(笑)
自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!
【今日の良習慣】
コミュニケーションにおいて「意味の含有率」を高める意識を持つ。
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