こんにちは、伊藤です。
突然ですが、
「なぜ、人は思ったことをすぐに行動にうつせないのか?」
ということを改めて考えました。
ぼくがマイコーチからコーチングを受けたり、コーチとしてクライアントさんとセッションしていると、いつも考えてしまうのですよね。
「なぜ、人はやりたいと思ったことをすぐに行動にうつせないのだろう」
「なぜ、人は行動しない理由を思いつくのは天才的なのだろう」
と。
photo credit: DOUGHNUT via photopin (license)
「人生を変える」のは簡単!?
コンサルタントの石原明さんの
「行動すれば、次の現実」
という名言を持ち出すまでもなく、ぼくも、あなたも
「行動することが大事」
「行動こそが現実を変える」
ということをご存じですよね・・・?
思いついたことをすぐに行動にうつせたら、、、
自己啓発本を読んだりセミナーを受けなくたって、すぐに「人生が変わる」はずですから。
目標と欲望は結びついていますか?
なぜ、目標を決めても行動できないのでしょうか。
たとえば、コーチングセッションには、目標設定が欠かせません。(ゴールなしのテーマでは、セッションの有効性が薄れます。)
目標を決めて、ゴールへのプロセスをクライアントさんとコーチが一緒に明確化していく。
目標を決めたら、達成するまでのプロセスを細分化していきます。
そうして「これならできそう!」というくらいに細分化して、クライアントさんの感情が動くレベルまで、はじめの一歩の行動までのハードルを下げるのです。
クライアントさんが行動して現実が動けば、セッションは成功です。
しかし、ここで大切なことがあります。
「なぜ、人はやりたいと思ったことをすぐに行動にうつせないのだろう」
という問いに対する1つのヒントかもしれません。
それは、
「そこにはあなたの【欲望】がありますか?」
ということです。
義務感で英語を勉強しても成果は出ない、というお手本(笑)
人間が行動するとき、そこには必ず欲望があるはずです。
よく言われるように、人は本能的に、
▼快楽を求めるか
▼痛みを避けるか
という選択の上に行動をしています。
どちらであっても、行動する理由になんらかの「欲」があるのですね。
反対に、欲がなければ、行動は続かなくなる、とも言えるでしょう。
そのようにして行動を続けても、成果は上がりません。
たとえば、TOEIC800点を目指していた時期のぼくがそれにあたります。(汗)
最初にTOEICを受けたときに685点だったので、
「これなら、1年で800点越えできるかも!?」
と軽く考えていました。(汗)
週末は英語スクールに通って、過去問を何度も解いて、3ヶ月ごとに単語集を1冊覚えて、問題集を終わらせて、、、
と、計画だけは完璧でした。
会社の仕事をしながら、早起きや習慣化のテクニックを駆使して、英語学習の時間を毎日確保しました。
ぼくは、「よく続けられているな〜。さすが自分だ。こんなにうまくスキマ時間を使えているし!」なんて思いながら英語を学習していました。(笑)
ですから、ぼくのTOEICスコア(想定)は、
685 → 730 →750 → 780 → 800!
という風に、順調に伸びていくはずだったのです。
しかし、もちろん(?)、現実は違いました。(^_^;)
結局スコアは伸び悩み、800点を超えるまで3年もかかりました。(汗)
当初予定していたスケジュールより、3倍も時間がかかったわけです。
仕事だったらクビですよね。(笑)
当時のぼくには、なぜ結果が出ないのか、理由が分かりませんでした。
でも、今なら理解できます。
ぼくがTOEICで自分が望む結果を得るまでに時間がかかった理由。
それは、
「TOEIC800点を超えることが目標や義務感になっていたから」
です。
つまり、
「TOEIC800点を超えること = 楽しいと思えるような自分の【欲望】ではなかった」
のです。
欲望がついてこないことをずっとやっていても、成果が上がるはずありませんよね。。。
「やったほうが良いこと」はあふれているけれど。。。
世の中には、
「やったほうが良いこと」
とか、
「やるべきこと」
は、あふれています。
たとえば、
▼英語
▼中国語
▼MBA
▼マーケティング
▼会計
▼IT
▼金融
▼法律
▼早起き
▼運動
▼ダイエット
といった知識・スキル・習慣系から、
▼親孝行する
▼友人を大切にする
▼会社の同僚に笑顔で接する
といったコミュニケーションの方法まで、
「やったほうが良いこと」
を数え上げるときりがありません。(^_^;)
みなさん、やったほうが良いことは分かっているんです。
でも、できない。
行動がうつせないのです。
その理由の1つは、、、
【その目標を達成するための欲望を描ききれていないから】
だと思うのです。
たいていの人は、大人になって決まりごとのある生活を過ごしているうちに、自分の欲望を消してしまうのですよね。(ぼくも含めて。。。汗)
つまり、自分の欲望や欲求といった素直な「感性」を見えないようにしている。
そのほうが楽ですからね。
でも残念ながら、それだと心から楽しく人生を過ごすことはできません。
せっかくの自分の人生ですから、心から楽しんでしまいたいものです。
だからこそ、そのためには、素直な
「自分の欲求」
「自分の欲望」
「自分の感性」
を隠すのではなく、取り戻す必要があるのではないでしょうか。
自分の欲望を認めて、
「欲望はギラギラした嫌な感情ではなく、自分の気持を大切にしたときに浮かび上がる自然な良い感情」
だと考えてみましょう!
大人こそ、感性を失ってはいけない。
最近、ぼくの周囲にいる素敵な大人の人たちをみているぼくは、そんな風に考えるようになってきました。
これが、ぼくが本日お伝えしたいことです!
「・・・でも、簡単に欲望なんて言えないし、急に言われても分からない。」
その気持、、、ぼくもよく分かります。
そんな欲望を思い出せる習慣があるのです。
その習慣とは、、、
と、興奮して長くなってしまったので、明日に続けます。(汗)
自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!
【今日の気づき】
「欲望」や「欲求」は必ずしも悪い感情ではない。
大人こそ、素直な「感性」を取り戻すべきである。
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