こんにちは、伊藤です。
あなたは、部下や後輩、子どもがあなたの望む行動をとらなかったとき、
「なぜ、〜しなかったのか?」
と聞いていませんか?
ぼくは、「なぜ?」よりも、
「何があなたの行動にブレーキをかけたのですか?」
とか、
「何があったら〜できますか?」
というように「何」を使って確認することを好んでいます。
「なぜ?」よりも「何を」で質問する
確かに、何かトラブルや懸案していたことが実際に発生すると、
「なぜ?」
と聞きたくなりますよね?
たとえば、クライアントさんが約束の行動をとれなかったときは、
「なぜ、できなかったのですか?」
とか、
「どうして、やらなかったのですか?」
などと質問したくなるのが普通です。
ただ、これでは、クライアントさんは
「悪かった理由探し」
をやってしまうのですよね。
悪い原因やマイナス要素を見つけるために、脳が一生懸命「悪い部分」を探してしまっているイメージです。
しかし、ここで「なぜ」を使わずに
「何があったらできると思いますか?」
とか、
「何をすれば状況が改善しますか?」
という質問をするようにして欲しいのです。
「何か」があれば状況が良くなる、という方向で話をしたほうがずっと生産的です。
そのように質問すれば、解決策や未来に向けた話し合いへ進展するわけです。
WhyアプローチでなはなくWhatアプローチ
「なぜ?」は、英語で「Why」です。
「Why」は、ときに非常に優れた問いかけになる疑問詞です。
でも、できなかったことを「なぜ?」と問う場合、詰問のようになってしまいます。
コーチは、クライアントさんの成功を心から信じ、味方になってサポートする立場ですから、クライアントさんを追い詰めてはいけません。(^_^;)
それよりは、未来に向けて何をしていくのか。
その答えを一緒に探すのです。
「何があればできるのか?」
答えは常にクライアントさんの中にあります。
コーチはクライアントさんが答えを持っていることを信じて、セッションを行っていくわけです。
だから、クライアントさんが思うような行動がとれなかったときには、
【「何を」という「What」を探していく】
ことが大切なのです。
過去ではなく未来に向けて話をする
実は、コーチングでは、
「なぜ?」というアプローチを「過去質問」と言います。
一方で、「何を」を見つけていく手法は「未来質問」と呼ばれます。
ぼくはコーチとしてクライアントさんと未来に向かいたい。
だからこそ、ぼくは「何を」というアプローチを大切にしていきたいと考えているのです!
・・・実は今朝、息子が妻に、
「なんで、僕が食べたくて買ってきたドーナツを食べちゃったの?」
と聞いていたので、本日のエントリを思いつきました。(笑)
良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!
【今日の良習慣】
「なぜ?」という問い詰めよりも、「何を」というアプローチで改善策を考える。
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