あなたは、「良い聞き手」、つまり「クリエイティブ・リスニング」ができていますか?
記事の中の10のポイントをチェックしてみましょう。
「聴く」を能動的に行えばクリエイティブな行動となる
上記の本では、良い聞き手になることを「クリエイティブ・リスニング」と呼んでいます。優れた聞き手になることは、クリエイティブな活動になるのです。
「聴く」という行為は、受け身の姿勢のようにも感じていました。でも、「クリエイティブ」が加わると「聴く」という概念が主体的な行為に変わりますよね。
クリエイティブ・リスニングを行うための10のポイント
ここでは、「クリエイティブ・リスニングを行うための10のポイント」を簡単にご紹介いたします。
1.時間をとること
効果的なコミュニケーションには、時間が必要です。少しの時間でも良いので、日常的に話す時間をつくりましょう。
2.相手を尊重すること
パソコンを見ながら話したり、スマホをいじりながら返事をしていませんか?相手に身体を向けて、目をみて会話をしましょう。
3.話しやすい環境をつくること
怒りの表情だったり、腕組みをして足を組んでいたりすれば、相手は話しづらさ満載です(笑)。余計な上下関係や偉そうな態度は避けましょう。
4.さえぎらずに最後まで聞くこと
いかに多くの方がこれをやってしまっているか・・・(汗)。コーチングを学んでから、頻繁に気づくようになりました。相手が言い終わるまで自分の意見を言うのは控えましょう。
5.判断しないこと
相手の意見に「いや」とか「でも」とか「しかし」という反論のフレーズを使うのはやめたほうが良いです。相手は意見を聞いて欲しいのであって、あなたの意見を聞きたいわけではありません。
6.自分が理解しているかどうか、ときどき確認すること
長い話になったら、いったん話を区切って、「今までの話は、簡単にまとめると~」といったフレーズでまとめると良いです。
7.客観的になること
感情、考え、常識が邪魔をするときがありますよね。なるべくそのような自分の先入観を排除して聞きましょう。
8.肯定的なノンバーバル・メッセージを出すこと
相手の話に対して、うなずきや相づちを打ちましょう。それらがないと、話してはきちんと話を聞いてくれているのか不安になります。
9.沈黙を大切にすること
ときには沈黙も必要です。相手によっては、沈黙を避けるために、本音をもらしてしまうこともあります。
10.コミットメント
良い聞き手であることが、効果的なコミュニケーションを生むベースになることを信じて聞きましょう。頭だけでなく、心も働かせて聞くことが重要です。
まとめ
いかがでしょうか?あなたが取り入れられそうなものはありますか?
一気に10個ものポイントを意識すると大変なので、1日に1つずつくらい試してみることをお勧めいたします。プロコーチの視点から言えば、この中のいくつかでも確実な習慣になれば、コミュニケーションの質は確実に高まることをお約束いたします。
特に、奥さまをお持ちのご主人には、「4、さえぎらずに最後まで聞くこと」とか「5、判断しないこと」などは、ぜひお勧めしたいところです(笑)。
あなたも、クリエイティブ・リスナーを目指してみませんか?
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