「問題」は、問題をトラブルと捉えるから問題になるのですよね。
問題ととらえなければ「課題」や「タスク」です。
問題を問題にしないためには、視点をとらえ直す質問が有効です。
問題に焦点をあてるから問題になる
問題や課題を抱えているとき、人はどうしても問題そのものにフォーカスしてしまいがちですよね。
・なぜ、こうなってしまったのか。
・どうしたら、ここから抜け出せるのか。
・いつになったら楽になるのか。
ただ、問題が解決するときというのは、実は問題そのものが好転するというよりも、視点が変わることによって楽になるということも多いものです。
コーチングには「視点を変える質問」というものがあります。
コーチがクライアントに「視点を変える質問」をすることによって、問題の捉え方が変わる効果が得られるのです。
するとクライアントは心が楽になったり、解決に向けて前向きな行動をとれるようになるのですね。
問題を再定義するための9つのユニークな質問
本日は、「問題の視点を変える質問」の中でも、ちょっとユニークな質問をご紹介いたしましょう。
(1)その問題を空の上から眺めたら、どんな風に見えますか?
問題に対する視点のレイヤーを変える質問です。
同じレベルではなく、高い視点から問題を捉え直します。
(2)もし、コメディ映画でその問題が出てきたら、どんな風に解決されるでしょうか?
コメディ映画では思わぬ形で問題が解決しますよね。
深刻に捉えがちな問題を、軽やかにする質問です。
(3)恋愛ドラマでその問題が出てきたら、どんな風に解決されるでしょうか?
恋愛ドラマでも、「そんなのあり!?」という解決もありますよね。
偶然すぎる再会とか(笑)。
問題にストーリーに持たせることで、解決策を捉え直します。
(4)その問題を動物に例えると何だと思いますか?
面白い視点ですよね。
あなたは、その動物とどうやってつき合っていきますか?
(5)その問題になってみましょう。どんな気持ですか?
あなたが問題そのものになりきって考えてみましょう。
問題からみたら、どんな風に見えるでしょうか?
どうして欲しいですか?
言いたくないと思えることはなんでしょか?
(6)その問題を人間だと考えて、手紙を書いてみましょう
その人(問題)から何を求めますか?
その人(問題)のために、何をしてあげようと思いますか?
(7)その問題を人間だと仮定して、記事のためにインタビューしてみましょう
その人(問題)は、いつ、どこで生まれたのでしょうか?
その人(問題)がこれまでに行ってきたことは何でしょうか?
それを記事にする意味はどこにあると思いますか?
(8)その問題に対する地図を描きましょう
その問題は、現在どこにいますか?
ゴールに行くまでにどのようなルートを通るのでしょうか?
途中、興味をひく場所はありますか?
簡単に行ける場所ですか?
(9)寝る前に日記を書いてみましょう
寝る前に、その問題について書き出して、自分に質問をしてみましょう。
一晩では答えはでないかもしれませんが、朝、起きたら、解決へのヒントを思いついているかもしれません。
眠っている間にも、脳ははたらいているからです。
問題を外から眺めてみる
問題解決には多くの要素がからまっています。
それは感情の問題といった内面的なものもあります。
また、自分がコントロールできない外部要因の影響もあるでしょう。
そんなときこそ、問題への視点を変えてみるのです。
また、ユニークな質問をすることで、意外な解決策が出てくることがあります。
複雑な問題こそ、外から眺めてみることをおすすめいたします。
あなたが問いかけてみたい質問はありましたか?
良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!
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【編集後記】
今日は妻に時間をもらって、週末の早起きの技術セミナーのコンテンツをブラッシュアップしていました。
お伝えしたいことをすべてコンテンツにするためにはもっと時間が欲しい。
かといって多くの時間をかけすぎるとコンテンツが薄まってしまう。
いつも「お伝えしたいこと」と「行動に移していただくためのきっかけをつくっていただくこと」のバランスに悩むんですよね。
100回早起きセミナーをやるまでには、まだ残り90回もあります。
どんどんコンテンツを試してみて、最適化するまで磨き続けていきたいと思います!
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