「不安で動けない・・・。」
そんなとき、あなたはどうしますか?
行動できない不安への対処
大阪にて、12回目の「早起きの技術」セミナーが終了しました。
実は、開催までの期間は、会社の仕事やコーチングのスケジュールが詰まっている時期でした。
「思うように準備が進まない・・・」というあせりが出てきました。
友人の谷さんが開催してくれるセミナーで失敗はできない、という気持もあります。
そのようなときに、いったん心を落ち着けるために私が対処した2つのイメージがあります。
それは、「プロセスイメージ」と「ゴールイメージ」です。
目標達成までのイメージは「プロセスイメージ」と「ゴールイメージ」に分けられます。
「こんな風になれたら嬉しい」
「自分はこうするのだ」
というのがゴールイメージです。
一方、ゴールにたどり着くまでに、
「まずはこうする」
「終わったら、次はこれをやる」
というのがプロセスイメージです。
不安で行動が止まってしまうときは、この2つのイメージをクリアにすれば良いのです。
ゴールイメージとプロセスイメージ
では、行動するために必要2つのイメージについてお伝えいたしますね。
1 ゴールイメージを描く
人は、「これは行動する価値がある」と感じられたときに、はじめて行動にうつすことができます。
ですから、ゴールイメージをありありと描くことをお勧めいたします。
私がよくやるのは、セミナーの風景を取材されたときのゴールイメージを描くことです。
私が講師を務めたセミナーがビジネス雑誌の記事になっています。
その一コマが1枚の写真になっていて、一番伝えたいメッセージのスライドとともに写っているのです。
そんなゴールイメージを描くと、感情が高まってきます。
感情が高まることで、「ゴールまで到達したい」という感情をつくりあげるのです。
2 プロセスイメージを明確にする
セミナーが近づいてきたときに、満足のいくコンテンツに仕上がっていないと、「完成しなかったらどうしよう」という不安にかられることがあるものです。
もし、スライドが完成しなかったら、大切なお金を払って参加されるお客様にクレームを言われるかもしれません。
そのようなときは、セミナーまでのタスクを一覧にしたチェックリストを書き出します。
できていること、当日やれば良い(当日しかできない)こと、もう少し詰めが必要なこと、それらを分類するのです。
そのようにすると、「何とかなりそうだ」という思いに変わってきます。
「自分にはできないかもしれない」というものが、ゴールまでのプロセスを計画することにより、可能性を信じられるようになります。
自分の現在地を確認することで不安から解放されます。
結果、行動につながるのです。
まとめ
「ゴールイメージを描きだすこと」が重要だと言われます。
でも、実は行動をうながすのは、ゴールイメージだけではないことが多いです。
確かに「なりたい自分」「ありたい自分」をイメージするのは大切です。
しかし、ただ強く想っているだけでは不十分です。
より重要なのは、プロセスイメージです。
プロセスが具体的になっていると、人は行動にうつせるものなのです。
それでも、迷うときがありますよね。
でも、迷うことは、必ずしも悪いことではないと思っています。
本当に、今の状況で決断しても大丈夫なのか、この解決策でいけるのだろうか、と慎重になっている状態だからです。
一方、解決したくないからこそ迷っている場合や、行動をおこしたくないかから迷う、という場合もあります。
迷っているときは、行動にうつせない「何か」があるはずです。
「何か」が解決するのを待ちつつも、少しずつ行動していくことが大切でしょう。
大切なことであれば、いずれ決断のときがやってくるでしょう。
重要なことであれば、あなたが好むと好まざるとにかかわらず、決断するタイミングが訪れます。
決断をせまられたときに最良の決断をするために、「ゴールイメージ」と「プロセスイメージ」をできるだけ明確に描いておきましょう。
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【編集後記】
冒頭の通り、大阪での早起きセミナーが無事に終了いたしました。
新たな課題はたくさんありましたが、ご参加者のアンケートではおおむね評価をいただけたようで安心いたしました。
あとは30日の熊本での「早起きの技術」セミナーまで、さらにスライドをブラッシュアップさせていこうと思っています!
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