あなたは、動機には「2つの種類がある」ことをご存じでしょうか?
私は、大人になったら、自分の責任の範囲内で、やりたいことは基本的に自分で選べるはずだと考えています(選ぶべきです)。
ところが、あくまで例えですが、「勉強する習慣を身につけたいのですが、なかなか続きません。。。」という人があります。
そのようなときに、たとえば、私がコーチとして、一方的に「勉強してください!」と言っても、なかなか成果が上がらないでしょう。
それは、「内部的な動機づけ」という根本が解決していないからです。
外部的な動機づけの限界
上に記した例は、子どもの勉強にたとえると分かりやすいでしょう。
子どもに「勉強しなさい!」と言うだけでは、子どもが勉強するようになりませんよね。
(もしも、それが実現したら世の中の家庭内はもっと平和になるかもしれません・笑)
そこで、親が「今度のテストで学年5番以内に入ったら、好きなゲームソフトを買ってあげるよ」と言うと、子どもは急にやる気を出します。
これは、外部的な動機づけと呼ばれるものです。
確かに、この方法は一定の効果があります。
実際、このようなやり方である程度の結果を出している子どもは多いでしょう。
私も、子どものとき、同じことをやりました(笑)。
しかし、外部的な動機づけでの行動促進は、いつしか限界に達します。
ご褒美もエスカレートしていくこととなります。
何かのタイミングで10番以内に入ることはできたとしても、継続して1番をとり続けることは難しいのではないでしょうか。
何より怖いのは、子どもが「何か買ってくれないから勉強しない」「結果を出したのにご褒美がないのはおかしい」という思考回路になることです。
つまり、外部的な動機づけだと、短期的には行動できても、中長期的には効果的な施策ではないのです。
内部的な動機づけを促す
一方で、内部的な動機から生まれた行動は、続けることができます。
親は、「勉強しなさい!」と一方的に言うのではなく、「なぜ、勉強が必要なのか?」「勉強することは、自分の未来にとってどのような意味を持つのか?」「勉強したら自分はどうなるのか?」ということを、親自身が説明できるようになるまで考える必要があります。
親は、その考えを持って、子ども本人が納得できるまで何度も説明するのです。
要は、一方的な「勉強しなさい」だけではなく、勉強するための骨太の理由、勉強することのメリット、または勉強しないことのデメリットを準備し、繰り返し伝えるべきだということです。
親は、少なからず「もっと学生時代に勉強しておけば良かった」と思っているものです(私だけではないはず・汗)。
その後悔を子どもに味わって欲しくない、という気持を正直に話すのも良いでしょう。
そのようにして、本人の内面のやる気を引き出すことができれば理想ですよね。
私も修行中です。
受験生時代、私は(私の妻も・笑)、必ずしも優等生ではありませんでしたが、運良く、「あの志望校に合格したい!」という強烈な動機を持つ機会を得ました。
そのような機会を得て、そのレベルに至るまでになれば、親が放っておいても子どもは勉強します。
「やらされ感で仕方なくやる勉強」から、「能動的に取り組む勉強」に変わるからです。
自分の正直な気持を書いて感性を取り戻す
私にも、早起きセミナーを100回開催する、早起きセミナーを全国で開催する、ビジネス雑誌の早起き特集記事に掲載される、そして日本一の早起きコンサルタントになる、という夢があります。
また、妻や子ども、そしてクライアントさんにも、「こんな風になってくれたら嬉しいな」という想いもあります。
いずれも、その目標やイメージが達成されるかどうかは、本人が「取り組んでいる行動や結果目標に価値を見いだせるかどうか」という部分が重要です。
「なぜ、あなたはそれをやるのか?」
「あなたがそれをやらなければならない理由は何なのか?」
そのような質問に答えるため、そしてその目標に向かって自発的に行動するために、お勧めなのは、「書くこと」です。
それも、手書きがお勧めです。
ぜひ、自分の素直かつ率直な気持を、書いて、書いて、書きまくってみましょう。
書くとがトリガーとなり、あなたの直感にアクセスし、感性を取り戻すための鍵となるでしょう。
あなたの中に答えがあります。
ですから、「内部的な動機」と呼ばれるのです。
自分の内なる声を見つけましょう。
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【編集後記】
昨日は、急きょ会社を早退しました(汗)。
楽しみにしていた友人とのランチ(久しぶりだったのに、、、)の約束も延期してもらうという事態に。。。
ダッシュで息子のお昼ごはんを買って帰り、その足で娘を保育園に迎えにいき、夕飯の準備をして、その後、自宅に持ち帰った会社の仕事をやりました。
会社帰りの移動時間にブログを書いたり、本を読んだりしつつ、22時半にバタンと就寝。
その分、朝は5時に早起きして、会社の仕事をやりました。
その後、朝ごはんを準備と盛りだくさんの1日でした。
ただ、意外と段取り良くできて、朝ごはんは子供たちとのんびり食べることができました。(^_^)
良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!
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