どのようにしたら、面白い話ができるのか?
落ち着いた感じで会話するためにはどうすれば良いのか?
コーチングを習ってからよく分かったのですが、話し方で困っている人は多いものです。
良い会話の秘けつは聴き方を意識すること
セミナーなどで、「自分は社交的じゃないし、話すことがあまり得意ではないのです。」という人にお逢いすることがあります。
そのようとき、私がまずお勧めなするは、「聴き方を意識する」ということです。
会話は、聴きかたが上手な人がいるだけで、十分成立するものです。
大切なことは、会話をしている相手に「よく話を聴いてくれる人だな」「自分は大切に思われているみたいだな」といった感じを与えることです。
必ずしも、あなたがユーモアにあふれた話をしなければならない、というものではないのです。
なぜ、正論では課題解決しないのか?
コーチングをしていると、悩みを聴く機会が増えます。
会社や家庭の人間関係など、いろいろな課題を聴きます。
そのようなとき、私はとにかく聴くことを徹底します。
割合でいえば、基本は8対2、状況によっては9対1程度の感覚です。
できるだけクライアントさんに気持良く話していただき、聴くことに徹するのです。
このとき、私が「こんな風にすれば良いのではないですか?」とアドバイスしても、相手の課題解決にはなりません。
つい、自分なりの回答を言ってしまいたくなるときはあります。
しかし、それだと、答えは相手には届きません。
「あなたの言うことは正論かもしれないでも、、、」という感じで、腑に落ちないのです。
そして、他人から与えられた解決策というのは、往々にして、実行されずに終わります。。。
このようなとき、話している相手が求めているのは、たいてい解決策ではありません。
自分が抱えている気持に共感して欲しいのです。
相手が伝えたい本音を探る
会話がうまく成り立たないのは、話し手が本当に伝えたいことを、聴き手が「聴いているようで聴いていない」という状態だからです。
この齟齬によって、コミュニケーションのトラブルが起きます。
聴き手は、相手の会話を聞いているつもりで「次に何を話そうか、、、」ということに頭がいっぱいになっているときがあります。
そうなると、やはりうまく話せないものです。
しかし、面白い話をしなくても、品のある会話をしなくても、好感を得る方法はあります。
それは、「相手の伝えたいことは何だろうか?」と考えてみることです。
そのようにすると、頭を悩ませなくても、自然に質問や確認したいことが出てくるはずです。
会話がうまい人というのは、このようなコミュニケーションが自然にできている人です。
まずは、相手の話に共感して、本音に耳をかたむける努力をすること。
そこから、中身のある会話が始まります。
ぜひ、意識してみましょう。
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【編集後記】
昨日は午前中にコーチングセッション。
早起きのスキルを3カ月でみごとに定着させた将来有望なクライアントさんです。
今回、継続してコーチングをお申込くださったので、新たな作戦会議をしました(笑)。
セッションで出てきたアイデアは興味深いものでした。
3カ月後が楽しみなプロジェクトです。
Iさん、引き続きよろしくお願いいたします!
良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!
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