■義足はメガネのようなもの!?
昨日の続きとなりますが、「義足の鉄人」古畑さんから学んだことをお伝えいたします。
古畑さんが、非常に素敵なコメントをおっしゃっていました。
それは、
【義足であることは、ハンディキャップではありません。】
ということ。
これだけ聞くと、もしかしたらありふれた言い回しとして聞こえてしまうかもしれません。
しかし、古畑さんは、このように続けたのです。
「視力が悪い人はメガネをかけて、視力を矯正し、よく見えるようにしている。
自分もそれと同じように、義足をつけて、脚力を矯正して、走れるようにしているだけです。」
いかがでしょうか。
素晴らしい考え方だと思いませんか?
(例によって、一字一句を完全に復元できておりません。。。すみません。)
■すべての状況を、与えられた条件としてとらえる
ここで大切な考え方は、古畑さんは一般的に考えられている
【不利だと思われる状況を言い訳にしてはいない】
ということです。
ここを言い訳で処理してしまうと、物事は前に進みません。
例えば、自分が頑張っているのに成果につながらないとき、あなたはどう考えますか?
もしかすると、
▼会社の体制が悪いから
▼上司の判断が悪いから
▼日本の景気が悪いから
▼業界全体が落ち込んでいるから
などというように、外部環境に対する不満や愚痴になってしまっていないでしょうか?
古畑さんは、愚痴や不満を出さず、義足という状況を
【与えられた条件】
としてとらえているのです。
そこを起点にすることが、非常に大切な考え方なのです。
■条件に合わせて、自分(内部)を変えていく
日本マクドナルドの創業者である藤田田さんは、
「不況はみんなに平等に与えられた条件だ」
と言われたそうです。
古畑さんのおっしゃっていることと大きな共通点があることがお分かりになりますでしょうか?
つまり、お2人とも、たとえ自分に不利な状況であったとしても、まずは一旦それを受け止めています。
受けとめたうえで、
【自分に与えられた条件の中で、いかに工夫をしていくか?】
という視点に立っているのです。
そこから、良い方向に向かい、自分が描いたルートにたどり着くために、
【自分がどうやって変わっていけば良いのか?】
と考えていくのです。
そうすることで初めて、物事にプラスのエネルギーが出てくるのです。
ポイントは、外部に要因を求める「外部要因思考」ではなく、自分という内部要因を変化させていく「内部要因思考」という部分です。
■努力する姿は他人を動かす
もう一つ、古畑さんは、トライアスロンに一般参加者の枠から出場しているそうです。
そこにはまったく言い訳や引け目のような感情はありません。
(もしかすると、心の中にはわずかにそのような心持ちもあるかもしれませんが、表には出されていません。)
ですから、奥様やお嬢様も、応援されるのでしょう。
古畑さんのタフな肉体もさる事ながら、とてつもない精神力がこの偉業を支えているのだと思わずにはいられません。
わたしも、日常生活を送っていると、つい、
・お金が不足しているから
とか、
・時間がないから
とか、
・準備不足だから
と思ってしまうのですが、古畑さんの姿に非常に刺激を受けました。
最近、ちょっと鈍っている「行動筋」をもっと鍛えないといけない!
個人的に、そんなふうに思いました。
せっかくなので、古畑さんからいただいた勇気を火種にして、新たなチャレンジの旅に出る事にいたします!
なんの旅に出るかは、改めてお知らせいたします!(笑)
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