■子どもを歯医者に連れていったときに大変さを味わいました(汗)
今日は4歳の娘を歯医者に連れて行ったのですが、椅子にも座らず、結局治療しませんでした。。。
週末で混み合っている医院で、困り顔の先生にわがままを言う娘をながめながら、閉口してしまいました。
そのような状況や考え方は大人側の事情なので、子どもには関係ありません。
いつものように(笑)、「これは感情の筋トレなんだ」と自分に言い聞かせながら、娘をなだめすかしつつ、自分の感情をキープしたつもりです。
それなのに、歯科医院を出た後、娘はキッズパークに遊びに行きたいと言い出しました。
治療させなかった娘を、キッズパークに連れて行く。。。
さすがにそれは甘やかしすぎだと思いました。
結局、泣き叫ぶ娘を連れて街中を移動し、帰宅しました。
そして、妻に娘を寝かしつけてもらったのです。
さすが、母親!
父親は、やはり母親には勝てません。
母は強し、ですね!
と、、、
いやいや、ただの日常ブログにはしませんよ。(笑)
そんなことがあって、昨日のエントリーを思い出したのです。
これも、習慣の力を利用すれば、ここまで娘の感情を刺激しなくても大丈夫だったのではないかと。
■習慣のループとは?
昨日の行動の分解を改めて考えてみます。
すると、4つに分解できた行動は、「習慣のループ」というフレームワークに当てはめると、大きく3つにくくることができます。
すなわち、
1.きっかけ
☟
2.ルーティン
☟
3.報酬
というループです。
下図は、非常に重要なイメージです!
これは、「習慣の力」という本に詳しいのですが、人の習慣というのは、すべてこのトライアングルで説明できる、となっています。
とても面白い本ですので、習慣に興味のある方はご一読をオススメいたします。
※習慣の力 The Power of Habit
人は、きっかけがあって、報酬を求めるのです。
きっかけが起点となり、報酬がゴールとなる、ということです。
かなり端折(はしょ)りますが、今日のわたしと娘の行動をループに当てはめると、以下のようになります。
1.きっかけ:外に出る
☟
2.ルーティン:歯医者に行く
☟
3.報酬:虫歯が小さいうちに治療できる
ところが、娘にとっては、この報酬では弱かったのです。
ですから、歯医者さんでの治療にメリットを感じられなかったのです。
わたしは、街中で絶叫マシンに乗っているような叫び声をあげる娘を連れて、次回以降の対策を考えていました。
そして、自分のなかで「ある仮説を」たてながら帰宅しました。
■仮説が証明された!
帰宅後、妻は、おそらく無意識だと思いますが、わたしの仮説と同じ解法で娘にアプローチしていました。
それは、
「今度、歯医者さんでちゃんとムシムシをやっつけてもらったら、キッズパークに遊びに行こうね。」
ということでした。
娘の望んでいたキッズパークを、歯医者という行動の後の報酬に設定したのでした。
娘は、妻の提案に納得したようでした。
軽いパニック状態になっていた娘もようやく落ち着き、そのあとすぐにお昼寝に入ってしまいましたから。。。(笑)
■相手の報酬を見極めることが大切
やはり、人は、自分とって充分な報酬がないと、あえて手間のかかることはしないのですね。
妻の手法を見習い、今度は事前に娘が望む報酬を見つけてみようと思っています。
本当に、超ざっくりと習慣のループについての例をあげてみましたが、このループは習慣の本質をついていますので、機会をみつけて、また詳しく取り上げてみたいと思います!
【今回の良習慣】
相手の報酬が何か?
あらかじめ見極めてから「報酬」に設定する!
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