物事のどのような部分に焦点を当てるのか。
そして、物事のどのような部分に空白をつくるのか。
その原則を日常で活かすために、もっとも有効な方法が「質問」です。
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「空白を埋めたくなる」という本能
人には、「空白を埋めたくなる」という本能があります。
なぜなら、人間の脳は、「空白」を嫌うからです。
たとえば、「この1週間で、やろうと思っていたのに、手をつけられなかったことは何ですか?」と質問をします。
すると、人間の脳は、自動的に質問に対する答えを探すのです。
また、その場ですぐに答えがでない場合でも、質問が空白となって、脳のどこかにとどまります。
あなたも、何か課題を抱えた状態のとき、人と話したり、散歩をしたりしているときに、フッと解決策を思い浮かべた経験がありますよね?
あれは、意識の中で質問を忘れていても、脳がずっと質問の答えを探していることによって起こるわけです。
自分の中に持っている質問によって世界の見え方が変化する
最近、よく考えるのですが、物事をポジティブにとらえる人と、そうでない人の違いは、「その人の脳の中にどのような質問を持っているか」によって決定されるのですよね。
たとえば、「どうして自分は運が悪いのだろう?」という質問を持っている人は、脳が常にアンラッキーな出来事を探しています。
それで実際に、少しでも悪いことがおきると、「やっぱり自分は運が悪いのだ」と思うことになってしまうのです。
一方で、「今日1日で、自分が感謝できることはなんだろう?」という問いを持っている人は、どんなに平凡な出来事であっても感謝できるようになります。
健康で食事をおいしく食べれることや、妻や子どもたちが笑顔でいてくれるだけで、感謝の気持が芽生えてくるのです。
この原則を効果的に利用してみる。
つまり、ポジティブな質問を自分に投げかける習慣は、幸せな日常を過ごすために非常に有効なものなのです。
あなたは、自分の中にどのような問いを持っているのか
通常、自問自答は、無意識的に行われています。
上に記したように、ポジティブな人はポジティブな自問自答をしています。
ネガティブな人はネガティブな自問自答を繰り返しているのです。
事実には良い悪いはありませんから、それ自体は、無色透明です。
そこに意味を持たせるのは、自分自身。
ですから、重要なのは、「自分の中にどのような問いを持つのか」ということなのです。
ポジティブな質問を毎日なげかけることで、物事の捉え方が変わり、ポジティブな気持になれるのです。
言葉にすると、とてもシンプルなことなのですが、効果は非常に大きなものです。
あなたが持っているポジティブな質問は何ですか?
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【編集後記】
昨日は、私がコーチングを受けました。
人は、行動量をあげようとしたり、頑張ろうとしすぎると、いつの間にか「目標の奴隷」になってしまうものです。
私だけではないですよね(汗)?
目的を見失いそうなときは、本来の目的に立ち返るべきですね。
このようなことに、定期的に気づけるのも、コーチングの良いところですね。
その上で、自分のやるべきことを粛々と進めていきます!
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