良習慣の習慣

「行動の先送り」を防ぐコツ

投稿日:2013/11/10


■ロードバイクのスタンドが届きました

8月末にロードバイクを購入してから時間がたってしまいましたが、ようやくバイクスタンドを購入しました!

室内の縦置き型です。
(こんな感じです)

バイクスタンド

商品はAmazonで購入しました。

●サイクルロッカー(CycleLocker) クランクストッパースタンド CS-102 室内用 縦置き 自転車スタンド

 

配送されたのが夕方だったので、妻が受け取ってくれていました。

商品は、自分で組み立てるタイプです。

わたしはその日仕事で遅く帰ったので、当日の組み立てはマンションの階下の方の迷惑になるので行えませんでした。

 

■小さなとっかかりだけやっておく

これが例えば週末の昼間に届いていたら、すぐに組み立てた可能性が高いです。

新刊の本でも、雑貨等でも、届いたときが一番エネルギーがあるし、なるべく早め早めの行動をしようと決めているからです。

 

しかし、商品に気づいたのは夜だったので、作業ができません。

しかもスタンドは大きな商品なので、そのままリビングに横たえて置いておくと、かなり邪魔です。(笑)

 

わたしは、自分の性格をしっているので、このままだとなかなか組み立てないまま、1週間とか2週間くらい放置することになるだろうと考えました。(笑)

そこで、早めに組み立てにとりかかるまでに、「あること」をしました。

 

■わたしが先延ばしを防ぐためにとった行動とは?

それは、本当に簡単なことなのですが、

【ダンボールを開梱しておく】

ということでした。

 

これなら音もたたないし、夜でも作業が可能ですよね。

その場で行動できる、最初のベイビーステップが、ダンボールを閉じているテープをカッターで開いただけなのです。

 

■ベイビーステップをひとつこなすだけで、次のとりかかりのスピードが変わる

翌日、早起きできたので、早朝をすぎた時間帯で、静かに組み立てを行いました。

結果、考えうる最短時間でスタンドを組み立てることができたのです!

 

ここで大切なのは、翌朝のエネルギーがあるときに、すでにダンボールが開梱されていたということなのです。

おそらく、到着時のように完全に梱包されていたとしたら、朝からスタンドを組み立てる気持ちが起きなかったのではないかと思います。

 

抽象的な表現になってしまいますが、到着時そのままの梱包状態は、100%の完成形なので、つけいるスキ(笑)がありません。

室内にあっても違和感がないのです。

 

しかし、ダンボールを開梱したことで完成形ではなくなり、99%くらいの状態になっているので、少しガードが甘くなっているのです。(笑)

つまり、違和感があるので、早くその違和感を解消したいという気持ちになっていたのです。

 

■目の前のことをひとつ行うことが完成につながるベイビーステップ

スタンドの組み立てに限らず、これは資格取得や語学の勉強も同じです。

完成形を想像すると、到達点までに遠大なイメージを考えてしまい、どこから手をつけて良いのかわからなくなることもあるかもしれません。

 

でも、それはまだ何も行動を起こしていないから、手のつけようがないものに見えているのかもしれません。

まず最初に、ベイビーステップで

【大きな目標の100%の状態を崩してみる】

ことにチャレンジしてみましょう。

 

例えば、資格取得のための本を買うのでもよいですし、スクールの資料を請求するだけでも良いのです。

目標を達成したのち、「あの一歩こそ、すべての始まりだった」と思えるように、小さなベイビーステップを踏み出してみることが大切なのです。

 

ポイントは、その場でできる行動を感情をはさまずにとりあえずやってみるということです。

ほんの15秒で良いです。

 

次のとりかかりのステップに入るスピードに違いがあるのは確実です。

小さな労力のわりに、効果は大きい良習慣ですので、ぜひ取り入れてみてください!

 

【今回の良習慣】
遠大な目標にみえることでも、いまの自分ができる行動を15秒だけやってみる

 


 

-良習慣の習慣

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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