頭だけで学ぶ「知得」があります。
その一方で、身体も使って学ぶ「体得」もあります。
「知得」と「体得」は、どちらも重要で、どちらか一方ではなく、両方セットで循環させることが重要だということを再認識しました。
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娘のアスレチック体験にみた2つの言葉
先日、家族で「ありのみコース」という大型のアスレチック施設に行きました。
そのアスレチックで、6歳の娘が、手こずった遊具がありました。
私は、娘に口頭でその遊具のクリアの方法を説明しました。
娘ひとりで取り組んだものの、なかなかうまくいかず、時間をかけても難しいようでした。
それを見ていた妻がサポートして、1回目なんとかクリアできたものの、怖さを感じているように見えました。
しかし、娘は納得がいかなかったのか、すべてが終わってからもう一度挑戦。
2回目は、みごと自分ひとりの力でクリアできたのです。
1回目は私の口頭の説明だけではうまくできませんでした。
しかし、1回目でも自分の身体を使いながらなんとかクリアできたので、2回目がスムーズにできるようになったわけです。
私は、娘のチャレンジ精神をたたえつつ、ふと「形式知と経験知」という言葉を思い出しました。
形式知と経験知は循環させることが重要
学んで得られる知識は、「形式知」と「経験知」に区別される、と言われます。
「形式知」とは、本を読んだり、人から聞いて得られた知識のことです。
一方、「経験知」というのは、実際に体験して得られた知識のことです。
これは、どちらか一方だけではバランスが悪いのです。
要は、学習するプロセスでは、「形式知」と「経験知」がお互いに影響しながら、循環するのが良い流れなのですね。
「形式知」と「経験知」はどちらが先でも良いのですが、重要なのは、2つを循環させることです。
本を読んだらアクションしてみる。
アクションの結果を踏まえて、もう一度本を読んでみる。
そのように、知識と経験の両方を意識的に使うことで、「知得から体得に移行する」わけです。
経験知を得るために身体を使おう
私は、スイムトレーニングに行くとき、コーチにレッスンをお願いしています。
まず、コーチにアドバイスを受けて、実際に自分で泳いでみること。
これが、経験知です。
次に、うまくできていない部分を指摘してもらいます。
ここが形式知にあたります。
さらに、また泳いでみて、「あっ、ここがうまくいった」とか、「どうしてもうまくできないな、、、」と感じながら、経験知にしていくわけです。
このように、「形式知」と「体験知」をいったりきたりしながら、「頭」と「身体」で水泳がうまくなるように学んでいます。
つまり、「形式知」と「経験知」は、セットにしておくことを意識しておきたいもの、ということです。
そして、セットで使うのが大事なのですが、バランスとしては50%ずつではなく、「頭だけでなく、身体も使う」というところを重要視したいものです。
「経験知」は、「できた」、「できなかった」がはっきりするため、客観的な評価にも活用できます。
「計測できるものは管理できる」とはドラッカー氏の言葉ですが、行動によって「経験知」を知ることで、成長の指標にしていきましょう。
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【編集後記】
昨日は、翌日の娘の運動会の準備をしていました。
ビデオカメラとデジタルカメラを充電して、早めに就寝。
今年は保育園最後の運動会。
どんなドラマが生まれるのか楽しみです。(^_^)
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