「魅力的なサービスメニューとは、どんなものなのだろう?」
コーチングメニューを考えるプロセスで、そのような問いが生まれてきました。
メンターのアドバイスから、積み上げ思考よりも、逆算思考のアプローチが有効だということが分かってきたのです。
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ある女性写真家の撮影費用の変化
昨日、コーチングセッションを受けているときに、興味深い事例を聞きました。
私は面識がない人の話なのですが、とある女性と、ある女性写真家の話です。
数年前、その女性は、まだ駆けだしだった女性写真家のかたにプロフィール写真の撮影を依頼したそうです。
当時の撮影フィーは1回あたり20,000円。
女性写真家の腕は確かで、プロフィール写真は見事なクオリティー。
依頼した女性は、大満足だったそうです。
その後、その女性写真家のかたはどんどん活躍の場を広げていき、大人気になっていきます。
その結果、、、現在は予約しても3ヶ月待ちだそうです。
しかも、撮影フィーは当時の5倍(!)。
要は1回の撮影費用は、10万円になっているのだとか。
撮影フィーが5倍に上がっても、キャンセル待ちが出ているなんてすごいですよね。(^_^;)
コーチングフィーの変更を積み上げ思考で設定する
私は、コーチングフィーも同じように価格を変更していくものだと考えていました。
たとえば、ルーキーコーチなら、まずは1ヶ月5,000円のコーチングフィーからスタートする。
そのコーチが受け持てるクライアントのキャパが、1ヶ月で最大5人だとします。
1ヶ月5,000円のクライアントさんが5人埋まってしまい、それでもキャンセル待ちのお申込みがあるようなら、10,000円にコーチングフィーをあげることを考えるでしょう。
そのようにして、1ヶ月10,000円の枠が埋まったら、1ヶ月20,000円の価格になり、同じように、30,000円、40,000円、、、というように設定を変えていく。
そのようなものだと考えていました。
しかし、最近の私は、そのようなやりかたは、ちょっとだけ問題があるかもしれない、と考えるようになりました。
なぜなら、常に自分の思考の枠の中だけで価格を考えることになるからです。
つまり、積み上げ思考になってしまい、インパクトのあるメニュー開発や、イノベーションは生まれないのです。
時間がありあまっているなら、積み上げ思考でかまいません。
でも、「なるべく早く成果を出したい!」と思うのならば、従来と違った考えかたをしなければならないのです。
逆算思考で価格設定を考えてみた
そこで、別のアプローチから価格を考えます。
それは、「先に価格を設定してから商品メニューをつくる」ということです。
たとえば、1ヶ月10,000円のコーチングメニューがあったとしても、それとは別に、50,000円のメニューを考えてみる。
期間など細かいことは置いておいて、とにかく「50,000円という価値」からサービスを考えてみるのです。
すると、「もし、自分が提供できるサービスで、50,000円のフィーをいただくとしたら、どのような支援ができるだろうか?」という考えかたになります。
つまり、価格から逆算してサービス内容を考えることになるのですよね。
そうなると、先にあげたような積み上げ思考では出てこない角度のアイデアが生まれてくるのです。
実際に昨日、私はコーチングを受けていて、新しいサービスのアイデアを考えつきました。
また、1人では思いつかなかったようなアイデアをコーチから提案してもらいました。
実際にご紹介できる形になるまではもう少し頭に汗をかく必要がありますが、サービスにお申込みくださったクライアントさんが「輝く」メニューになると思っています。
これは、積み上げ思考ではなく、逆算思考だからこそでてきたアイデアなのです。
もし、あなたが積み上げ思考でうまくいっていなかったら、逆算思考でのアプローチを試してみることをおすすめいたします。
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【編集後記】
昨日は、初めてお会いするSさんと会食。
私からすれば、とてもうらやまし実績をお持ちのかたでした。(^_^;)
ユニークな視点からプログも書かれていて、いろいろと学ばせていただきました。
Sさん、ありがとうございます!
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