成長するためには、苦しさや根性が必要でしょうか?
それとも、楽しさを感じながら成長できるものなのでしょうか?
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クライアントさんの順調な成長プロセスにやってくる落とし穴を避ける
先日、早起きコーチングの継続クライアントであるNさんと定期セッションを行っていました。
Nさんは非常にまじめで誠実。
素敵なクライアントさんです。
セッションを経て2人で決めた課題はきちんとクリアしてくださるし、たまにできないときがあっても落ち込まずに再チャレンジしてくれます。
結果、3か月プログラムの半ばにして、早起き定着してきました。
スタートした当初は、7時すぎまで起きれなかったNさんですが(汗)、徐々にペースを上げて、最近は安定して6時15分をキープできるようになってきたのです。
ここまでくると、次のフェーズです。
習慣化のプロセスの中にある、「飽きてくる」、「マンネリを感じてくる」という段階です。
このタイミングで、私が行うことは、クライアントさんの目標のハードルをちょっとだけ上げること。
要は、クライアントさんが「少しだけ大変さを感じるレベル」に目標の難易度をあげるべきタイミングなのです。
私がクライアントさんに目標を強要してしまった理由
私は、Nさんが最初のオリエンテーションで、「早朝出社をしたい」という願望があることを覚えていました。
そのため、このタイミングで、30分早く出社をしてもらうことを目標にします。
ここで、私の気持に変化が出ました。
Nさんの早朝出社の目標について、イメージを具体化しているうちに、私の想像の中にNさんが浮かんできたのです。
私のイメージの中では、Nさんが、朝の静かなオフィスで最重要のタスクに取りかかっている姿が目に浮かびました。
なんと、クライアントさんのイメージを具体化しているうちに、私がイメージを明確にしてしまったのですね(笑)。
あまりにもリアルだったので、私は、Nさんに、「ぜひ、やってください!」と半ば強制的にリクエストをしてしまいました。
本来であれば、、、コーチは、クライアントにリクエストを強要しないのが一般的です。
コーチングは、クライアントの自発性を引きだすという大切な目的があるからです。
それなのに、私は、Nさんに強めのリクエストをお願いしてしまったのです。。。(^_^;)
しかし、そんな私の無茶ぶりにもかかわらず、Nさんは見事に早起きに成功。
5時55分に起床報告のメッセンジャーが届きました。
そして、早朝出社にも見事に成功!
翌日、Nさんからお礼のメールが届きました。
昨日はありがとうございました!
おかげ様で、見事に早朝出社できました^^何ヶ月振りでしょうか。。。^^;
本当に朝の気持ちの余裕が違いますね♪
コーチとしては無茶ぶりであったかもしれません。
しかし、私の働きかけは1つのきっかけであって、Nさんは達成感と充実感を味わっていますよね。
楽しさを感じながら成長するチャレンジ方法とは?
上に記したことから、本日お伝えしたかったのは、「楽しさを感じながら成長するための方法」です。
名著「フロー体験 喜びの現象学」を書いたミハイ・チクセントミハイ教授が書いています。
人間が、「フロー」と呼ばれる集中状態に入るのは、
「自分の難易度に見合った、ちょうどよい難易度のことにチャレンジしているとき」
に、もっとも楽しくチャレンジができるそうです。
つまり、普段慣れ親しんでいる行動よりも、ちょっとだけハードルが高いことに挑戦することが、楽しくチャレンジを続けるコツなのです。
フルマラソンで、自己ベストを少しずつ更新していくようなイメージです。
結果的に、私は、Nさんに対して、「ちょうど良い難易度のチャレンジ」を体験していただき、楽しく成長してくことにつながっていたのです。
あなたも、楽しく成長するために、「普段より少しだけ高いハードルを超え続ける習慣」を試してみましょう。
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【編集後記】
昨日は、朝5時から海外在住の方とSkype。
「100人コーチング」にもご協力いただきました。
高い目標を掲げている人は、行動量も半端じゃないですね。
私も、「100人コーチング」で満足している場合じゃない。。。(^_^;)
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