人生には二通りのコースしかない。
「ヒツジのコース」と「ライオンのコース」だ。
千田琢哉さんの「ヒツジで終わる習慣、ライオンに変わる決断: 自分にイノベーションを起こそう!」の冒頭に書かれているこの言葉。
強烈ですね。
ヒツジにならずに、ライオンで生きていくために重要なのはどのような習慣なのか?
本書から3つの習慣を選んでみました。
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ヒツジとして群れるのか、ライオンとして孤高の道を進むのか
著者の千田さんいわく、
「ヒツジとは、何かあるたびに群がって
結局何も成し遂げられない人」
であり、
「ライオンとは、いたずらに群れず
孤高に物事を成し遂げようとする人」
との定義をされています。
そして、「どちらの道を選ぶか、すべてはあなた次第」とのことです。
私には、どうみてもライオンのほうがカッコよくみえます。
あなたは、いかがでしょうか?
ヒツジで終わらずにライオンになっていくために必要な3つの習慣
本記事では、その中でも特に共感した「第3篇 ヒツジとライオンをめぐるスタンス」に注目しました。
「習慣化の達人」として、本書から「ヒツジで終わらずにライオンになっていくために必要な3つの習慣」をピックアップいたします。
(1)ヒツジはいつもニヤニヤ笑っている
ライオンはいつもニヤニヤ笑われている
これだけは断言できる。
ニヤニヤ笑っている側より、ニヤニヤ笑われている側のほうが幸せな人生を歩んでいる。
いつの時代もライオンは社会的地位が高く、経済力も圧倒的に強い。
(P129)
今よりも上のステージに行きたいと思ったとき、これまでとは違った行動をとる必要があります。
それは、飲み会をことわって勉強したり、家族とののんびりした時間を削って高額セミナーに参加したりするような行動です。
ヒツジは、そんなふうに熱くなっているライオンを冷やかして笑います。
「そんなにお金とか時間を使ってどうするの?」みたいに。
でも、ライオンはヒツジに笑われることを気にしていません。
ライオンは、「額に汗しながら、何か1つのことにコツコツと必死に打ち込んでいる主人公」だからです。
(2)ヒツジは他人の実績を盾に威嚇する。
ライオンは粛々と実績を重ねる。
ヒツジは、知人の実績を盾にして、周りの人を威嚇するのが得意だそうです。
「私は、こんなすごい人を知っている」という自慢をします。
それによって、すごい人と同列に見てもらおうとするのです。
しかし、ライオンは違います。
自分ができることをコツコツと積み重ねます。
ラインオンは知人の自慢をするくらいなら、自分の実力を粛々と蓄えていく。
それによって将来花開いた時、逆に知人から自慢してもらえる存在になっていくのだ。
(P131)
(3)ヒツジはもらうために必死に生きる。
ライオンは与えるために必死に生きる。
ヒツジは、いわゆる「クレクレ星人」だそうです。
そのわりに、もらえるものが少ないと愚痴をこぼします。(^_^;)
ライオンは24時間365日、相手に「与える」ことばかり考えている。
幸せを与えたり給料を与えるすることによって、自分が生きていることを実感する。
(P159)
私の友人たちは、与える人が多いです。
それは、無料なのに濃い内容のブログを書いたり、無料でメルマガにコンテンツを提供していたり、目の前の人に3年先の未来を与えるためのアドバイスをしたり、後輩のために勉強会を開いたりしています。
みんな、時間が有り余っているからそのようなことをしているわけではありません。
むしろ、一般的な人よりも成果を出しているし、かなり予定が詰まっている人ばかりです。
さらに思うのは、そのように「与えている人のほうが謙虚」なことです。
不思議です。
ヒツジは原因を外に探し、ライオンは原因を内に探す
本書から、私が感じたのは、
・ヒツジ=他積思考
・ライオン=自責思考
ということです。
どこかでリスクをとる決断をしなければ、全員が例外なくヒツジのコースを歩むでしょう。
ライオンは決断します。
そして、チャレンジするプロセスでは、ミスをしたり、恥をかきます。
挑戦なのですから、仕方ありません。
そのような失敗も「込み」で決断ができる人はライオンのコースに進むことができるのです。
ライオンは、自分が人生の主人公だということを理解しているのでしょう。
ライオンのコースを歩んでいる人は、孤高の人です。
ときには孤独を感じるかもしれません。
しかし、ライオンが孤高でいられるのは、圧倒的な実力があるからです。
(1人でも十分にやっていけるのですが、より大きな目標を達成するために、協力を求めることもあります。)
さて、あなたが、ヒツジから抜け出し、ライオンのコースを進むためにできることは何ですか?
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【編集後記】
昨日は、午前中に継続クライアントさんのコーチングセッション。
早起きがすっかり定着したので、倦怠期を切り抜けるためにマンネリ対策をしていました。
次の目標を考えられるのも、努力して早起きを習慣化した成果なのですよね。
私が非常に嬉しさを感じる瞬間です。(^_^)
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