■星座も個人も同じ?
昨日は星が非常にきれいに見えましたね。
僕の目に、特にきれいに映ったのはオリオン座でした。
「星って、なんであんなにきれいに輝くんだろうなー」と考えるました。
そのとき、ふと思ったんです。
星座というのは、無数に存在する星のうち、ほんのわずかな数の星が、特に明るく輝いている形を表現しているんですよね。
そのように星座の成り立ちを考えていたら、これって個人にも当てはまることだよな、と思ったんです。
■星座は点で成り立っている
どういうことかと言うと、特に輝く星だけを見て、僕たちは「あれがオリオン座だ」と認識しています。
ですが、他にも夜空には無数の星が点在しています。
それらの小さな星は、ほぼ無いに等しい扱いになっています。
■星座から個人を考える
この流れを個人で考えてみます。
たとえば、野球の長嶋茂雄さんで考えてみましょう。
長嶋さんは天才と称され、日本プロ野球界では特別な存在感があります。
特に天覧試合のサヨナラホームランは、日本プロ野球を振り返るときに必ず語られる名場面です。
実は、長嶋さんは、エラーも結構多いし、ホームランを売ったあとベースを踏み忘れてホームランが取り消しになったり、生涯成績だって大活躍したイメージから言うと、突出しているほどではありません。
でも、長嶋さんを思い出すとき、プロ野球ファンはみんな長嶋さんの派手な活躍しか思い出さないのです。
ちょっと話は変わりますが、僕の父親は、長嶋選手の大ファンでした。
僕が子供時代に野球をやっていた頃、父親に「長嶋さんってどんな選手だったの?」と聞いたところ、とにかくチャンスに強くて、父親がここで打って欲しい!と願ったときに必ず打ってくれた、というのです。
冷静に考えると、そんなことないと思うのですが(笑)。
長嶋さんは三振だってけっこうしているんです。
その後を王選手がリカバリーしているんです(笑)。
でも、僕の父親に見られるように、長嶋ファンは、長嶋選手の勝負強さに魅力を感じています。
■まずは大きなひとつの輝きを見つけよう!
つまり、たくさんの小さな構成要素があるにもかかわらず、それらはほとんど無視されます。
そして、わずかだけれど大きな特徴だけが認識されるのです。
その結果として、「あれは○○だ」と表現される、ということです。
ですから、仮に小さな悪習慣がたくさんあっても、特に大きく輝く良習慣が少しだけあれば、「あの人は○○がすごい人だ」と認識されるのだ、というようなことなのです。
僕にも、あなたにも、欠点はたくさんあるでしょう。
もう、それは気にしなくても良いんじゃないでしょうか?
その代わり、何か少しでも強く輝くものがあれば、人はその輝きを見てくれます。
もしかすると、そのような輝きを、人は「才能」と呼ぶのかもしれません。
「感情が行動に転嫁されたものこそが才能」と定義すれば。
そのような意味では、「才能」がない人間はいませんね。
あなたの輝きは、まだひとつとかふたつかもしれません。
もしかしたら、まだ埋れているかもしれません。
でも、必ずあるんです!
ちょっと恥ずかしいですが、、、
僕はあえて言いたいです。
あなたに輝く星座になって欲しい!!
僕も輝く星を増やして、たくさんの人に「あの星座は素晴らしい!」と言っていただける日が来るのを目指しています!!
【今日の気づき】
星座とパーソナルブランディングは共通点がある
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