書く習慣

ふり返りによって成果を見える化する。1年をふり返るためにおすすめの5つの視点。

投稿日:2015/12/23


定期的に自らを振り返り、次に向けた改善点を洗い出す。

ドラッカー氏の言葉です。

その言葉を持ち出すまでもなく、ふり返りを行うことは、成長し続けるためには欠かせません。

私が今年1年をふり返るために使用したフォーマットをご紹介いたします。

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1年のふり返りをひとりで実施

「皇居ラン+1年のふり返り」イベントのために、1年のふり返りを行いました。

私は、ふり返りは、以下のような習慣を持っています。

・毎日:ブログ、5年日記
・毎週:ひとり会議

これだけでも、ほかの人よりふり返っている頻度は多いようにも思っていました。

しかし、今回あらためて気づいたのですが、より大きな視点での、

・毎月
・四半期
・毎年

という部分は弱いです。

特に、強化したいのは、1年をふり返るということでした。

 

1年をふり返るためにおすすめの5つの視点

今回のふり返りでとり入れた項目は、以下のようなものです。

1、3ヶ月単位に区切る

まず、1月スタートで3ヶ月ごとのフェーズに区切ります。

この、「時間に区切りを入れる」というのがポイントです。

ダラダラっと区切ると、ふり返りも曖昧なものとなってしまいます。

 

2、大きなイベントを書き込む

3ヶ月ごとに、大きなイベントや達成したことを書き込みます。

私は、家族との旅行、遠征のセミナーや今年2回参加した3日間セミナー、マラソンやトライアスロンなどを書きました。

 

3、注力していたことを書き込む

その時期に注力していたことを書き込みます。

私の場合は、その時期に取り組んでいた習慣や「100人コーチング」のことを書き込みました。

 

4、3ヶ月ごとのフェーズをひと言で表現する

今回試してみて面白かったことの1つです。

3ヶ月を俯瞰して、その期間をひと言でまとめます。

たとえば、農業のように、「種まき期」「水やり期」「成長期」「収穫期」といったような言葉をあてるのです。

私の場合は、それぞれのフェーズにフィットする言葉、「ルート選定期」「停滞期」「混迷期」「ポジティブ行動期」をあてました。

ひと言で表すことがポイントです。

 

5、お世話になった人、協力してくれた人を書き出す

私の場合は、家族はもちろん、ずっと継続で計約してくださっているクライアントさんや、悩める私にアドバイスや声がけをしてくださった方たちを書きました。

書いていると、自分を取りかこむ周囲のみなさんに感謝の気持が湧きあがってきて、「自分ひとりでは何もできないんだな・・・」ということを再認識できます。

 

以上が、私が今回のふり返りで使用したフォーマットです。

 

1年を俯瞰することによって次のステージへ移るための棚卸しをしよう

今回、ひとり作業を行って気づいたのは、以下のようなことです。

(1)1年というスパンでみれば、ずっと好調といことはないけれど、ずっと不調ということもない

(2)チャンスであっても、ピンチであっても、大きな変化は、「人」が介在している

(3)今の自分から考えると「もうちょっと手数を打てたんじゃないか?」思えるけれど、そのときどきでは最善主義で行動できている

特に、(3)に関しては、マイコーチに言われたのですが、「そのように感じるのは、1年前に比べて伊藤さんのステージが上がっているからですよ。」とのこと。

自分ごとにして見ると、大した成果が出ていないように捉えてしまいがちですが、コーチのように客観的な視点からフィードバックを受けると、自分の成長を実感できるし、嬉しいものです。

さて、まだ年末までには時間があります。

もし、まだふり返りができていない方は、先にご紹介したフォーマットでなくて構いませんので、ぜひ、1年のふり返りを実行してみましょう。

 

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■編集後記

昨日は、会社の忘年会でした。

翌日は早朝から皇居ランがあったので、一次会で切り上げました。

翌朝に約束を入れておくのは、ダラダラ生活を防ぐ良い強制力になりますね。(^_^)

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