■苦手だったトイレそうじ
わたしは、トイレそうじをすることがあまり得意ではありませんでした。
そもそも以前のわたしは、そうじそのものが、あまり得意ではなかったのです。
もちろん、たくさんの良習慣を身につけていく中で、そうじという良習慣も手に入れました。
そうじができるようになった今では、トイレそうじも特に苦にはなりません。
ただ、いまでも、まれにトイレそうじが面倒くさくなるような感情が出てくるときがあります。
そのようなとき、ある工夫をしています。
もしかしたら、あなたもそのように「やらなければならないけれど、少し面倒」と思うことがありませんか?
そのようなときに、わたしのやり方が役立つかもしれません。
■習慣と音楽の例
それは、
習慣にテーマソングをつくること
です。
音楽は、感情との結びつきが非常に強いものです。
たとえば、プロレスラーが試合で登場するときに自分のテーマソングと一緒に入場しますよね。
あれは、自分の好きなテーマソングと一緒に入場することで気分を高め、最高の気分で試合に臨めるような仕組みになっているのです。
また、毎回テーマソングを聞くことで、頭、心、体、すべてが「これから試合がはじまるぞ!」というスタンバイをするのです。
これは、佐藤伝ちゃんの「習慣トライアングル」をそのまま利用しているイメージです。
すなわち、
1.心:音楽で感情を高める
2.頭:音楽がかかったときに「パブロフの犬」状態になる
3.体:感情と結びついている行動をとれる
という流れを、音楽を利用することで自動的につくることが可能なのです。
■初動の負荷をできるだけ軽くする
わたしは、偶然にも「習慣トライアングル」を学習する前から自然と自分にとりいれていたことがあります。
それは、トイレそうじが面倒だ、と思ったときに、植村花菜さんの「トイレの神様」を流すのです。
※ご参考
トイレの神様/植村花菜
かなり、べたですね(汗)。
しかし、手前味噌ながら、これは実に素晴らしい良習慣です。
たまに、トイレの汚れを見て見ぬ振りをしようとした自分にパワーを注入するために、あえて音楽をかけることからスタートすることもあります。
音楽をかける行動は、トイレそうじより負荷がかかりませんので、比較的すんなりと行動できます。
「音楽をかける」のが難しくて悩む人はあまりいませんよね。
トイレそうじをしようとして、いきなり「トイレの洗剤を取り出す」となると、そうじをやらなければならない、という義務感に陥りがちです。
しかし、トイレそうじのスタートを「トイレの神様を聞く」という行動に置き換えるのです。
音楽をかけたあと、「トイレの洗剤を取り出す」という行動にするのです。
つまり、「ゼロからイチ」の行動のハードルをできるだけ落とすし、初動にのる感じをうまく利用してやるのです。
そのうち、音楽がかかると、意識することなく、トイレそうじにとりかかることができるようになります。
何度も繰り返し行っていると、今度は街中でふと「トイレの神様」を聞いたときにトイレそうじをしようとしてしまいます(笑)。
それぐらい強力です。
■習慣にテーマソングをつけましょう
あなたには、わたしのトイレそうじと同じように、行動する前に逡巡してしまうような習慣がありますか?
もし、あなたがそのような習慣をお持ちでしたら、わたしのトイレそうじと同じように、習慣と音楽をひもづけて、習慣に対するテーマソングをつくってみてはいかがでしょうか?
音楽をスタートさせれば、自動的に体が動くようになり、結果として良習慣となっていきます。
音楽を聴いているうちにそうじが終わっている、という副次的な側面もあります。
ぜひ、お試しください!
【今回の良習慣】
習慣に「テーマソング」をつける
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