気づきの習慣

「最高の一手」を得るための考察

投稿日:2013/12/11


■娘の保育園行事に参加

 

娘が通う保育園の行事に参加をしました。

呼称は「大きくなった会」ということで、4~6歳児が、それぞれ学芸会のような見せ物を発表してくれました。

 

親たちは、わが子の成長を見るために、こぞって参加。

年長組の保護者の方は、卒園間近だからでしょうか、子供たちの演技にうるっときている人も見られました。

 

そのようにして、あたたかくて楽しく、感動的な雰囲気を味わうことができました。

 

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以前のエントリで、運動会でビデオや写真に夢中になりすぎて、リアルの子どもを見ていない親たちを疑問視しました。

今回も同様の気持ちにはなりましたが、それとは別に、個人的にちょっとした試みとして、あえて写真をたくさん撮ってみることにしました。

 

本日は、その理由をお伝えしたいと思います。

 

■写真をたくさん撮ろうと決めていた

 

わたしが所有しているデジカメは、SONYのCybershot。

 

連射モードや、とびきりのズーム機能は残念ながらついていません。

そのため、タイミングを見計らってうまく撮る必要があります。

 

いつもなら、良さそうな表情を狙って数枚を撮影していました。

しかし、今回はビデオを持っていかない代わりに、写真をできるだけたくさん撮ろうと思っていました。

 

娘の出番がある舞台劇はおよそ20分程度。

出番も限られていますので、多少のピンボケや手振れがあっても気にせずにガンガン写真を撮りました。

 

■最高の一枚を見つける

 

失敗は失敗とすることにして、自分なりにあえてたくさんシャッターを押してみることにした理由。

 

それは、

「たくさんの写真を撮ること(手数を打つこと)が、最高の一枚を撮ることになるはず」

ということを実感したかったからです。

 

そのように意識して写真を撮りました。

そして、観劇が終了した後、自分が撮影した写真を見直しました。

 

すると、ありました!

奇跡の一枚とまでは言いませんが、かわいい笑顔で、非常に娘の楽しさを表現している写真が撮れたのです。

 

もちろん、チャンスを伺って、タイミングよくシャッターを切っていても、偶然同じような表情の写真が撮れたかもしれません。

 

しかし、プロのカメラマンではないのですから、自分のできる範囲で、たくさんの写真をとることが、最高の一枚を撮ることの最短ルートではないでしょうか?

実際、本日はそれを実感できました。

 

■人生でもビジネスでも同じ

 

そして、この

 

「たとえ失敗しても良い。

 いま自分が感じることを、自分ができるだけ行動する。  

 結果を考えるのはその後でOK。  

 (それが、意外と良い結果を生み出すものだ)」

 

という思考と行動。

 

まさに、人生でも、ビジネスでも、同じように当てはまるのではないでしょうか?

 

今回の学芸会での写真撮影を、人生のチャレンジに当てはめてみましょう。

・娘が前を向いたときを逃さないように前を見る=自分なりにタイミングを計る

・良きタイミングでシャッターを押す=自分が感じたタイミングで行動する

・それなりの写真も撮れれば、失敗する写真もある=ある程度うまい結果が出ることもあれば、悔しい結果になることもある

・しかし、シャッターを押した数だけ、最高の一枚が撮れる可能性は高くなる=手数を打てば、最良の一手を見つけることにつながる

 

いかがでしょうか? 共通点があると思いませんか?

 

長々と書いてしまいましたが、やはり良い結果を出すために大切なこと。

それは

「手数を打つ」

ことなのです。

 

恥ずかしくても、情けなくても良い。

行動したことは絶対に失敗になりません。

 

なぜなら、その失敗は

「成功へのプロセス」

だから。

 

そして、これが大切なことですが、

いま、あなたは人生で一番若い

のです。

 

ですから今こそ、現時点では失敗と思われるようなことにもチャレンジしてみるべきなのです。

このまま逡巡していると、数年後に気づいたときには、また歳をとってしまっているのです。

 

そのとき、いまの年齢と同じ失敗をする方がカッコ悪いのではないでしょうか?

失敗するなら早い方が良いのです。

 

そして、早くその失敗を成功へのプロセスに塗り替えていくのです。

塗り替えるように行動していけば良いのです。

 

だから、動き出すのは「今」です!

自戒をこめて。

 

【今日の気づき】
「最高の一手」が欲しければ、「手数を打つ」こと

 

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