■古川武士さんの新刊を読んでいます!
ついに出ましたね〜。
わたしの師匠、古川武士さんの新刊!
※ご参考
新しい自分に生まれ変わる 「やめる」習慣
本の内容でわたしが「あるある」と同意した点がありました。
その内容に関わるのですが、本書に事実の捉え方を変えるとイライラが収まる、という記述がありました。
■タクシーでの道順確認
最近タクシーに乗ると、運転手さんが
「どのようなルートがご希望ですか?」
と聞かれますよね。
古川さんは、
「あまり詳しくないのでお任せします。」
とお伝えすることが多いそうです。
わたしも同じふうに答えます(笑)。
(車も持っていないし、運転免許も持っていないのであまり道に詳しくありません。)
それなのに運転手さんは、
「それではこの○○通りから××にでて、そこから向かうということで宜しいですか?」
と聞くのですよね。
お任せしているのに。
古川さんは「道のプロなのだから確認しなくても良いのでは?」という感じでイライラすることがあったそうです。
わたしもイライラするというレベルではありませんが、まったく同じ感情がありました。
■事実の捉え方を変える
あるとき、古川さんの考え方を変える出来事がありました。
古川さんは、とあるメディアでタクシーの運転手さんの話を目にしたそうです。
運転手さんは「道順を確認してきちんとお客様にお伝えするように会社に言われている。本当は面倒くさい(笑)。」
それを理解した古川さんは、事実の捉え方が変わったのです。
「運転手さんも面倒くさいと思っているけれど、仕方なくやっているか!」
というふうに。
そうなると、古川さんとしてはむしろ同情心のようなものが芽生えてきたそうです。
それからはタクシーの運転手さんに道を確認されても、笑顔で
「はい!それで大丈夫です!」
と答えられるようになったとのこと。
さすが古川さん、良い例を持っています(笑)。
■実際に聞いてみました
実は本日、休日出勤をしました。
本来は昨日が仕事収めだったのですが、トラブルがあって今日まで延びてしまったのです。
納品する商品の量が、一人で持ち歩くには厳しかったので、移動にタクシーを使うことにしました。
そこで、本に書いてあったことは本当なのか運転手さんに聞いてみました。
すると
「はい、本当です。100m迂回してメーターが上がっただけでもクレームをいただくことがあったりしますので。」
とのこと!
いや~世知辛い。。。
と思ってしまいました。
すごい人は「たった1メーターでも大切なことなんだ」と思う人がいるのかもしれません。
でも、わたしにはできないし、やりたくないですね。
1メーター上がったところで、自分が「お任せします」と言ったことには責任を持ちたい。
そうでなければ「お任せ」と言っては駄目でしょう。
ほんの一言かもしれませんが、そこも自責でありたいです。
「お任せします」と言った自分の発言も事実。
裏事情を知れば理解できることも事実。
解釈で感情は変わるのです。
もし、あなたがイライラする自分をやめたいと思うことがあれば、解釈の仕方を変えてみることをおススメいたします。
おそらく、あなたをイライラさせている人は、あなたをイライラさせるために行動したり、発言したりしているわけではないと思います。
思わずイラついてしまいそうになったとき、一呼吸して
「いま自分が変えられることは何か?」
と問いかけていただきたいと思います。
ご参考になれば。
【今日の良習慣】
イライラしそうになったら相手が自分をイラつかせるためにやっていないことを理解する。
その上で、「いま自分が解釈を変えられるとしたら?」と問うてみる。
コメントを投稿するにはログインしてください。